住金株を41円で買った男

浜口です。
日経新聞の電子版に、住金株を41円で買った男 長期投資のメリット体現という記事がありました。ありがとう投信の岡大(おか・ひろし)氏の話ですが、判断は正しく、6年後に同社の株価は700円を超えたと。
投資のコツは? そんな問いを岡氏にぶつけると、良い会社の株式を見つけ出して、世の中が悲観一色になって大きく売り込まれたときに、泰然とした態度で思い切って買う。辛抱強く保有し、人々が楽観的になって大幅に値上がりする局面を待つ。そのときが来たら淡々と売る。「失意泰然、得意淡然」だと。
この記事を見て思ったのですが、当方の株式投資も、基本的には、この方の手法に近い気がします。特にリーマン後うまくいったケースに限って言えばそうで、特にいすゞ。これはさらば、いすゞ・・・また「ご縁」があれば・・・で、説明しているとおりです。
ピンときた低位株、数銘柄に集中投資。その中で、想定した株価上昇シナリオが現実化する銘柄も出てくる。その大きな相場に乗り、大きく取って、資産増加を果たす。そんなイメージですかね。
株式投資で成功するには、様々なスタイルがあると思います。が、当方はこのやり方が好みです。というか、結果的に現状、このスタイルに落ちついています。
当方は立場・職務柄、機動的な売買ができないため、このような手法を取らざるを得ないという部分も大きいです。

林輝太郎先生の本を再読

浜口です。
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今は故人の林輝太郎先生。当方は大ファンでして。90年代あたり、むさぼるように本を読みました。
それから今、20年以上を経て、あらためて本を読み返すと。なるほど、先生が伝えたかったことは、こういうことなんだと。新たな気づきがあるんですね。
当方が相場に詳しくなったからか。あるいは当方が歳を重ねる中で、先生の言うことが理解できるようになったからか。おそらくは後者なんだろな。
先生の本、またあらためてじっくり、読み返しみたいと思います。以前ならピンとこなかったことも、今なら、理解できる。そんなことが、かなりあるのかもしれない。
でもだとしたら、歳を重ねるというのも、老化というネガティブなことばかりではないな。そんな気がしてきた。人生、悪くないって・・・・

またも高松に出張②高松から宇野の船旅。お風呂と讃岐うどんを

浜口です。
今月は筆が進むな。当方にしては、ブログ更新、はかどってます(笑)。
またも高松に出張①海鮮ワイン酒場「あら」の続きを。2014年2月。

滞在先のJR高松クレメントホテル。チェックアウト時間は12:00.それまではお風呂に入ったり、書き物をしたりして過ごした。今日は土曜日、予定はなし。
さあゆっくりと、大阪に帰ろう。やはりここは船便がいいな。ということで、これから高松から宇野まで、一時間の船旅へ。写真を。

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船がでるぞ〜当方、宇野に向かう。さよなら、うどんずるずる県。

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驚いた!なんとこの船、お風呂がついてるのな。でも、悪いことに、タオルが置いてない。。まあ、なんとかなるな。入れてもらおう!!

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お風呂、誰も入ってないし、結局、誰も入ってこない。当方は入ってみた。温まる!そして驚いたことに、お風呂の窓を開けてみると、それはそれは綺麗な景色が・・・

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船の風呂から見る瀬戸内海、最高!温まるしな。単なる展望風呂ではない。船が動いて、海の景色がどんどん変わっていく。高松が遠ざかるのが分かる。潮の香りもする。カモメも飛んでくる!最高だって・・・

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なんと!船の中で讃岐うどんも食べれる。こりゃあ、さらば高松に、ふさわしいな。

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すっかり体が温まったので、甲板に出てみた。天気も良くなり、穏やかな瀬戸内海の景色が。

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遠くに、瀬戸大橋線を望む。岡山から高松までは、これで来たんだよな。。。
う~む。連絡線とお風呂、それに讃岐うどんの組み合わせで、出張が急に、非日常的な感じになった。

興味・関心を持って、キョロキョロと歩いていると、楽しいこと、結構見つかる。面白そう・・・と思ったら、さらに踏み込む。まずは、駒を進める。「それはちょっと・・・」なんて遠慮しないでな。踏み込まなければ、「あの時やっていたら、楽しかったかもな」となる。大体のことは、なんとかなるって。

これ、人生、万事に該当することかもな。なんかそう考えると、ほっこりしてきた。人生、悪くないって。

官製相場、信託銀行+外国人のAllied powers(連合軍)と

浜口です
ここのところ同じようなことばかりを書いてますが、三菱UFJ モルガンスタンレー証券ストラテジストの藤戸レポートでも、官製相場の色彩が強まるとのコメントが。
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曰く、海外環境の悪化があっても、どこからともなくTOPIX 型のバスケット買いが入り、あれよあれよという間に株価が切り返す展開が起こっていると。
信託銀行は7週連続で買い越していて、背景にはGPIF の株式比率引き上げに関する思惑があるのではと。当方はこれまで書いている通りですね。
そこに外人投資家も相乗りし、信託銀行+外国人というAllied powers(連合軍)が形成されていると。まあ、違和感のない、現状認識ですよね。

外人観光客と団塊の世代とビジネス?ホテルが混んできてる。国内景気は回復?

浜口です。
ブログでも書いてますとおり、当方、出張でホテル泊まりが多い。
で、最近なんですが、ANAホテル、JALホテルクラスの料金が上がってる。それどころか、満室で予約できないケースも少なくない。場所で言えば、広島、岡山、松山、そんなあたりですが・・・・。
まず、外人観光客が増えてる。中国からが多いのかな。加えて団塊の世代が徐々にリタイヤし、平日、旅行してる。こんなあたりが原因でしょうね。まあ、もちろん、ビジネスニーズも、増えていることはまあ違いなかろうが…
う~む。地方でこうなんだから、おそらく東京、大阪は、ホテルの予約状況、もっとタイトなんだろな。
まあ・・・出張族にはイマイチでも、国内景気にとっては、良い話ですよね。

徳島の阿波加茂へ出張②吉野川と徳島線

浜口です。
徳島の阿波加茂へ出張①瀬戸大橋線・土讃線・徳島線に乗っての続きを。

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JR徳島線。貞光駅近く。前回アップした美馬橋。見事な橋だが・・・この橋からの眺めを。

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美馬橋から、吉野川の上流・下流を望む。う~む。キレイだよな・・・この日は天気が曇りのち晴れ、変化が激しかったので、つれて吉野川の景観も、もの凄く変化していく。ちょっとダイナミック過ぎる、くらいにな。それが素晴らしかった。
吉野川の上流には大歩危・小歩危があって、そこはラフティングのメッカなんだと、ある方が教えてくれたのを思い出す。そうなんだ・・・

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美馬橋の袂から望む吉野川。やはりキレイだよな。白鷺とか、いろんな大きな鳥がたくさんいるんだが・・・ちょっとこの写真では、わからないな・・・
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JR徳島線、貞光駅へ戻る。この辺りは本当に、素敵など田舎だな。町を歩いているのは、帰りがけの女子高生だけ。その女子高生も、ほとんどがこの気動車に。
阿波池田行きの鈍行気動車で、阿波加茂へ。今日の某地銀にて、勉強会を行う。要はここまでは、寄り道ということ。最高だったな・・・・・

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鈍行気動車の車内。2両編成だが、二つの車両で、色を変えてるんだな。ちょっとびっくり。JR四国、新型車両ではいろんな挑戦・取組、行ってるんだな。

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今日の仕事はおしまい。やはり徳島線の鈍行で、阿波加茂から阿波池田へ。そこから特急南風で岡山へ。そこから新幹線で、新大阪へ。

阿波池田で食事をしたいが・・・・食堂らしきものは見当たらない。大きな焼きサンマが一匹入っている手作り駅弁500円を売っているのみ。しかも残り一つ。自家製と。当方はそれを、特急南風の中でビールでいただく。意外に旨しだったが・・・・写真は撮り忘れた。代わりに駅の表示板を。
今日のように。出張の合間、上手く時間を見つけて、吉野川やその周辺、ちょこっと散策する。こういう時間が当方、なにより好きなんだよな。まあ役得かな。物凄い喜びを感じる。

貞光のようなところ、普通ならなかなか行けないもんな。観光でわざわざ、行くほどの場所ではないしな。でもそういうところのほうが、観光地以上に、自然が残ってたりするんだよな。
こういうオマケがついてるから、今の仕事、楽しい。人生、悪くないって。

7月1日付のエコノミスト。官製相場の賞味期限

これは7月1日付のエコノミスト。官製相場の賞味期限と。
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曰く、安倍政権がなりふり構わない株価対策に動き出した。巨額の運用資金を持つ年金基金の国内株比率引き上げで、株価上昇をもくろむと。当面、「ABE」に逆らうなと。
ざっと文章を読むんだが…まあ大筋、納得のいく内容ですな。
う~む。当方の「PKO」から「PLO」へ?はじめ、当方がGPIF絡みで書いた内容を補強してくれている記事と、お見受けしましたな。
株価予想では、円安加速で、 日経平均2万500円へと予測するエコノミストもいる。まあ、違和感はないが・・・・どうなるか。

またも高松に出張①海鮮ワイン酒場「あら」

浜口です。
またも高松に出張。今回は泊まり。いろんなことがあったな。写真を。

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無事に高松に到着。今日の宿も、JRホテルクレメント高松。普段はツインにアップグレードしてくれるんだが…今日は叶わず。金曜日だからかな。混んでるのかもしれない。

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今回は、ホテルから少し離れたところ。高松の繁華街近くの福田町。海鮮ワイン酒場「あら」へ。
海鮮を売りにしてるのに、手作りのワインセラーには、常時50種類のワインが用意されていると。で、店内は漁師小屋をイメージして作られていると。こういうお店、ありそうでないですよね。食べログで発掘して、出かけてみましたが、最高でしたね。

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瀬戸内の海の幸のポスター。う~む。さすがに旨そうだな。

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高松は瓦町。地のものの魚盛り。う〜む。旨しぜよ。
このお刺身は、ぶり、サワラ、カツオ、タチウオ、タイラギ貝。カツオは高知、それ以外は全部瀬戸内と。

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牡蠣のバターソテーと。やはり旨しだったな。

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これは牡蠣フライ。旨しだったが、量が多い。この店、ひとつひとつの量が2人前近くある。お店の日も気遣ってくれて、料理の量、少なめにしますかと声かけてくれたが、当方は、いや、通常の量でと。

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たまたま当方の隣に女性が。彼女にも食べてもらい、かわりに赤ワインを少々、いただきました。端のほうに見えるが、彼女は、はまぐりのワイン蒸しを頼んでいたな。

写真、一見、ロマンチックな展開に見えるが…彼女は5歳の娘さんを連れていて、仕事帰りに保育園で子供を引き取り、食事をしてちょっとワイン飲んで、帰るところと。今日は娘さんも、ここで食事と。娘さんはジュース飲んでた。居酒屋の店員さんとも、仲良しだったな。

でもまあ、地元美女が、ひとりぼっちの当方とワインを付き合ってくれた。嬉しかった。こういう出張はいいな・・・

徳島の阿波加茂へ出張①瀬戸大橋線・土讃線・徳島線に乗って

浜口です。
株式市場、米独もそうだが、日本株もいい感じになってきましたね。
建設株、ずいぶん上がってきたよな。銀行株もいい感じ。これからが楽しみだ。
さて先日、徳島の阿波加茂へ出張してきました。日帰りですが…徳島線に乗るのは初めて。楽しみだ。写真を。
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岡山に到着。ここから特急南風で、阿波池田まで。

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今日の昼餉。特急南風の中で、あなご弁当を。旨しだったが・・・これで温かければ、なお可なんだがな。
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瀬戸大橋から望む、瀬戸内海。う〜む。残念ながら、今日は曇り。霞んどるな…でも四国に渡って以降は雨はやみ、晴れ間まもときおり、見えてきた。

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阿波池田に到着。向かいのホームに、2両編成の特急「剣山」が止まってた!初めての徳島線。これに乗って、まずは貞光まで。この写真は、貞光駅で撮ったもの。このデザインの特急、徳島線ならではなんだろか?他に見たことがないが・・・

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貞光駅。特急「剣山」に乗ると、阿波加茂の次に泊まるのがこの駅。途中、吉野川が車窓に、きれいに見えてたな。
この徳島線貞光駅は、絵にかいたような、ど田舎の駅。写真の通りで…ローカル線の風情、満点の駅でしたな。
特急停車駅なのに無人駅。下車すると、出口は最高部。ここで特急「剣山」の車掌が、「切符を受け取ります」と。当方は、切符、持ち帰りたいのでと告げると、あ、そうですか・・・と、快諾してくれた。

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駅から15分ぐらい歩いていくと、吉野川が見えてくる。吉野川は何本も橋が架かっているが…その中の一つが、この美馬橋まで歩いてみたら、きれいだったな。素晴らしい。
橋の色こそ違うが、吉野川もこの橋も、富山の神通川、神通大橋につながるものをイメージした。

さて。仕事まで、まだ時間はある。当方これから、吉野川を散策してみます。次号、乞うご期待。

日銀の追加緩和は、スケジュール的に必然?

浜口です。
今日の日経記事。日銀の追加緩和観測さらに後退という記事がありましたね。これですが・・・
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ちょっと気になった。当方の考えを。
日銀は異次元緩和を、2013年4月から実施している。2年間でマネタリーベースを2倍、インフレ率も2%。
期間が2年ということは、2015年3月には、このスキームは、終わってしまう。となると、それまでの異次元緩和以降のスキームを、大枠では延長する運びに、必然的になりますよね?
来年の消費税率10%を視野に入れるのであれば、緩和的な政策は、少なからず継続する必要がある。そう考えるのが妥当ではないでしょうか?
2015年3月まであと8ヶ月。それまでの間に、日銀から何らかの追加緩和的なアナウンスが、少なくとも将来に向けてあるのは、ある意味「当たり前」と当方は考えますが、いかがでしょうか?
追加緩和と言う言葉の、定義の問題でしょうか?