浜口です。
NYダウ続伸、2年11か月ぶり高値
とのこと。
米国の企業業績が好調というのもありますが、QE2は6月で終了させるが、その後も金融緩和は継続するとのFOMCの決定が背景として大きいですよね。それの伝えた方もうまかったと思う。
バーナンキ氏の記者会見シーンがありますが。。。。バーナンキ氏、結構カッコ良い。好印象ですね。これまで、彼に関し巷に流れている写真は、もっと暗い感じのものが多いですよね。
さて。。。これで、日本株の出遅れ感が、顕著になってきたと。。。そんなムードのマーケットになるのか?
NYダウ続伸、2年11か月ぶり高値
デリバティブ損失、想定元本が約130兆円とは??
浜口です。
先週、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2011年3月期決算で、約1400億円の最終赤字を計上するとの報道がありました。下にニュース内容を貼り付けておきますが、「累計の取引総額は、(中略)想定元本(名目上の元本)ベースで約130兆円に上った」というのに、当方は驚いた。桁が3つか4つ、違うんじゃないか?と。
約130兆円・・・デリバティブ取引で、両建て的な建て玉・売買が何重にも何重にも発生してるんでしょうが、それにしても、常軌を逸した張り方だったんでしょうね。
だって、約1400億円は、約130兆円の0.1%強に過ぎないでしょう?なんというポジションの持ち方。。。約130兆円って。。。そもそも、良くもそんな流動性が、市場にあったもんだな。あるいは、決め商いしたもんだな。
社長は引責辞任と報道されてるが、この巨額のポジションの存在、社長さん、知ってたのかな?
三菱モルガン証券、最終赤字1400億円に 11年3月期
デリバティブで評価損膨らむ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2011年3月期決算で、約1400億円の最終赤字を計上することが明らかになった。流動性の低いデリバティブ(金融派生商品)の評価損が膨らんだほか、財務改善に向けたリストラ費用がかさんだ。グループの証券持ち株会社が300億円の増資を引き受けて支援するが、親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は11年3月期の最終利益目標を維持する。
三菱モルガン証券は21日、11年3月期の最終赤字と増資計画などを発表する。証券取引等監視委員会は現在、同証券の検査を実施中。検査終了後に報告命令を発動し、巨額損失発生の経緯などを究明する方針だ。
損失の主因となったのは「スワップション」と呼ばれるデリバティブ取引。固定金利と変動金利を交換する権利を売買する複雑な金融商品だ。同証券は10年2月以降、この商品を売買。累計の取引総額は実際に受け渡しする現金を計算するために試算した想定元本(名目上の元本)ベースで約130兆円に上った。
すでに米金融大手モルガン・スタンレーが同商品を引き取ることで取引を清算したが、11年3月期に約800億円の損失を計上する。
三菱モルガン証券は財務基盤を強化するため、300億円の第三者割当増資を実施。グループの証券持ち株会社である三菱UFJ証券ホールディングスが全額を引き受けて資本支援する。
この結果、三菱UFJ証券ホールディングスの11年3月期決算は最終損益が約500億円の赤字となる見通しだ。
証券持ち株会社の親会社である三菱UFJフィナンシャル・グループはこの500億円の損失を連結決算に反映する。ただ、すでに業績に織り込み済みで、11年3月期に計画していた5000億円の最終利益目標は維持する。
「25%節電」は、緩和される可能性も
浜口です。当社の元電力のアナリストによれば、東電の必死の取り組みにより、ここ1週間で、東電の発電能力は、かなり改善しているらしいんですね。揚水発電とか、様々な取り組みを行っているらしい。このままで行くと、「25%節電」は、かなり緩和される可能性も出てきていると。
この前日経に載っていた、現在の民間調査機関の予測平均では、国内のGDP成長率は、4-6月期がマイナス2.8%成長。7-9月期は、1.9%成長。これが電力の供給制限が緩めば、7-9月期の成長率は上ブレする可能性も。ちなみに10-12月期は、4.5%成長。復興需要の顕在化は、このあたりからなのか?
三陸鉄道の矜持がここに・アサリが安い
浜口です。
ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よで紹介した三陸鉄道ですが、三陸鉄道、復興へ発車 被災者の足、社員総出で復旧急ぐで書かれていますとおり、ほんの一部区間ではありますが、運転が再開されているようですね。
東洋経済4月16日号の「特集/鉄道被災!」でも、「被災者の足に」大奮闘の三陸鉄道との記事があった。記事の見出しには、「震災で大打撃を受けたにもかかわらず5日後に一部運転再開。赤字会社なのに運賃無料。三陸鉄道の矜持がここにある」とありました。まったくもって、頭が下がる次第であります。
三陸鉄道の望月正彦社長による、「三陸鉄道を地域復興のシンボルに」とのインタビューも、心を打たれました。
ところで当方、昨日スーパーに行ったら、旬を迎えつつあるアサリが、気味が悪いほど、すごく安く売ってるんですね。敬遠されてるんでしょ?なんとなく、放射能が蓄積されそうなイメージがあるもんな。迷惑な話だ。
ということで、当方、嬉々として、アサリをまとめ買い。通常の3倍の量のアサリが入ったパスタ(ボンゴレ・ロッソ)を作り、食べました。おいしかったですよ。ボンゴレの旨さは、アサリの量に正比例しますよね。
まあ、大衆が敬遠している生鮮や野菜を、当方はこれからも、安く・おいしく・ゴキゲンに食べて行きますよ。これが被災者のためにも、自分のためにもなるからね。多くは、放射能ではなく、マスコミ、風評に汚染されてるだけなんだって。現状は。風評を判断する上での最低限の常識ぐらい、当方にはありますしね。
考え方は、バリュー株投資と、同じ。相場格言に、「大衆は常に間違う」というのがありますが、「大衆は、常に高くつく」な。そう思った。スーパーで。
う~む。両話題は、うまくつながらなかったな(笑)。まあ、マスコミ、風評に汚染され、結果的に被災者の足を引っ張るようなことだけは、当方はしたくないな。そして三陸鉄道には、頑張って欲しい。応援してます。
宮古のウニ、今年は収穫、難しいんだろうな。こちらは、価格が倍であっても、当方、もしスーパーで見つけたら、喜んで買いたいな。そういうかたちで、少しで応援したい。漁業の復活を。
Facebook で、「つらいな」と思うとき
浜口です。
facebookを立ち上げたが・・でも書いたとおり、当方最近、Facebook 三昧なんですね。友達も増えてきた。大学時代のクラブの後輩が多いが。日々、多くのトラフィックがある。
週末なんて、ほんとに凄い。あまりに多すぎて、見忘れてしまう書き込みもあるほど。それほど、やりとりがある。そして、「飲みに行きましょう」となる。Facebookは、個人消費を刺激する効果が間接的にあるんだろうなと、そう思う。
でもね。Facebook をやってて、最近、たまに「つらいな」と思うときがあるんですね。それは、当方よりも若いやつのコメントが、オジサンっぽいなと感じられるとき。1回や2回でなく、構造的にこの状況が続いているようだと、これは結構、イタい。
自分より若い世代が、既にオジサンなのかと。「トシをとったな」と感じる瞬間ですね。まあ当方も、同じように思われているかもしれないが。より、年が上の人に。
関東大震災のときは、4ヵ月後に最大の余震
浜口です。基本的に当方、楽観主義者であり、ブログでも、あまりネガティブな内容を書くことは好まないのですが。。。。今回は少々。
東日本大震災以降、連日、関東でも余震が続いています。本日の日経新聞の「春秋」にも書かれていましたが、関東大震災のときは、4ヵ月も経ってから、最大の余震があったんですね。
大正12年(1923年)9月1日、神奈川県の小田原から千葉県の館山を震源として発生したM7.9の地震。これがいわゆる、関東大震災ですね。
そして翌大正13年(1924年)1月15日、神奈川県西部、丹沢山地を中心としたM7.3の余震があり、 死者19名、負傷者638名だったと。
日経では、帝都を襲った関東大震災の中の、最大の余震だったと書かれていますが。。。。
穏やかな話ではないですが、歴史の再確認ということで、ご参考まで。
ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よ
浜口です。
地震で、浄土ヶ浜旅館は?では、浄土ヶ浜旅館の若女将を気遣い、普段、当ブログをご覧にならないような方も含め、とても数多くのコメントいただきました。そして、情報提供もしていただきました。ありがとうございました。これにより、若女将は元気でいることが分かりました。まずは、本当に良かった!!!
若女将の今後の人生、幸多かれと。当方、応援してる。あなたならきっと、うまくいく。ゆっくりと、再起されたし。
一方で、被害箇所に、再び線路を敷けるかどうかは、残念な話。。。
当方、鉄道写真をアップしたくなった。以下は今年の二月、浄土ヶ浜旅館に向かう際に当方が撮った、JR八戸線と三陸鉄道の写真です。まさか数週間後に、こんな大地震が起こるとは。。。写真を撮った日は2日とも、とてもよく晴れていた。「悲しいほどお天気」・・・・この曲のタイトルを、イメージした。松任谷由美かな。
青森県はJR八戸駅にて。こちらは三陸鉄道ではなく、JR八戸線。これに乗って、八戸から久慈に向かった。そして久慈に一泊。
三陸鉄道の久慈駅にて。宮古発の気動車が、久慈に到着したところ。
「久慈」と大書きされた行く先表示板文字がなんともやさしく、かわいらしく、かつせつなく感じられる。この後、この気動車は宮古行きに変わり当方が乗車、宮古は浄土ヶ浜旅館を訪ねるのであった。
三陸鉄道の久慈駅にて。車庫に止まっている、三陸鉄道の車両たち。左の二両の行き先表示板は、よく見ると、「宮古」と書いてある。津波で流された車両は、この中にあるのか・・・・
この時、当方は仕事で、久慈⇒宮古と回った。一週間前は、釜石にも。この三か所の町並みは、今はもう残っていない。とにかく、悲しい。
被害箇所に、再び線路を敷けるかどうか
浜口です。震災の影響で、三陸の鉄道がどうなってるか心配でしたが、やはり大変なようです。少し前のニュースですが、下記を。23駅舎、線路22キロが津波で被害。
線路の被害は7路線で680カ所に及び、うち18カ所計22キロで線路が流されたり埋まったりした。橋桁の流失も7カ所あった。太平洋沿岸を走る7路線23駅の駅舎や総延長22キロ分の線路が、流失したり、土砂に埋まったりする被害を受けたと。点検が終わるめどは立っておらず、JR東は「被害箇所に、再び線路を敷けるかどうかも含めて、検討中」としているとのこと。
こういうことで廃線になってしまうのか?いくつかの線は?つらい。つらすぎる。
羽田空港のJALラウンジがガラガラ
浜口です。3月31日、朝八時の羽田空港のJALラウンジです。見てのとおり、ガラガラなんですね。!!こんなに空いてるの、初めてであります。
旅行の自粛はもちろん、出張も減ってるということですね。そのあと乗った羽田ー伊丹便は、50%ぐらいの乗車率のイメージ。むしろそれ以外の、地方向けの便の乗客がガタ減りしてるんでしょう。
自粛ムードが続く間は、国内景気の下押しは避けられない。そんな感を、新たにしましたね。みなさん!この国の経済のために、今は倹約はしないで、良くはたらき、ガンガンお金を使いましょうよ。
・・・と、暗い話ばかりではよろしくないので、この日、機内にいらっしゃったCAさんの写真もアップしますね(笑)。ガラガラだと、CAさんと何かと話が出来て、写真も撮らせてもらえる、こんなHappyな状況に至る。こういうメリットは、あるんですね。安全運行の妨げはしてないですよ、もちろん(笑)。
この方は、宝塚の女優さんのような、顔が小さく、目が大きい素敵な女性。小林麻央さんのイメージもあったな。
昔は、JALといえば鶴。今度鶴丸が復活するわけですが、スリムで長身な鶴をイメージさせる、このCAさんはそんな印象。よろし。そして、ハートも、素晴らしい。
おかげで当方、この日一日、Happyな気持ちで仕事が出来ました。根が単純なものですから(笑)。
円安ですね。
円安ですね。
当社が勤めている会社で、震災後の76円25銭の後、日銀が介入した、その直後に、ストラテジストが為替に関するレポートが出したんですね。
セルサイドではないので、これが広く伝わることはあまりないんですが、内容はいつになく、断定的だった。ここまで具体的に、書き物にしても良いものかなとも思ったが、その線に沿った動きになっているような・・・・要旨を。スケジュール観だけでも、参考になるかも。
・約4年続いた円高ドル安は終了。夏場から来年にかけ、金利差拡大に伴い、ドル円は85円から100円。
・4月7日に欧州中銀が利上げ、5月5日には英国中銀が利上げする可能性が高い。
・日銀だけが利上げできない。(金利差拡大で)円全面安が進む可能性も。
円高のトンネルを、いよいよ抜けつつあるとのメッセージですね。