浜口です。
写真は、日銀政策決定会合の説明文。決定事項は、多数決で決めている。しかし・・・ふと考えたが、合議制で良いのか?
黒田総裁が本当にやりたいことをみんなが反対して実現できなかったら、どうなるんだろうか。そういう風にはならないようにあらかじめ根回しをしておくということなのか。しかし総裁が根回し?そんなことするのか?という疑問がふと、頭をよぎりましたが・・・確認したら、氷解しましたね。
日銀政策決定会合のメンバーは9名。うち5名は、黒田氏寄りと。政策決定会合の人事をするとき、総裁の意向が否決されることがないよう、配慮していると。そうか・・・まあよく考えてみれば、当たり前のことだな。
でも今回、評判があまり芳しくなかった資産買い入れ方針(ETF買い入れ増加は、日銀買取株の放出分にあてるという話が含まれてます)は、反対者が多かった状況が見て取れますね。説明文から。