浜口です。仙台に出張①居酒屋つるかめの続きを。
昨日は仙台泊。今日は少し遠回りして帰ります。陸羽東線に乗るため。写真を。
昨日の宿、ドーミーイン仙台駅前の朝食。ドーミーインはいろんな種類のおかずがいろいろ、少しずつ食べれるのが嬉しいな。地のものも積極的に出してくれる。
写真で真ん中に鎮座ましましてるのは、はっと汁という、宮城県の郷土料理。「はっと」とはすいとんのようなもの。味付けは薄い塩味系の、野菜たっぷりの汁。八戸のせんべい汁、秋田のしょっつる鍋と重なる、そんな汁でした。旨しだったな。朝カレーが食べれるのも、嬉しいよな。
仙台から東北新幹線で古川に。さあいよいよ、陸羽東線に・・・期待が高まる。程なくして小牛田発鳴子温泉行きの気動車が到着。これに乗り換える。
陸羽東線の車内。鳴子温泉方面に向かって、左が2人掛け、右が一人がけのクロスシート。う~む、こりゃ旅情をそそられるな。いやがうえにも。山田線とか釜石線もこんな感じだったよな。
鳴子温泉に到着。なんだかとても穏やか。車両が景色に溶け込んでる気がする。
鳴子温泉といえば・・・こけしと鳴子峡が名物。しかし・・・鳴子峡は遊歩道が通行禁止と。残念。東日本大震災の影響が、残ってるみたいだな。ここは紅葉の超名所なので、その頃までには、復旧させるんだろうが・・・。
鳴子温泉の駅前に沸いてる温泉。白濁しているお湯に、温泉のリアルなありがたみを感じるな。
当方は近くの、早稲田桟敷湯(鳴子温泉)に立ち寄ってみた。写真が残ってないのが残念だが・・・源泉掛け流し温泉。HPにあるとおり、こちらの湯は無色透明ながらわずかに硫黄臭がし、温泉に湯ノ花がたくさん舞う、とても温泉らしい湯だったな。
新庄駅に到着。ホームの向かいを見ると・・・列車が二本待っていた。右は奥羽本線、秋田行き。左は、陸羽西線!、余目行き。う~む・・・時間があればな。陸羽西線に乗り継ぎ、さらに西の鶴岡・酒田、日本海側まで行きたかったな・・・
山形新幹線からの車窓。新庄~天童。素晴らしい。穏やか。ほっこり。実りの秋だな・・山形県は、景色も人もほっこり感が強い。「あたり」が柔らかい気がするな。
う〜む。禁断の組み合わせ。しかも昼から…米沢牛弁当とビール。こりゃ廃人だな・・・(笑)
陸羽東線は、古川を出てしばらくすると、車窓は一面の田んぼに。日本の穀倉地帯といったイメージ。銘柄、宮城のひとめぼれかな?白鷺がたまに飛んでいたりする。
鳴子温泉にかけてはさきほどの、駅に止まってる気動車の周りの景色のイメージ。山の中だが視界が開けていて、きれい。
鳴子温泉から新庄にかけては、最上川に沿って走る。はじめは山の中、緑が濃い・・・これが11月には、もの凄い紅葉の名所になる。そしてだんだんと、里に下りてくるイメージ。
山形新幹線の車窓は、はじめはのどかな、穀倉地帯。銘柄、山形のはえぬき?とてものどかで穏やかな、広々とした景色。そして米沢から先は山の中、急坂を降りていく。そして福島が近づくと、現実に戻される。
このように・・・陸羽東線の古川~新庄、そして山形新幹線の新庄~福島の車窓、本当に素晴らしいですよ。みなさんも仙台に行った折は、許されれば一泊し、翌日、このコースで東京に帰ってくると良いと思う。
ほんと、リラックスできる。この旅程、おススメです。人生悪くないって。
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