日本郵船・商船三井・川崎汽船がコンテナ部門を・・・

浜口です。

日本郵船・商船三井・川崎汽船、コンテナ船事業統合を発表という記事が。

本件に関しては、株価は日本郵船・商船三井は大幅高。川崎汽船は、さるファンドの大量保有が以前からはやされていたせいか、小幅高。一方でアナリストレポートを片っ端から見ると、本件が発表された本日現在では、この統合を評価しない向きが多い。「Sell」としているアナリストも少なくない。

株価とアナリスト、どちらが正しいんだろうか。

ちなみに当方は日本郵船を一時持っていたが、雲行きが怪しくなった段階で売却。ブログでは「さる景気敏感株を売却」と書いてた、その少し前の頃ですね。

う~む。日本郵船、株価がとても低い中、大出来高で動意づいている。これだけは間違いない。これが一過性なのか否か。ちょっと注目、成り行きを見守ることにしよかな。そんな気持ちになった。さあ、どうなるか・・・。

久々にリスク・オン??

浜口です。

久々にリスク・オン、なんでしょうね。特に日本株。上がる理由?特に見当たらない?そんなことはないって。いろいろあるが・・・来週あたり、後講釈的にコメントされるんじゃないのかな。何かと。評論家から。

当方ここから結構、期待できると考えるが・・・疑い深い人は、11月8日、アメリカの選挙までと割り切るのもいいかもな。

風に吹かれて?為替が円安に振れているが・・・

浜口です。
為替が円安に振れてますね。

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1〜2か月前あたりは、為替の専門家・識者と言われる人達の多くが、実に実に理路整然と円高を唱えていた。すぐにでも100円割れは必至と。95円割れも十分ありと。近いうちにもと。それをあざ笑うように、足元で円安に振れている現状。これをどうとらえるべきなんだろか。

当方はノーベル文学賞候補のBob DylanのBlowin’ in the wind、邦題「風に吹かれて」の歌詞が頭をよぎりましたね。曰く:

The answer, my friend, is blowin’ in the wind.The answer is blowin’ in the wind
友よ。答えは風に吹かれている・・(要は答えはない、もしくはわからない。誰にも決められない。)

・・・と、今日、朝になってみたら、この写真の円安、「行って来い」になっていた。やっぱり為替市場、風に吹かれているのかなあ。

取り留めがなくなりました。この辺で。まあ素直に虚心坦懐に、市場を見ていくことにしましょう。

日経平均の13週と26週がゴールデンクロスと

浜口です。おはようございます。ただいま、朝の6時25分です。

たった今、マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木さんがテレビ東京のモーニングサテライトで、 日本株に対して強気の見方を披露されてますね。わかりやすい・・・興味深く思われたので、ちょっとテレビ画面の写真を撮らせていただきました。

日経平均の13週と26週がゴールデンクロスしていると。で2012年以降過去2回は、ゴールデンクロス後、大相場に発展していると。

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で「大相場3条件」に、今回も合致していると。
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もちろん、このフリップ以外のことも詳しく説明されていました。なるほどなと・・・当方には、違和感はないご意見でしたけどね。どうなるか。

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おっと…日本株は夜明け前と。どうなるか…

徳山に出張②来てよかった…錦帯橋温泉・岩国国際観光ホテル

浜口です。週末ですが・・・マーケット、あまり代り映えしませんね。退屈。まあこういう時期も、あるんでしょうね。

徳山に出張①徳山から錦帯橋への続きを。2014年9月の話。
今日は錦帯橋のすぐ側にある、錦帯橋温泉・岩国国際観光ホテルに泊まる。ここがなかなか、良かったんだよな。写真を。

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ホテルの部屋。ちょっと狭めのツインのシングルユースだが…ホテルチェーンのムードはなく、日本の昔ながらの観光ホテルがツインの部屋をこしらえましたと、そんな素朴な感じ。これはこれで、なかなかよかった。

このホテルには、温泉が引かれていて、露天風呂もある。柔らかいお湯でなかなか良かった。さてさてこれから、夕食へ向かうことにするな。

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ホテルの中、「料亭・桜茶屋」というところで、懐石料理をいただく。まずは前菜。じゃがいも、メークイーンの釜焼き。小ぶりな海老も乗っていて、実に旨しだった。

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お造り。鯛、ハマチ、イカ。珍しい素材ではないが、質感は高く、実にうまし。

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これはちょっと驚き。のどぐろの唐揚げ。抹茶の塩でいただけと。珍しいよなぁ…のどぐろを唐揚げで食べるのは初めてだが、美味だった。のどぐろ、どんな調理法でも、すべて旨し。ネガティブな要素が全く見当たらない魚であることを、再認識した次第。

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冬瓜の含め煮。上に乗っているのはうなぎ。う〜む。That’s和食…文句なしに、旨し。

これ以外にも〆サンマと岩国レンコンなど、他に何品か。このあたりまでは、アテ的な食べ物。少しずつ出てくる。ビールをいただきながら食べるのに、ピッタリだったな。

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左は、岩国寿司。この地の保存食だそうな。鯖や鯵などの魚の身をほぐして混ぜ込んだ酢飯に、椎茸、レンコン、錦糸卵などを載せて、上から圧縮して作り上げる。独特の大きな押し枠を使って、寿司職人が白足袋を履いて寿司の上に乗って、ご飯を足踏みして、「押して」作るらしい。一度に5から6升、約150人分を六段に重ねて作ると。右側の汁物は、「大平」と呼ばれる、岩国で食べられている筑前煮と。両方とも、旨しだったな。

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翌朝。錦帯橋のあたりを散歩。天気は今一つだが・・・錦帯橋が水面に映っていて、上下対称に見える。面白い写真が撮れたもんだ。なんだか、長崎のめがね橋をイメージさせるな。

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ホテルの朝食。右側の豆乳鍋が、ぷるんぷるんとしてて、実に実に旨しだった。これは嬉しいサプライズ。と、何故かヤクルトがついていた。聞けばこの地域は、ヤクルトをよく飲むお土地柄らしい。理由はよくわからなかったが…

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大阪への帰路につく。新岩国からこだまで。博多発岡山行き。岡山が終点のこだまがあるとは、知らなかったな。で、岡山から新大阪までは、のぞみで。

しかし山陽新幹線は、トンネルが多過ぎだな。まず新大阪から新神戸までは、ほとんどトンネル。そこから先は、福山あたりまでは車窓が楽しめるが、福山から徳山にかけては、ほとんどトンネル。地下鉄状態。車窓は絶望的。
この区間は可能な限り、在来線の山陽本線を利用したい。せっかくゆるりゆるりと進むこだまに乗っても、トンネルばかりだと、時間がかかるデメリットばかり感じてしまうよな。ご参考まで。

さて
岩国国際観光ホテルは、ムード、食事とも、なかなか良かった。ここはもう一度泊まってみたいな。そのときにはワングレード上の食事、頼もうかな。そんな気分にさせられましたね。
典型的な、昭和の時代の観光旅館。そんな良さがよ~く残ってる。これでいいと思う。改装すべきところはきちんと改装されており、古さは感じられない。おススメです。

食事は同じ和食でも、例えば出雲・鳥取に旅行③鳥取の宿「観水庭こぜにや」に感動・・・とはある意味、対照的。こちらはズワイガニ、ノドグロ、地元産のエビと、素材で圧倒する。もちろん、味付けも素晴らしいが。

一方でこの宿の食事は、それほどの「地のもの」名産がない岩国という地域において、少しずつ、丁寧に丁寧に作って、出してくれるイメージ。素材は控えめだが、丁寧に料理を作る姿勢に、好感が持てる。というか、どこか一生懸命で、可愛げすら感じられた。

この宿を発掘出来たのは、今回の大きな収穫。来てよかった。しみじみ、そんな気持ちになったな。人生悪くないって。

10月に入って日銀がETFを買っていない

浜口です。

写真の通りですが…10月に入って、日銀がETFをまとまって買っていない。どうしたんだろう。

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この文章を書いているのは13日のお昼。前場の日経平均は65円安だから、今日は買うのだろうか。

ちなみに9月末にかけての日銀の買いっぷりは下記の通り。きちんと733億円買ってますよね。9月後半にかけて。前場、下がった日には。

まぁ計算してみたら9月は7000億円ぐらい買っているから、 6兆円を12か月で月間5000億円買うということを考えると、9月に買いすぎた分の調整と言えなくもないんですかね。

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徳山に出張①徳山から岩国、錦帯橋へ

浜口です。2014年9月の話。

出張で、山口県は徳山へ。その後で岩国へ向かい、錦帯橋の近くで1泊しました。なかなかよかったな。写真を。

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山陽新幹線のこだまに乗って、新大阪から徳山に到着。すると駅に、大きな「ふく」(山口では、フグのことをふくと呼ぶ)のモニュメントが。観光案内所の方曰く、「山口県のふくは有名だが、中でも特に、徳山の沖合で取れる内海ものが最高。透明感のある白みの肉質、刺身は絶品。歯ごたえには幸福感があります。ふくのふるさと徳山の味を、どうぞご賞味くださいね」と。

なるほどな。徳山といえば、化学のトクヤマ、旧徳山曹達のイメージが強かったが…そればかりではないんだな。

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徳山駅にて。これは岩徳線の気動車。全く色合いの異なる車両を2両つなげてるが…中国地方の気動車、こういう編成もたまに見かける。関東の電車なら、考えられないよなぁ。

徳山で勉強会を二か所で実施。このあと当方、徳山を後にし、山陽本線で岩国へ。新幹線ではなく在来線利用。所要時間は71分。途中、車窓から瀬戸内海・安芸灘も見えたし、良かったな。で、そこからタクシーで錦帯橋へ。楽しみだ…

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錦帯橋!きれいだったな。錦帯橋は、戦後まもなく発売された観光切手にあったのをよく覚えていたが、ここを訪れるのは、今回が初めて。橋のアーチの感じが、なんともすばらしいなぁ。

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錦帯橋を渡ってみる。アーチの所、こんな階段状になってるんだなぁ。上り下りの高低差が、結構あるな。

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錦帯橋を、逆光で撮ってみた。きれいなシルエット。これはこれで、別の良さがあるよなぁ。

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錦帯橋から、錦川を望む。上は下流に向けて、下は下流に向けての写真。ずいぶんとムードは異なるな。

下流にかけては流れが急になるが、上流は穏やか。そこになんと、天然の大きな鮎がたくさん泳いでいた。ちょっと、壮観なくらいな。その鮎を狙って、釣り人たちが、川の中に入って竿を振る。これは釣れるだろうなぁ。

さてこれから、今宵の宿にチェックインします。次回に続きます。

「住友銀行秘史」・・・凄いな・・

浜口です。

こんな本が店頭にあるのを見つけた。凄い・・当方、迷わず購入。

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当方現在、読み進み中ではあるが…ものすごいリアリティー。引き込まれる。万人にお勧めできる本ではないが…この時代に生きた金融マンには、是非、書店で手に取ってもらいたい。途中まで立ち読みすると、最後まで読みたくなると思いますね。

かつては飛ぶ鳥を落とす勢いの、かの住銀の物語…磯田会長、向こう傷は恐れないというが・・・仕手筋との関係、巨額の不良債権融資、権力闘争。かの住銀が・・・で、許永中は、本物の悪と。

で、住銀の一役員だった筆者は、繰り返し内部告発文を送る。驚くべきことにそれは、大蔵省や日銀、新聞社にまで。その文面まで、記されている。その告発文が世の中を動かす。

イトマン事件の関係者が半分近く亡くなった。そんな時が来た今だからこそ、書ける本なんでしょうね。

とりとめがなくなりました。この辺で・・・・

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富士通よ、おまえもか・・

浜口です。

富士通、パソコン事業をレノボ傘下にと。

富士通よ、おまえもか・・・1990年代に輝いていた産業が、次々と。

想いおこせば・・・1970年あたりは、「鉄は国家なり」「鉄は産業のコメ」と言われた。1980年代以降は、「半導体は産業のコメ」と言われるようになった。で、現状は・・・みなさん、ご存知の通りですよね。

時代の流れと言えばそれまでだが、産業は変わる。この事実を、再認識させられるニュース。しみじみするな。良くも悪しくも。Bob Dylanではないが、時代は変わるな。

富士通、ITバブルの頃は株価、5000円以上してた。それが今は、1/10程度。それでもまだ、頑張ってるほうだよな。

富士通、これで良い企業に変身できればいいが、どうかな。

日銀の株式ETF6兆円購入のインパクトは・・・

浜口です。

最近当方、日銀がらみの話が多くて、食傷気味かもしれませんが・・・やっぱり重要なことですのでね。さらに説明を。自分の備忘録としても。

これは少し前、モーニングサテライトで大和証券の木野内さんが説明に使っていたフリップ。 これまで、どこかの主体が大幅に日本株を買い越しした年の金額ベスト5と、その買い越し主体の分析。

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この表からは、いろんなことが見てとれるんですよ。実に興味深いって。以下に、その一部を。

まずこれまでは、買い主体はベスト5いずれも、外人投資家。 2013年に15.1兆円の買い越ししたときは、アベノミクスに対する期待感が強烈に高まったことが背景。一方で今年に入ってから外人は8兆円前後?の売り越し。おそらくはこの時に買った外人のアベノミクスに失望した向きの打ち返し?あるいは年前半、原油が暴落したので。、サウジあたりのオイルマネーが、世界的に流動性のある市場で株式を売却した。一方で日本は、日銀がETF買いを増やしているくらいなので、売りたい向きからすれば大いに結構、流動性がありまくるので喜んで売る。そんなあたりが理由だと思うんですけどね。

しかし・・・この表を見ると、紙幣の輪転機を持っている日銀も年間ETF6兆円買い越し、それを当面続けていくと、一応は公言している。まあ買い越し、一年では終わらないでしょうね。う~む。これは、株式需給面の強烈なポジティブインパクト、そう捉えるのがやはり、妥当ではないでしょうかね。

外人投資家も、日銀のETF買いに乗じて、保有している日本株を売ったはいいが、その資金は、どこに振り分けるんでしょうかね。素朴な疑問ですが。債券?まさかね。。。

まあ・・・やっぱり当方には、これからが楽しみに映るんだけどな。どうなるか。いずれ、結果は見えてきますね。良くも悪しくも。時間の問題で。どうなるか。