倉敷に出張③クラボウ・・・繊維の黄金時代、倉敷紡績をしのぶ

浜口です。株式市場、不安定だが。。徐々に落ち着き、取り戻すんでしょうね。
さて
倉敷に出張②たまたま紅葉の時期に・・倉敷の美観地区への続きを。

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倉敷アイビースクエアの入り口。ここも紅葉がきれい。やはり和蔦の紅葉らしい。蔦だから、アイビーなんだな。

ここはクラボウ、旧倉敷紡績の工場跡地に出来た、ホテルを中心にした複合観光施設。Wikipedeaによれば「当施設は江戸幕府の代官所跡に明治22年(1889年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、昭和48年(1973年)に改修され、観光施設として再生された。倉敷紡績の関連会社「株式会社倉敷アイビースクエア」が経営・管理し、現在も倉敷紡績の登記上の所在地である」とのこと。

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アイビースクエアのホテルの中。良いムード。天井高も良い。いつかここに、泊まってみたいな。

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ホテルの中の展示。名門紡績、倉紡の倉敷工場・・・時代の流れ。涙が出そうになるな。倉紡の会社のピークは、日本の高度経済成長時代の最後、1970年代、オイルショック前だったんだな。

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倉敷の美観地区、大原美術館はごった返してた様子。でも当方はこちらに惹かれた。大原美術館とは対照的に、人気はほとんどなかった。

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倉紡記念館での展示の1つ。綿糸大暴騰と。これは大正時代の話。

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写真は記念館の中に展示されていた、昭和二十六年度の法人売上高ランキング。クラボウも含め、紡績会社が最も輝かしかった頃。凄いって。

売上高ランキングは、「鉄は国家なり」の新日鉄の前身2社を抜き、鐘紡(898億円) 、東洋紡(889億円)が1位2位を占めるといった状況。次いでユニチカ、冨士紡・・・・件のクラボウ(倉敷紡績)は12位。
明治時代からの「殖産興業」の流れの中、繊維は政府主導で振興された、産業の中心的存在だった。加えて昭和二十六年といえば1951年、前年からの朝鮮戦争による特需、「糸へん景気」の好影響が顕著だったということだが・・・それにしてもちょっと信じ難いが、これは事実。今からは想像もつかないほどの、繊維の黄金時代だったんだな。

とはいえ、あまりにもあまりにも、時代の流れを感じる。ちなみに番外では、20位大洋漁業(マルハ)、33位東レ、36位帝国人絹(テイジン)、40位住友化学。50位日産、54位トヨタ、80位松下電器(パナソニック)といったあたり。これ以降だんだんと、電機、車など、加工組立型産業が勃興していったということ。日本が高度経済成長時代に突入するところだよな。

このリストを見ると、当時はトヨタよりも、倉敷紡績の方が売上高が多かったことがわかる。う~む。経済における栄枯盛衰なんて当たり前の話ではあるが…うまい表現が見当たらないが…昭和の、高度経済成長時代が遠ざかる。致し方ないことではあるが・・・切ない。そんな気持ちになった。

取りとめがなくなってきました。この辺で。秋の倉敷美観地区巡り、倉紡記念館。しみじみ出来たし、切なさも感じることができた。こういう日もあるもんだな。人生、悪くないって・・・

倉敷に出張②たまたま紅葉の時期に、倉敷の美観地区へ

浜口です。
倉敷に出張①居酒屋「さかな庵」の続きを。

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今回宿泊しているドーミーイン倉敷の朝食。ドーミーインのビュフェ朝食は、ご当地モノを多く取り入れてくれているのが特徴。ここも例外ではない。真ん中に鎮座している丼は、祭寿し。ままかりと穴子とガラ海老のむき身。地元の人はよく食べるらしいが、旨しだったな。左のあおさの味噌汁も、ほっこり、おいしかったな。

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ホテルを出発。倉敷の美観地区へ。ここは昨日、Facebookで当方が倉敷に泊まると書いたら、ぜひ立ち寄るべしと、知り合いが教えてくれた、お勧めのカフェ、El Greco。大原美術館の隣にある。

息を飲む・・・ちょっと驚くほど、きれいだよな。紅葉しているのは、和蔦だそうな。

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カフェの中。良いムードだよな。

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El Grecoの店員さん。う~む。このカフェのムードに、なんと似つかわしいことか…

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白鳥もいる。きれいだよなぁ。当方、みにくいアヒルの子の物語を、ふと思い出したな。

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倉敷川の紅葉。見ての通りだが…きれいだよな。

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倉敷川の逆側。こちらは紅葉はないが、視界が開けている。観光用の船が来ている。船頭さんが説明し、みんなそれに耳を傾けてる。綺麗だよな。結婚式を挙げたばかりの人が乗ってるのかな…

さて
早いタイミングで予約したにもかかわらず、本来泊まろうと思っていた倉敷ロイヤルアートホテル(旧ホテル日航倉敷)が満室だった理由がよくわかった。この時期は倉敷、紅葉がピーク。おそらくは1年で最も美しい時期なんだろうな。

当方はそんな事には、全然気がついていなかった。倉敷で仕事が終わった後、夜の車窓がまるで見えない新幹線で帰るのが嫌だったので、倉敷に泊まっただけ。で、この日は休日なんで、美観地区を散策しているだけ。紅葉の時期だなんて思いも寄らなかったし、倉敷の紅葉がこんなに綺麗だなんて、これっぽっちも知らなかった。

まあ・・運がよかった。ツキがあったと思う。こういう時もたまにはあるな。人生悪くないって。しみじみそう思いましたね。次回に続きます。

倉敷に出張①居酒屋「さかな庵」へ

浜口です。
倉敷に出張。その後、一泊してきたが・・・なかなか感動的な旅になったな。写真を。

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今回の宿は、ドーミーイン倉敷。ベッドが大きい。そのせいか部屋が狭く見えるな。まあ、そこそこの広さではあるが。
本来は隣にある倉敷ロイヤルアートホテル(旧ホテル日航倉敷)に泊まりたかったが、ずいぶんと前に予約しようとしたにもかかわらず、満室だった。秋の旅行シーズンの週末だったからかな。

でもこのホテルは、温泉があったり朝食が充実していたり、淹れ立てコーヒーの無料サービスが常にあるなど、ドーミーインならではの魅力がある。部屋のムードもまあまあ、いい感じ。共立メンテナンスか・・・株価、上がってるよな。

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さて、夕餉に繰り出すか。ホテルに勧められた居酒屋「さかな庵」に。

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まずはお造りを。いろんな魚を食べたいと言ったら、少しずつ盛ってくれた。こういうの、ありがたいな。価格が安いし、刺身だけで腹いっぱいにならず、他の料理も食べることができるからな。かんぱち、まぐろ、ハリイカ、真鯛、さより、ひらめ。実に旨し。ビールとよく合うな。

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ガラエビの塩煮。瀬戸内、下津居産と。ほんのり塩味、旨みがある。やはり、ビールとよく合う。これが、結構なボリュームだった。当方当初、茹でワタリ蟹を一匹、食べ上げようと目論んでいたが、急遽やめた。同じ甲殻類だからだろうな。海老をたくさん食べると、カニを食べる気にならなくなるもんだな。そのぐらい量が多かった。1人前として、十分満足。

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アサリのバター蒸し。ご覧の通り、アサリのひとつひとつが非常に大きい。実にぽってりとしてて、旨し。あさりは春と晩秋と、1年に2回、旬があるようですね。これは産地は、長崎と。お店の大将曰く、瀬戸内は牡蠣は良いものが採れるが、あさりはいまひとつなんですと。だからここより良い産地から持って生きているんですと。そうなんだ。納得。

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アナゴの塩焼き。ご覧の通り、アナゴを1匹、まるまる使っているのがわかる。これは瀬戸内、やはり下津居産と。うなぎとはまた異なる、アナゴ独特の食感。うまみが凝縮されていた感じだったな。

「瀬戸内海は、小魚ばっかりなんですよ。大きな魚が取れない。大きな魚は、みんな太平洋に行ってしまうから。まぁ強いて言えば、鯛がそこそこ、大きいといえば大きいんでしょうが」。そんなことを大将が言っていた。そうなんだ。なるほど。でも十分、満足。倉敷に来た時に、割安に旨い魚を食べたくなったら、ここ。おススメだな。

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ホテルに戻る。このホテルでは9時半以降、夜鳴きそばというサービスをやっている。宿泊者は、小さめのラーメンを無料で食べることができる。

なんと・・・さかな庵のカウンター席で隣り合わせた女性。ビールを飲みながら一緒に話をして、しばらくして先に帰って行ったが、なんと、ここにもいらした。で、ラーメンを食べ終わるところだった。
そうか・・・彼女も同じホテルに泊まっていたんだな。それにしても行動パターンが似てるな。居酒屋もラーメンも、少しずつ当方が行くのが遅かったと言うことだな。

そんなことを思いながら、ホテルの部屋でワインの1人飲みをして、気がついたら眠りに落ち、夢の中の世界でした。まぁこれはこれで悪くないな。次回に続きます。

大阪から高松・広島・京都と出張

浜口です。米利上げが確実視される中、NY株は大幅高。悪くないな。

今回は大阪を出発、高松から広島を経由して京都に向かうという、変則的な出張に行ってきました。一泊二日。結構、面白かったな。まあこのあたりは、これまでにもブログで何回も取り上げているので、印象に残ったところの写真を少々、紹介させてもらいます。

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まずは高松に到着。で、午後一番の勉強会。そこから瀬戸大橋を渡り、岡山へ。少し霞んでるが・・・瀬戸内海、きれいだったな。で、山陽新幹線でそのまま広島へ。

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当方の定宿、ANAクラウンプラザ広島。平和大通りに面している部屋だった。ウエルカムドリンクなど、いただく。悪くないな。

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最近は広島では、生牡蠣を出す店が減ったという話も聞くが・・・facebookで「広島にいます」と書いたら、広島に詳しい方から、牡蠣のおススメ店を教えてもらった。ル・トルヴェールという、カジュアルなフレンチのお店。そこで生牡蠣を。で、ビールをごキュッと。う~む。たまらんな。

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続いて、ル・トルヴェールの近くにあった、さるお好み焼き店へ。お店の名前、思い出せないが・・有名店ではなく、地元の人が多い店。だからこそ、通りすがりで入ってみたくなった。
当方、広島には何度も来てるけれども、夕餉は和食、魚介を食べていることが多く、広島のお好み焼きには縁がなかった。お好み焼きなんてどこで食べてもそんなに変わらない。そんな先入観があったし、広島のホテルなら、朝食バイキングで出てくるから。

でもお好み焼き店で食べてみたら、さすがに広島名物、美味しだった。でまたも、ビールをごキュッと。やはり、たまらんな。

ちなみに大阪のお好み焼きとの違いは、①基本、マヨネーズは使わないこと、②うどんとキャベツが物凄く多く、水で溶いた小麦粉はそれら具材のつなぎ程度にしか使わないこと、③お好み焼きの中で、細く切ったキャベツを蒸し焼き状態にすること。その3点らしい。このお好み焼きは、キャベツの蒸し具合がとてもいい塩梅だった。広島のお好み焼き、期待を上回ったな。

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翌日は広島で早朝勉強会。で、京都へ。こちらは講演会だが、開始まで数時間あったので、京都に着いた後、嵐山に足を伸ばしてみた。写真のこの渡月橋は以前、桂川が洪水で冠水し、大きな被害を受けたところ。しかし今は回復し、観光客のまあ、多いこと。外人さんも多いな。電車の中で手と手がちょっとぶつかったら、外人さんから、「すいません」なんて、日本語で謝られた。こちらも思わず、恐縮してしまうな。

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渡月橋から見る、桂川。きれいだよな。

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京福電鉄の嵐電の車両。ちょっとノスタルジックなムードで、なかなかいい感じ。

嵐山を北のほうに向かうと、山陰本線の嵯峨野嵐山駅がある。山陰本線の鈍行に乗って北上するとすぐに山の中に入り、嵯峨野トロッコ列車が走っているのが見える。これがなかなか、テツには楽しそうだった。車窓がとても良さそう。大阪にいる間、休みの日に、乗りに行こうかな。

ちなみにwikiによれば、嵯峨野観光鉄道は、JR西日本旅客鉄道の完全子会社である。通称嵯峨野トロッコあるいは嵯峨野トロッコ列車。1989年3月にJR山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨(現在の嵯峨嵐山駅) – 馬堀駅間が電化・複線化のため新線に切替えられたが、景勝地である保津峡に沿って走るこの旧線を観光鉄道として活用する目的で1991年からトロッコ列車を運行している・・・とのことでした。

徳島・高松・高知に出張⑥特急「南風」で、中村から岡山へ。

浜口です。

徳島・高松・高知に出張⑤居酒屋「ちか」にて、四万十川の幸を食すの続きを。

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昨日のサイクリングは楽しかったな。四万十川天然ウナギも旨かった・・・当方、昨夜はそんなことを思い出しながら。居酒屋では飲み足りず、帰り間際、コンビニでワインを買って持ち帰り、宿で部屋飲み。するといつの間にか、行き倒れるように、眠りに落ちていた。

・・・と、朝が来た。天気がいい!またもチャリを借りて、四万十川をふ~らふら。早朝サイクリングに。徳島・高松・高知に出張④サイクリング!素晴らしきかな四万十川・・・。で紹介した赤鉄橋を再訪し、その先の土手もゆっくりと走る。
早朝の四万十川の眺め。息をのむほどに綺麗だった。写真を見ると静かな景色に見えるが、実際には鳥のさえずりがいろいろと聞こえてくる。草の香りもする。なんとも、経験したことがないような清々しい空間。これが・・・日本の原風景なのか。他の何にも代えられない。本当に素晴らしい自然・・・。

もう少しここに、佇んでいたいが・・・そうもいかない。そろそろ帰路につかないと。9時24分、中村発岡山行きの特急「南風」で帰ることにするが…それでも大阪まで、6時間近くかかる。う〜む。さすがに遠いな。写真を。

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お世話になった宿の女将さんが、駅まで送迎してくれた。嬉しい。ありがとな・・・土佐くろしお鉄道の中村駅へ。中村は、高知県幡多郡の中心地。かつては国鉄「中村線」の駅だったが・・・早々に第三セクター化し、土佐くろしお鉄道へ。このあたり、大赤字路線だったわけだな。

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土佐くろしお鉄道、宿毛行の下り鈍行列車。まだ、西へ向かう。そうか、中村はこの線の終点ではなかったんだな。

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気動車特急「南風」。多くは高知ー岡山間を結ぶが・・・なかには岡山から宿毛まで延長運転され走るものも。この南風6号もそうで、当方は中村から乗車。まずは高知まで1時間42分。引き続き岡山まで、4時間17分。長い旅になるな・・・

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11時6分!!やっと高知に着いた!駅弁、昼餉のカツオのたたき弁当を大急ぎでGet!生のカツオのたたきがそのまま駅弁になっているところが、高知らしいな。関東では刺身弁当なんて、ないもんな。

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特急「南風」はようやく瀬戸大橋線を渡り、瀬戸内海を望んでいるところ。きれいだよな。そしてあと一時間くらいで、岡山にたどり着く。長かったテツの旅が終わる。岡山からは山陽新幹線で、大阪まで。

四万十の旅は、最高だった。期待を上回る。本当に素晴らしかった。是非、再訪したいが・・・当方、残りの人生の中で、もう一度訪ずれることは、可能だろうか。どうだろな。でも、強く念じれば、想いは叶う。思考は現実化するというから・・・それを信じて、とりあえず念じておこうかな。

あらためて、思うな。人生、悪くないって。

徳島・高松・高知に出張⑤居酒屋「ちか」にて、四万十川の幸を食す。

浜口です。
徳島・高松・高知に出張④サイクリング!素晴らしきかな四万十川・・・の続きを。

この日泊まっている高知県は中村、四万十川近くの民宿せせらぎには、夕食メニューはない。以前はあったが、最近では近くの旨い居酒屋を紹介し、そこに車で送迎することにしていると。ということで当方はここ、居酒屋「ちか」に連れてきてもらった。なかなかに旨しだったな。写真を。
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居酒屋「ちか」の店構えと店内。地元の人気店。夕方五時過ぎなのに、もうそこそこ、賑わっている。

黒板に書かれている「今日のおすすめ」の一つに、なんと、アサヒガニの茹でが!。カウンターに旨そうに鎮座している、これだな。これは関東ではほとんど、食べることはできない。まずはこれをいただくことにしよう。

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茹でアサヒガニ!季節によっては、四万十川のさらに西、四国の宿毛産も上がるが・・・これはニュージーランド産と。それでも宿毛産と比較して遜色ないので、仕入れてみたと。

う~む。体の部分の身が実にみっちり、あとミソも濃厚!最高だった。ビールと良く合うって。当方はアサヒガニ、トマトパスタに入っているのは食べたことあるが、ボイルしたのをそのまま食べるのは、生まれて初めて。これは嬉しかったな。

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これは地のもの。有名な、四万十川の手長エビの唐揚げ。カリッとしていながらも柔らかく、最高だった。やはりビールとよく合う。

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これも地のもの、うつぼのたたき。太平洋は宿毛産。うつぼ、淡白な味わいと言われるが・・・これは結構、存在感のある味だった。歯ごたえが結構あり、旨みもある。ややクセがある・・・?だからポン酢漬けにしてるのかな。でも、旨しだったな。

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ついに夢がかなう!!。いつかは四万十の天然うなぎをと・・・あの、お腹が少し黄色い、四万十の天然うなぎをと・・・当方、テレビの旅番組見ながら、そう思ってた。

四万十の天然うなぎは、ようやく始まったばかり。旬はこれからというが・・・たしかに、もう一回りぐらい大きくても良いかなという気もしたが・・・・やはり、旨しだった。感動・・・

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居酒屋「ちか」のメニュー。四万十産の地のものにこだわらければ、かなり安く旨く飲食できる。当方は先々週、広島で四万十産の天然あゆを食べたばかりなので、それ以外を何品か、頼んでみた。う~む。実に満足。人生、悪くないって。

徳島・高松・高知に出張④素晴らしきかな!四万十川を自転車で巡る。

浜口です。株式市場、郵政上場以降、良い感じになってきた。当方はそう感じる。さてさて、大きく取る季節の到来。4月にかけて、玉は寝かす。楽しみ。当方はね・・・と、今回はテツの話を。

徳島・高松・高知に出張③中村へ・・・四万十川を目指す。の続きを。高知は中村、四万十川!さてさて・・・これから半日かけて、サイクリングを。

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民宿せせらぎで借りた自転車で走り出すと、すぐに四万十川が。これは、赤鉄橋と言われる、下流近くに架かる四万十川大橋。きれいだよな。さあ・・・コンビニでミネラルウオーター「四万十川の水」2Lボトルを買った。これをチヤリのかごに入れて、これから、四万十川サイクリングコースへ。

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土手の上のサイクリングコース、素晴らしい眺め・・・川から風が吹いて来る風がなんとも涼やかで気持ちがいい。クィクイと、チャリのペダルが快適に進む。
写真を見ると静寂さが感じられるかもしれないが、決して無音ではない。いろんな鳥の声、虫の声が凄く、聞こえてくる。四万十川、生き物の楽園でも、あるんだな。そのことが、良くわかる。

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サイクリングコースの途中、ちょこっと山の中に。しばらくすると湧き水がでているところへ。当然、立ち止まり、手を伸ばしてみる。水は期待とおり、ひんやりと冷たい。それがなんとも、出来過ぎなくらい心地よい。最高だな・・・・と、この流れも四万十川に注いで、川を大きくしてくんだな。

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途中の展望台。佐田沈下橋。ほんとうに綺麗だよな。四万十川の、象徴的な眺めだと思うな。

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佐田沈下橋。四万十川で一番下流にあり、最長の沈下橋と。きれいだよな。ここは車も行き来するんだな。

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佐田沈下橋を渡る途中から望む、四万十川の川下・川上。沈下橋の上は、結構風が強く吹いているもんなんだな。この写真を撮った、手持ちのiphoneが吹き飛ばされそうになるくらいだった。

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さらに上流まで、自転車で進んでいく。コース途中の四万十川。本当に素晴らしいよな。

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佐田沈下橋のさらに上流にある、三里沈下橋に到着。きれいだよな。

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三里沈下橋を渡ると、サイクリングコースではない、普通の県道に出る。帰りはその道経由だが・・・そこから望む四万十川。

4時間ぐらいのサイクリング。四万十川、本当に綺麗だった。期待以上。三里沈下橋あたり。男性1人女性2人でサイクリングを楽しむ面々も。男性は、案内係なのかなぁ。女性たち、本当に嬉しそうだった。顔が輝いていたもんなぁ。当方がちょこっと挨拶すると、ニコニコ顔で対応してくれた。みんな今日の四万十川、心から感動したんだろうなぁ。当方もだけどな。

三里沈下橋から、服を着たまま飛び込んでいる小学生が3人いた。少し泳いで水遊びをして、そのまま着替えもせず、濡れたままで歩いて行った。家にたどり着く頃には、乾いているんだろな。なんとも贅沢な水遊びだよな・・・羨ましいな。その写真も、撮りたかったな。

四万十川は、実に遠くに位置する。そもそも高知にたどり着くだけでも大変なのに、そこから四万十川の最寄駅の中村まで、列車で2時間はかかる。東京からにせよ大阪からにせよ、日本でも最も行きづらい場所のひとつだろうな。

まぁ素敵なものは、なかなか手に届かないということなんだろうか。いずれにせよ、仕事がらみでここを訪ずれるチャンスに恵まれたことに、感謝したい。

ご参考まで、当方は金曜日に仕事で、高知に出張。その日のうちに帰るなんてもったいないことはせず、高知に泊まり、翌日、中村に移動。民宿せせらぎ荘に一泊して、四万十川を堪能した次第。

大前研一の著作に「やりたいことは全部やれ」があるが・・・実に同感。これからの人生も、極力、その精神でいきたい。人生、悪くないな。

徳島・高松・高知に出張③中村へ・・・四万十川を目指す。

浜口です。今回はテツの話を。

今年の半ば頃、徳島・高松・高知に出張②まずはひろめ市場・夕餉は龍馬屋へを書きました。その続編がまだまだあったんですが・・・その後のアップを失念してました。まあ、風化する話ではないので、引き続き、書かせていただきますね。

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昨日の宿は、ホテルリッチモンド高知。朝食は和洋の2択。当方は和食を選んだ。洋はホテルのレストランでいただくが、和食は隣接する居酒屋でどうぞと。まあ、オーソドックスな和の朝定食だが・・・これはこれで、旨しぜよ。ビュフエでないので、落ち着いて食べれたな。

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さて今日は、高知をさらにさらに西に。中村、四万十川を目指す。天気が良いな・・・ホテルのある「はりまや橋」近くから、徒歩で高知駅へ。途中の、高知橋からの江ノ口川の眺め。6月の梅雨入り前の時期だが・・・既に南国のムードだな。

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高知駅。意外と近代的な造り。東京や大阪の人にはわかりづらいと思うが、四国の県庁所在地駅は4県とも、街のはずれにある。高知も然り。さてこれから中村、四万十川へ。う~む。人生において、初四万十。ここは、なかなか行けるもんじゃない。遠いからな。東京から大阪からはもちろん、高知からでさえも。しかし、その遠さに反比例するが如く、旅情はいやがうえにも盛り上がる。

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特急「あしずり」。高知発中村行き。車内は、JR四国の気動車特急に共通するムード。乗車率が低い。高知から先、西へ向かう人は少ないんだろな。でもこのことが当方にはむしろ、嬉しく感じられるな。

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今日の宿。民宿せせらぎ荘。1泊4000円也。楽天トラベルでの評価がバツグンに高いので、この宿に決めたが・・・・正解だった。夫婦で経営している、アットホームで親切な民宿。

当方、中村には午後一時ぐらいに到着した。電話を入れ、レンタサイクルで四万十川を巡りたい旨伝えると、「まずは宿にお越しください。その後で観光案内所にお連れしますから」と言われ、車で送迎してもらった。で、「わざわざレンタサイクルを借りなくても、民宿の自転車で良ければ、無料でお貸ししますよ」と。嬉しいな・・・

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民宿せせらぎ荘は、四万十川のすぐ近くにある。さてさて、民宿の自転車をお借りし、これから四万十川を巡ることにしよう。晴れの土曜日の午後に四万十川サイクリングとは、なんと贅沢な時間の使い方だろうか。

写真は、四万十川大橋。ここから、自転車をコキコキ、漕ぎ出す。楽しいことが待っているといいな・・・次回に続きます。

北東北に旅行⑦山田線で盛岡、秋田新幹線で秋田経由、東京へ。

浜口です。3連休ですね。お休みモード。

北東北に旅行⑥浄土ヶ浜旅館を再訪。若女将さんと再会の続きを。

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宮古にて。早朝に宮古旬菜市場に赴き、お土産を。上は三陸のほや。今が旬の最後と。これが最高。なんとも上品で、遠くに海の香りがする・・そんなイメージの味わい。日本酒と合うな。下はせいだかれい。産地は宮古と。大きい。50㎝近くある。ほやとともにクール宅急便で家に送り、煮付けにして食べてみたが、脂の乗りが凄く、とても肉厚。最高。食べ応え十分だった。共に、いかにも三陸らしいお土産でしたな。

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山田線。宮古ー盛岡間を結ぶローカル線。閉伊川に沿って走る。これは当方が乗った、宮古発9時33分の快速「リアス」。キハ110車両だな。「区界」という駅にて。
この経路は、実は岩手県北バスの牙城。同じ区間を、一日なんと17往復走る。それでも、折からの団塊の世代の旅行ブームのせいか。朝9時半ごろ、宮古を出て盛岡まで山田線を走る「快速リアス」の乗車率は、90%位だった。木曜日だが。やはり遠くからの旅人は、バスよりも列車を選ぶもんだよな。

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山田線。閉伊川に沿って走る車窓。やはり区界あたりだろうか。川の水は宮古、太平洋に注ぐ。

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山田線に乗ること、2時間5分。盛岡に到着。当初は昼食、じゃじゃ麺を食べようと思ったら、駅近くに居酒屋が。「うま舎」という店で、三陸の戻りカツオの刺身があると。う~む。たまらず、刺身と共に、ゴキュっといただく。

戻りカツオ、三陸あたりでUターンするんだよな。だからどこで取れるカツオより、脂がのってい手、旨い。実際そうで、味がとても濃かった。イカ刺しも頼んだが…この上なく旨し。産地は、青森は八戸と。たまらないな・・・

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盛岡に到着。ここからは秋田新幹線「こまち」で秋田まで。車両が新しくなったんだな。カッコよい。フェラーリをイメージさせるな。

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「こまち」の車内。ウニ色?の座席がいい感じ。結構、乗車率が高い。これは意外だな。地元の人が多い様子。盛岡ー秋田の間、新幹線で行き来する人、結構多いんだな。

さて
長い長い旅行記にお付き合いただき、ありがとうございました。当方、関西に長くいるが・・・あらゆる点で、北東北は新鮮だった。景色のイメージも、魚の種類も、関西とは異なる。

なにより、人のキャラクターが対照的ですよね。明るくてオープン、気さくな関西人、一方でシャイで不器用だが、真心、昔の日本が感じられる東北人。どちらも好きだけどな。なんか・・・うまく言えないが、日本に生まれて、良かった。そんな気がした。大阪住まいが長くなり、こちらのノリが理解できたからかな・・・

これからも日本全国、折に触れ、訪れてみたい。当方はすでに日本全国、いろいろと訪れているので、再訪する場所ばかりなんだろうが・・・それはそれで、楽しみ。天気がいいか悪いかの違いで、その土地の印象、まるで異なってくるし。2回目以降の旅行は、回り方が要領良くなるし。それはそれで、再訪は楽しい。人生、悪くないって・・・しみじみ、そう思いましたな。

北東北に旅行⑤八戸のいちご煮と八戸線・三陸鉄道の車窓

浜口です。北東北に旅行④大湊線完乗・むつグランドホテルの温泉と食事の続きを。

これまでの旅の経路を再確認。昨日は、秋田から五能線経由で日本海伝いに北上し、青森へ。そこから大湊線で下北半島を北上、むつグランドホテル泊。さて今日はこれから、太平洋側を南下する。大湊線を戻り八戸まで。そこから八戸線で久慈へ。そこから三陸鉄道で宮古へと向かう。

途中、結構ドラマがあった。大湊線を戻り八戸に着いてから。急に運気が巡ってきたように思う。写真を。

大湊線で八戸に戻る。ここからは八戸線で久慈行きに乗るが、出発まで25分程度ある。このタイミングで昼食を。当方ついに悲願相成り、いちご煮を食べることが出来た。

駅のKIOSKの女性に尋ねたら、「いちご煮?25分で食べるのは、無理だっぺな。駅の近くには、扱ってる店ないから・・・」と。しかし当方、彼女の見解に違和感を感じた。そんなことはない。いちご煮を売りにしてる八戸で、ちょこっと食べる時間がないなんて・・・と、疑ってかかって正解、彼女の見解は間違い。駅に隣接した寿司屋さんで相談したら、「いちご煮?25分?なんとか、間に合うでしょう。頑張って、作ってみますね」と。で出てきたのがこれ。写真を。

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これがいちご煮。ウニとアワビの汁。八戸の郷土料理。出汁は、ウニとアワビ、あと、ほんの少しの昆布から出たものと。う~む。なんとも上品な薄味。素材からイメージできる通りの、そのままの味・・・たまらない。

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八戸線久慈行き。驚いたことに冷房が動いてない!写真のとおりで、乗客は皆、窓を開けている。ただこの状況は、結果的に当方にはとてもポジティブだった! 八戸線の窓は汚れていて、とてもじゃないが車窓を堪能出来るような代物ではなかった。が、窓を開けることにより、この問題は全解決! 直接、景色を堪能することができる。おかげでものすごく綺麗、かつてないほど出来の良い写真を撮ることができたように思う。

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八戸線、金が浜駅近くの海。雨が上がり、晴れてきた。気分が盛り上がってきた。最高!窓全開で入ってくる風の、心地よいことといったら・・・

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雨上がり、どんどん晴れてきた!三陸の太平洋を、最高の天気で!八戸線、宿戸~陸中八木の車窓。最高だな・・

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「いちご煮の里」の看板。そうなんだ。八戸線、階上駅にて。

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雨上がりで洗われてるからだろうな。空も緑も、むちゃくちゃきれい。八戸線、角の浜駅あたり。車窓の印象って、天気により、大きく左右されるな。改めて痛感。

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久慈に着いた!いよいよ、今回の旅の最終目的地、宮古へ。

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三陸鉄道で1番長い橋。鮭が上る川らしい。少し曇ってきたので、八戸線ほどの輝きはなかった。少し残念だが、ムードは満点。

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三陸鉄道宮古に到着。

さてさてこれから、震災後の復興を経て、再建なった宮古の浄土ヶ浜旅館に泊まる。この後は、すでにアップしている今回の旅の最大の目的、北東北に旅行⑥浄土ヶ浜旅館を再訪。若女将さんと再会を。に続きます。良かったら、続けてご覧ください。個人的には、感動ものです。悪しからず・・・・。