FRBパウエル議長の、アメリカ経済に対する考え方の定点観測

浜口です。お暑うございますね。

こんな週末は、冷房の効いた部屋でアイスコーヒーなど飲みながら。日々かまびすしく。さまざまに入ってくる市場情報からは一旦離れ、ちょっと立ち止まって。現状と今後の相場について、頭の中を再整理してみようかな。

FRBパウエル議長の考え方、ひいては今後のアメリカ経済について。今日配達されてきた日経ヴェリタスの中の三菱UFJ銀行の鈴木敏之さんのインタビュー記事が。オーソドックスでよくまとまっているように思いましたね。備忘録入りです。詳しくは実際に新聞を買って読んでいただきたいと思いますが、以下に要旨、当方が黄色のマーカーを引いた部分を。

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・2018年は9月と12月に利上げ。19年も3回程度の利上げが考えられる。

・ここもとの貿易戦争の結果、相手国が情報して米国にとって好ましい貿易体制になれば逆に関税を引き下げる可能性がある点に、パウエル議長は言及している。

・同議長は、生産性が高まらないと賃金は上昇しないとの立場。生産性があまり高まっていない現状を見ると、利上げを加速することには慎重だろう。

・同議長は、「米長短金利の逆転は景気後退のリスクとは見ていない」と主張。背景には、トランプ政権による財政支出拡大の効果が今後2〜3年は続くと見ていることがある。

・・・まあ、以上は現状の定点観測ですね。FRBパウエル議長の、アメリカ経済に対する考え方の。
今後、どうなっていくのかな。

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