ついに欧州債務危機の切り札、欧州共同債について、本格協議開始と、先週の日経一面に。
これが実現すれば、欧州債務危機問題は、おしまい。さあ、どうなるか。。。とにもかくにも、ドイツがクビを縦に振るか否か。この一点ですね。
とは言っても、政治的な動きがね。どう着地するのか。時間は、かかりそうですかね。
ドイツ、ユーロ圏共同債の発行支持に向け複数シナリオ=報道ということで、話が進展してるのかと思いきや、・・・・欧州共同債、期待しぼむ=独首相、反対を堅持との報道も。さあ、どうなるか?
メルケル首相さん。ドイツ国内の意見をうまくまとめて、どうか、EUのために、一肌脱いで、くださいな?ドイツもここもとのユーロ安で、大儲けしてるでしょ?悪くない、はずですよ?(笑)
「欧州共同債を本格協議開始」というが。。
島根に三泊、出張③一畑電鉄・山陰本線・木次線
浜口です。
秋の島根三泊出張の三日目。この日の目玉はずばり、テツ。まずは一畑電鉄を雲州平田から、松江しんじ湖温泉まで乗る。で、JR松江駅まで歩き、山陰本線で出雲市駅まで乗って、昼食。その後山陰本線を少し戻り、宍道から木次線に乗って、木次へ。ローカル線の旅。写真を。
東急もしくは南海からのお下がり電車。かなり古い。でも、味わい深いスタイル。
一畑電鉄、車内はこんな感じ。古い電車のせいか、ショックアブソーバがへたった車のような、ボヨンボヨンという感じの乗り心地だったな。
玉造温泉駅に途中下車。こ、これは古い、キハ47気動車。各駅停車。運転士さん、女性だったな。
出雲市駅にて。こちらは新しい、山陰本線、下り各駅停車の気動車。一両だけで運行。ちょっと、カワイイ感じだな?
山陰本線出雲市駅にて。今日のお昼は出雲そば。卵・とろろいも・大根おろしの、3点割り子そば。さすがに、出雲市駅。駅そばながら、きちんとした出雲そば、食べること、出来るんですな。もらったそば湯が、実に濃かった。そば汁に入れたら、とろ~とな?
宍道駅にて、木次線。ローカル線の、極みだな。宍道から終点の備後落合まで、81.9km。これを通して走る列車は、一日3往復しかない。え?二両編成?贅沢な車両運用だなと思ったが・・・一両は回送車両だった。。
木次駅にて。木次線、宍道行き。カラフルな車両。こちらは順当に、一両編成でしたな。木次線、山合いの景色、実にきれい。秋を感じるな。
木次線の車内。写真では違いがわかりづらいかもしれませんが、一畑電鉄の古い車両と比べると、格段に新しい。そして、意外に広く感じられるな。
奥出雲、木次。斐伊川の沈下橋。高知の四万十川、みたいだよな。とても好きなシーン。この写真を見せたら、ある人曰く。ほっとする風景、日本の原風景というコメントが、聞かれた。そのとおりだよな。
大雨や上流のダム放水などで、川が大幅増水した場合。橋に手すりなどがあると、橋げたごと全部、流されてしまう。沈下橋はそれを避けるために、川が増水して橋が水没しても、水がスルッと抜ける形にしている。結果、橋は流されない。。。そんな仕組みだな。
さて
木次で講演会・勉強会とこなした後。勉強会で当方の話を最も熱心に、うなづきながら聞いてくれていた、主催者側の女子行員。この方が当方を、軽自動車で駅まで、送ってくれた。「私が行きます!」と、自ら、名乗り出てな。う~む。嬉しいですな。残念ながら、こちらの写真は、なしです・・・。
その後宍道まで、木次線で逆戻り。タクシーでひらたメイプルホテルへ。2泊目。夕食の割烹温泉’ゆらり’も、2回目。
会席料理が。。。う~む。昨日とメニューが、ほぼ一緒ばい。換えてちょうだいなと、頼んでおいたのになあ?まあ、しょうがないか。
割烹温泉’ゆらり‘は、中国地方最大級の「100%天然掛け流し」の温泉。泉質良し。ここの露天風呂に浸りながら、今回の出張を振り返る。
・・・今回の島根ツアーは、3日とも天気に恵まれた。仕事も手応え十分、首尾良くこなした。そしてよく歩き、よく食べ、よく走り、よく乗った。訪ずれたのは、安来・松江・斐川・雲州平田・玉造・出雲市・木次。う~む、達成感。
今日はここに一泊、明日は出雲発羽田行きのJAL午前便で帰り、出社。で、夜は、facebookメンバーとの宴。出張、ずっと一人だったからな。仲間と会うのが、待ち遠しい。特に当方、この日会うメンバーとは、絆を強く、感じているんでな・・・・
温泉に入りながら、こんな思いに浸たった。空には、星が。空がなんて、低いんだろう。ここは。。。人生、悪くない。
次回は、経済・相場の話を、書きますね。悪しからず(笑)。
島根に三泊、出張②松江、宍道湖畔を走る
浜口です。
秋の島根三泊出張の二日目。この日も、かなり自由になる時間があった。ということで、またもレンタサイクルを借りて、宍道湖の周辺をふ~らふら。写真を。
宍道湖。松江しんじ湖温泉のホテル一畑の前。これからこの道を、西に走って行きます。実に、気持ち良か~。
一畑電鉄、松江イングリッシュガーデン前駅近くで。ローカル線車両が、回りの景色に、馴染んでると思う。実に、のどかだよな。
宍道湖畔。この海に沿った道も、自転車通行可。実に、気持ち良か~。大きな鳥が、いっぱい、いる。コハクチョウ、白鷺、スズガモなど。
帰りは、宍道湖湖北自転車道を。田んぼや大豆、ビール麦の畑の中を、走る。つくづく思う。自転車って、良いな。。。
一畑電鉄、松江しんじ湖温泉駅にて。左側は新しい車両。真ん中の金色ICHIBATAバッチが、輝かしい。右側は昔の、東急の車輌のお古ですな。
宍道湖大橋から見た、宍道湖。きれいだよな。右端に見えるは、松江しんじ湖温泉のホテル一畑。
JR松江駅にて。女性の駅員さん。「山陰本線上り、次は米子行きの普通列車、1番線から発車です~」と、かわいく、アナウンスしてたな。悪くないって。
出雲市の斐川というところで、講演会を。今日の宿は一畑電鉄、雲州平田駅から徒歩6分、平田メイプルホテル。夕食は近くの、割烹温泉’ゆらり’にて、連日、会席料理を。う~む。旨しなり。
今日は天気に恵まれた。レンタサイクルで宍道湖、実に良かった。仕事も首尾良く進んだ。
あとは、欧州の債務危機問題が峠を越えるのを、待つばかり。これをピンチと受け留めるチャンスにするかは、投資家次第。早晩どこかで、投資環境も、好転する。それは大雨一過の、この日の松江の、青空のように。さあ、転換期は、いつか?
島根に三泊、出張①安来と松葉ガニ事件
浜口です。
秋の島根に三泊、出張で行ってきました。出張とはいえ、今回はかなり、自由になる時間があった。実に味わい深い旅になりました。。。。。とまあ、仕事ですが(笑)。写真で、紹介します。まずは初日。
松江駅にて。偉大なるローカル線、山陰本線は米子行きの普通列車。まっ黄色、しかも電車なので驚いたが。。。この区間は、電化されてるんですな。これに乗って、安来に向かいます。安来節、どじょうすくい踊りで、有名だよな。
お昼は、駅弁にした。紅ずわい蟹の鮨なり。うましだったが、酢飯のお酢、少しきつめだったな。
安来駅にて。レンタサイクルを借りました。これで2時間ぐらい、当方、中海から町中まで、ふ~らふらと、巡りることに。
日本海では、ありません。宍道湖のとなり、中海です。汽水の富栄養湖だそうな。かつてはここを干拓し農地を造成、その干拓地農業用水確保を目的に中海を淡水化する計画があったそうな。とんでもない話だって。当然、中止になった。そんなことしなくても、島根にはいくらでも農地は、あるって?(笑)
高台から、中海と十神山を望む。きれいな景色。気持ちよか。今日の山陰、少し寒く、風も強いが・・快適です。自転車って、良いな。。
安来での講演会が終了。山陰本線で松江に戻り、今日の宿は、松江しんじ湖温泉のホテル一畑。夕食の期待が高まる。かに会席。とてもおいしかったが。。。ケチが。。
「御品書」を見ると、山陰松葉蟹と・・・え?本当に松葉蟹会席なら、3万円以上するでしょう?と思い男性店員さんに尋ねたら、「山陰の松葉蟹です。で、ずわい蟹と松葉蟹の違いは・・・」と、うんちくも含め説明を。ほんとか?・・・この蟹、確かにおいしいが、漁獲地近くの旬の蟹の味は、こんなもんじゃないはず?と感ぜられ、あらためて他の女性店員さんに尋ねたら、「ロシア産ですよ」と。。。
やはりな。なんで男性店員さん、松葉蟹と言ったんだろな?不信感のみ、残る。最初から、ずわい蟹として出してくれれば、良かったのにな。
なんとなく釈然としない当方、食後に散歩がてらビールを買いに、近くのスーパーへ。とそこにはなんと、・・・ボイル松葉ガニ鳥取(境)産が!!境って、境港だよな?980円?さらに2割引・・なんでそんなに、安いの?スーパーの店員さんに尋ねてみたら、かく曰く。「いかにも、これは正真正銘の、松葉蟹。安い理由は、右のはさみがないから。味?これはカニヒルがついてる上物なので、それはそれは、旨いですよ。鉄板ですけん。」と。
当方、早速これを買い求め、ホテルの部屋で、いただいた。さあ、どうか。。。う~む。さすがに、産地で食べる旬の蟹は、違いますな!とにかくこの松葉蟹、味が濃厚。足の身はみっちりと入っていて、ミソはもう、あふれんばかりに。う~む。充実感。こんなに旨い蟹、今まで食べたこと、ないって!!!・・・本日2匹目なのに(昼の駅弁も含めれば3匹目ですが)、まったく、飽きない。モヒモヒと、ひたすらおいしくおいしく、いただきました。ビールに、実によく合う。人生、悪くない。
翌々日、歩いてJR松江駅へ行く途中。松江中央水産物地方卸売市場の前を通りかかると、生きた松葉蟹が。写真を。品種としては、こちらはズワイガニ。ロシアのはオオズワイガニ。品種が微妙に、違うようですな。こちらのほうが、足が長いそうな。
当方、市場の人に「松葉蟹、高いんでしょ?」と尋ねると、「今はそれほどでもないですけん、お歳暮の季節になると、跳ね上がりますな」と。なるほどな、需給関係が重要なんだ。株式市場と同じですな。蟹も株価も、季節性があると・・・納得ですな。
欧州債務危機、南方から接近する台風の如しと。
浜口です。
ここもとのギリシャ問題に端を発した、欧州の金融問題。まだまだ不透明で不安定、さあどうなりますかといったところですが、当方、どちらかというと比較的、楽観してるほうなんですね。
欧州の金融問題に関しては、こちらのコラム:「緩慢な金融危機」が進行中、リーマンショックとは対照的に書かれている考え方が参考になると、思います。曰く:
「今回の欧州債務危機とその対応の様子は、南方から接近する台風の進路を予想し、その被害状況を事前に予測している状況によく似ている。危機に関する情報がかなり広範に共有され、仮に大きな被害が出そうになっても、パニックに陥らない利点がある。さらに危機への対応を準備する時間的な余裕も、突然襲ってくる災害に比べれば、かなりあると言える。」ということですね。
さて・・・台風がついに、イタリア・スペインに上陸しかかっているわけですが。これも、これまでのリスクシナリオとしては想定内。逆に言えば、ここを何とか対応できれば、市場への影響については、台風一過になる可能性も、あるかと・・・?さあ、どうなるか?
出雲大社と一畑電鉄
浜口です。
先日、島根県は出雲市に日帰り出張の折、出雲大社近くをちょこっと散策したんですが、これが実に、良かったんですな。写真を。
出雲大社の入り口。参道は、伊勢神宮ほど延々と長くなく、お参りしやすいです。一方で雰囲気は、さすがに出雲大社、それらしいな。
出雲大社のシンボル、注連縄(しめなわ)。実に巨大、かつ、荘厳だったな。
出雲そばのお店が並ぶ。当方、右側の「おくに」に、入りった。食べログで、イチオシだったんでな。。。
出雲そば。割子そばのスタイルなんですな。コシは、あまり強くないタイプ。実に、おいしかったですな。当方これでは足りず。あと2皿、追加注文。違うトッピングをつけて、出してくれたな。
出雲大社の近くを、レンタサイクルで。「空と雲」を、思い出す。四人囃子というバンドの曲。ご存知ですかな?
出雲大社の近くの海岸、稲佐の浜です。日本海が、きれいです。太平洋とは、趣を異にしますな。キレイですが、なんとなく、陰を感じる気がします。
ここからは、テツ。一畑電鉄出雲大社駅にて。車両。左は、日本最古級のデハニ50形。映画『RAILWAYS』で登場していた電車ですね。右は、6000系(元南海21000系)東急車輛製造が作ったこれは、東急もしくは、南海のお古車両のようですな。
デハニ50形の、車両の中。濃い茶色の木の床と、ピンク赤のシート地との対比が、実に鮮やかだったな。
一畑電車のマドンナ。アテンダントさん、実に親切、優しかったです。出雲大社駅でのレンタサイクルのお世話も、してくれました。オレンジ色の制服が、お似合いですな。
出雲、実に良いとこですね。一泊旅行なら、出雲と松江、あるいは出雲と玉造温泉の組み合わせが、おススメですな。
大社、出雲そば、空と雲、日本海、一畑電鉄、マドンナ・・・人生、悪くない。
イタリア国債が、売り込まれているが・・・
浜口です。
イタリア国債が、売り込まれている。なぜか?財政赤字の水準は大きいにせよ、足元のプライマリーバランスは、ドイツと並んで、黒字、優秀ですよね?
売り込まれている理由について、さまざまな理由付けがなされてるが。。う~む。実に実に、単純な話、なんですって。要は、世界の機関投資家が、一斉に、ブン投げてるからなんですって。
イタリア、おそらくは破綻しないのだけれども、破綻懸念から、一時的にせよイタリア国債、暴落するかもしれない。そうすると、顧客に、説明がつかない。また万一破綻したら、たとえファンドの1%の組み入れであっても、やはり説明がつかない。だからみんな、イタリア国債、処分中なんでしょうな。
組織で人の金を運用してると、どうしてもこういう事態に、なりやすいんですよね。ヘッジファンド以外はね。これは、内外問わず。一方で買い手はおそらく、足元ではECBくらいでしょうな?
う~む。とにかくイタリア国債、これ以上売らなくても良いんだなのムード作り、これが一番、大切でしょうな。
TPP。実に、わかりづらいですな。
浜口です。
10日までに、野田総理が方向性を決定するという、TPP。実に、わかりづらいですな。現状、概ねイメージできることは、下記あたりかと。
・TPPの効果については、政府が様々に、試算をしている。しかし、内閣府、農林水産省、経産省の各官庁の試算前提条件は、バラバラ。数字だけが、一人歩き。これが賛成派と反対派の、かみ合わない議論の、諸悪の根源と。
一例ですが、内閣府の試算は、今後10年間で、実質GDPで2兆4000億円~3兆2000円億円のプラス効果。一方で経産省は逆で、実質GDPでマイナス10兆5000億円減との試算。このように議論の前提が違っている上、国民にとって、TPP参加のメリット・デメリットが実に、わかりづらいと。
・TPP反対派は、TPPそのものより、構造改革や競争主義に反対している色彩が強いと。これは当方も、同感ですな。
以上3点は、週間ダイヤモンド11月12日号、「根拠なき反対派VS戦略なき賛成派、TPP狂騒曲」の意見です。
・さて一方で日経は、賛成派の立場。11月8日朝刊でも明確に、「TPP 日本に利点多く」との記事。また今週の日経ビジネスの特集は、「TPP亡国論のウソ」と。これはふり~ぱぱさんも、コメントされてましたね。当方は、こちらよりかな。
・TPPへの交渉が見送りになった場合、外人投資家の日本への評価は、ネガティブなものに、なりそう。
取り留めがなくなりましたが・・・さあ、どうなるか?
野村争奪戦というが。。。
浜口です。
ギリシャ問題、もめてますな。今日の夜、ドイツ・フランス・ギリシャの首脳会談あるんですよね。どうなるやら・・・
それはそれとして、ジャックさんが以前コメントされてました、野村争奪戦で幕が開く金融大波乱を読みました。表紙には、以下の記載が。
野村争奪戦が激化!
本命・三菱UFJ
対抗馬・みずほ
三井住友は大和にも秋波
しかし、読んでみると、・・・「現状では、買収成立の可能性は低いと言わざるを得ない」が結論でしたな。う~む。タイトルと中身が、なあ?
アメリカ、S&P500の7ー9月期業績は好調
浜口です。
ご参考まで、大和投信が米国企業7~9月期決算速報発行していますので、ご覧ください。
10月28日現在公表された、S&P500の7ー9月期利益は、アナリスト予想を上回るものが、70%とのこと。
ドル安効果が、大きいんでしょうか。アメリカ企業、業績、好調ですね。。。。と、そのとばっちり、円高デメリットを、日本企業が、受けているわけなんだろうが。。。う~む。