36年前の株価欄、特定銘柄。

浜口です。
う~む、びっくり。実家に帰ったら、着物が入っている桐のタンスの中から、1976年10月28日の読売新聞が出てきました。
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個別銘柄、見えますか?
36年前の株価欄。特定銘柄がまだあって・・・筆頭は、平和不動産ですね。あとは、日石、小松、松下、本田技研、三井物産、東京海上、日本郵船と続く。社名、微妙に、変わってますね?
1976年か・・・。第一次オイルショックが73年、第二次が79年ですよね。高度経済成長の終わりの頃かな?これは懐かしい・・・以前だな。この10年ぐらい後に、空前の大相場が、待っていたわけですが・・・
全然関係ないですが・・・1976年、The Eaglesの名曲、Hotel Californiaが発表になった年ですね。日本では、泳げたいやきくんの年と。こう考えると、懐かしいですな?      

国内株式市場にも、変化の兆し?

浜口です。日本株、底打ちムード、出てきました?どうでしょ?
欧州債務問題、ここのところイタリア、スペインの国債入札が順調。1-3月にかけてのイタリアの入札が焦点なんでしょうが、2年債もしくは3年債はECBの国債入れも奏功してか、金利が5%前後に抑えられてる。そう不安視しなくて、良さそう。市場のムード、好転してます?
1月20日の日経には、アメリカ株について、「20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比96ドル50セント(0.8%)高の1万2720ドル48セントと、昨年7月21日以来約半年ぶりの高値で終えた。ダウ平均構成銘柄のIBMとマイクロソフト、インテルに四半期決算や利益見通しを好感した買いが入り、指数への影響が大きいIBMが指数の上昇をけん引した。昨年10~12月期の決算発表が本格化する中、米企業業績が順調に推移しているとの期待が高まった」との、説明が。こちらは、好調みたいです。
さあ、どうなるか。。。。

理想のファンドマネージャー・・・こういう人に、なりたかった

浜口です。
先日、ある外資系運用会社が、当方が所属する会社に、ファンドの売込み・説明に来ていました。新たに投信ファンドを組成する際、運用を外部委託するケースも、あるんですね。
で、そのときにプレゼンを行った株式ファンドマネージャーが、実に素晴らしかった。ファンドの内容に関しては、別の機会に、説明しようと思いますが・・・・。
当方、つくづく、思いましたね。そうか・・・。オレ、この彼のように、なりたかったんだなと。
かつて自分が求めていた、ファンドマネージャーの理想の姿って、こういうことだったんだ。この人を見て、そう思った。このとき初めて、気がついた。この人は当方よりもおそらく、10歳近く若いんだろうが・・・。感銘を受けた。実にカッコ良かった。見た目・佇まいも含めて。
彼が過去15年運用しているファンドは、成績が素晴らしい。加えてそのファンドの銘柄選択の方法が、理にかなっている。しかもそのファンドマネージャーが十分、心に響く説明をしている。論理に矛盾がない。運用成績が伴ってるから、説得力がある。実にスマートで、浮っついたところがなく、誠実さが凄く、伝わる。そして何より、株式運用に対する、情熱を感じさせる。これには・・・脱帽。初めてだな。自分以外の、他の人が運用する株式ファンドで、買ってもいいなと思ったの。
説明が終わった後、一緒に話を聞いていた同僚女性に、「さっき説明していたファンドマネージャー、カッコ良かったねえ?」と振ったら、「感動しました。ちょっと、胸キュンでしたね・・・と、あの人が言ってた事と、浜口さんが普段から言ってることと、かなり重なってると思いますが・・・?浜口さんもああいうスタイル、目指してたんでしょうね?」だと。
「あ・・・そう思う?・・・」と返すのが、当方、精いっぱいでしたが。。。
取りとめがなくなりました。この辺で。

2月から5月に大底を打ち、円安トレンドへ転換?

浜口です。テクニカルの話を。
手元に、SMBC日興証券のテクニカルのレポート、2011年12月22日付けの流転No.131がある。2012年間見通しの号。
流転はかつての、故佐々木英信さん時代から続いている、レポートですね。一目均衡表の分析により、金利と為替についてコメントしていますが、ドル円に関しては、「2月から5月に大底を打ち、円安トレンドへ転換」とある。以下、引用します。
ドル円の2007年高値124.14円(07/6/22)以来の下落波動は既に4年半を経過しており、2012年2~5月までには底入りすると見られる。そしてこの安値は、1998年の高値147.64円(98/8/11)を起点とする大勢5波動目の下落波動、ひいては1971年以来40年続いた大勢三段下げの大底となる可能性があると考えられる。
ちなみにユーロに関しても、2月から4月にかけ、下落波動が中勢底を打つと見られると、あります。
他の一目均衡表分析のアナリストにも、同じような意見の方がいたような気がする。もしこの予測とおりになるとすれば。欧州債務問題、1~3月はイタリア国債の償還問題等問題山積かもしれないが、それが結果的には悪材料で尽くし、いずれかのタイミングでリスク回避の円買いが終了・・・・こんなシナリオが、想定されるのか?さあ・・・どうなるか?

イタリアで「国債の日」

浜口です。
う~む。ユーロが97円台・・・欧州債務問題、1~3月にかけてがヤマ場との見方、多いですな。この時期、イタリアが国債の大量償還を迎えますしね。
そんな中で、これは少し前の話ですが、イタリアで「国債の日」、個人投資家の取引急増という記事が。
国債価格が急落しているイタリアで、11月28日、「国債の日」と銘打たれたキャンペーンが行われ、個人投資家の国債取引が急増した。12月12日も短期国債を対象とする同様のキャンペーンが行われると。「こうした取り組みでイタリアの財政問題が解決するとの見方は少ない」とのコメントも。それはそうでしょうが。。。でも、微笑ましさも、感じますね。
ギリシャとは異なり、イタリアの財政状態はそこまでは、悪くない、しかもプライマリーバランスは、改善中ですよね。
国民が国を応援すると。なんか、「東北の産品を買って、復興を応援しましょう!」をイメージさせる、話ですな。。。。。悪くない話だと、思います。
市場はともかく、イタリア国民は、イタリア国債を信用してる。長期的にはその判断は、正しいんでしょうね。今は、機関投資家が、しかたなくイタリア国債を売却させられてるだけ。機関投資家のツライところというべきか、個人投資家のフリーハンドの良さと言うべきか・・・・

元気が出る一冊・・・中村天風

浜口です。
週刊エコノミスト、2012年1月10日号の「ブックガイド・・・元気が出る一冊」。ここに、テニスプレーヤーの松岡修造氏が、当方が先般、カーネギーと中村天風でコメントした、中村天風師を紹介していましたね。実に、興味深かったな。以下、文中における師の紹介文を。
「中村天風は明治9年(1876年)生まれ。陸軍参謀本部の諜報部員として日露戦争に従軍した28歳のとき、爆傷で重度の視力障害に。30歳で肺結核を患い、死に直面する。しかし『座して死を待つよりも』と単身渡米し、欧州、中東へと渡り、インドのヒマラヤ山脈での修行により日本人初のヨガ直伝者に。帰国途中には辛亥革命に参加。日本の戻ってからは、辻説法や講演活動により、直接薫陶を受けた人は全国に十万人。政界財界にも、多くの門下生がいる。」
以下、このコーナーで印象に残った記述を列記しますが・・・・当方これを見て、感銘を受けた次第。師の著作を、踏み込んで読んでみたくなりましたな。
・ 「私が(松岡修造氏が)テニスプレヤーとしてケガや病気で悩んでいた1995年。28歳のとき。修行するつもりで山ごもりしていた時期に出会ったのが、中村天風の著作「盛大なる人生」だった。一言でいえば、『あなたの人生を決めるのは、あなたの心の態度だけだ』ということが、つづられていた。
・ 「何何だからしょうがない、具合が悪いからしょうがないと、自分に言い訳しない。」
・ 「人生は一度だけ。誰のために、生きているのか?いい意味で、自分主体で人生を生きないで、どうする?」
・ 「自分が何をしたいのか。答えを持っているのは、自分だけ。だからこそ、自分の心の声を本気で聞こうと、努力せよ。その声にしたがって、生きていけ。」

米FOMC議事録、政策金利予測を公表へ

浜口です。
休みボケ。正月以降の日経、まだ全部読み込めてないんですが・・・こんな記事が。これはサンケイ新聞ですが。みなが注目するところに、応える。FRB,良い判断ですな。
米FOMC議事録、政策金利予測を公表へ

アーリー・リタイヤについて

浜口です。
ふり~ぱぱさんのアーリー・リタイヤの話、とても興味深く拝見しました。角山さんも、書かれています。この件について、当方の思っていることを。
まず、当方。一時は、自己資金の株式運用で、アーリー・リタイヤを目指し、接近した時期も・・・・現状でも、大きな相場が来てそれなりにキャッチできれば、視野に入らないでもないが・・・
相場、あるいはそれ以外でアーリー・リタイヤした人を、何人か知っています。これは間違いなく相場・人生の勝利者であるわけで、素晴らしいこと。
ですが、嘆きも、聞こえてくる。例えば①やることがない。人生暇つぶし②社会との接点あまりなく、孤独を感じる。開業医も、こんなもんなのかな?③自由過ぎる生活に飽きる。酒ばかり飲んでる。④相場が悪くなると、生活が一変するリスクを感じる。生活のセイフティネットが欲しい。。。こんなあたりですかね。
ふり~ぱぱさんも一部書かれてますが、社会とどう、かかわっていくか?人間関係をどう、構築していくか・・・これをどう実現するかが、リタイヤした後、楽しく過ごす上でのポイントだと、思いますね。おいしい食事も、素敵な話相手がいてこそ、ですよね?
当方、現状では仕事と職場の環境・人間関係にまずまず恵まれてるので、アーリー・リタイヤの魅力は、あまり感じなくなってる。これが今の、本音です。今は社会とのつながり、人との絆を、大事にしたい。
そうは言っても、相場も、取りたい。大きな相場に、乗っかりたいな・・・。サラリーをセイフティネットに、大きな相場が来るのを、気長に待つと、するかな・・・。
あと、そもそも・・・アーリー・リタイヤは、若い人の話ですよね?会社勤めだと、ある一定の時期になると、好むと好まざるとにかかわらず、リタイアさせられる。
であればそれまで、社会とつながっていたほうが良い・・・こういう意見も大真面目に聞こえて来ますし、実際、そのとおりだと、思います。まあ・・年を取ったと、いうことですかな?(笑)。
取り留めがなくなりました。この辺で。

ひかり号のパーサーさん・雪の金剛峯寺

浜口です。今回は、写真が多い。お正月スペシャルと、ご理解ください(笑)。
昨年年末近く、滋賀と和歌山に出張してきましたが・・う~む。雪の影響を、様々に、受けましたな。写真を。
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ひかり号で、東京から米原へ。東京駅でイチオシの駅弁、東京弁当を食べながら・・・と、ここまでは良かったんですが・・・東海道新幹線、関が原のあたりが吹雪で、一時、全線ストップ。なんと米原到着、75分遅れだったんですな。
う~む。本来は、実にイライラするところですが、実際にはそうでも、なかった。というのは・・・ひとつには、十分、時間に余裕があった。さらにはgalaxy tab経由で、facebookにアクセス可能だった。あとは、次の写真ですな。

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ひかり号のパーサーさん。この方からコーヒーなど買って、写真も。実にお茶目な、ノリの良い方でしたな。う~む、75分、雪で車内足止めも、悪くないですな?(笑)

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こちらの写真は・・・さらに、お茶目ですな?(笑)

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関ヶ原あたり。もう晴れてました。こんな写真を撮って、facebookで送って、ヒマつぶし、してましたな。facebook知り合いがたくさんアクセスしてくれ、「浜口さん、新幹線、まだ動かないんですか?」などと、相手をしてくれましてな。悪くなかった。

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滋賀での仕事が終了。講演会も、良い着地。その後、大阪は心斎橋まで移動。この日の宿は、こちら。ホテル日航大阪。

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和歌山は橋本で講演会。時間があったので、雪の高野山、金剛峯寺まで、足を延ばしました。大阪難波から南海高野線に乗り、終点の極楽橋。ここでケーブルカーに乗りかえ、高野山に到着。雪景色が、きれいだな。

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金剛峯寺の、表門。

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高野山。金剛峯寺の主殿。とても荘厳なムード。ここで弘法大師・空海が。。。

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金剛峯寺の中。拝観受付、お守り授与と。

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二石釜。この三つのかまで一度に二石(約280Kg)二千人分のご飯が炊けるそうな。修行僧が、食べるんだろうな。。

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金剛峯寺の台所。雰囲気が、実に、ありますな。

大雪が降ると、ハプニングが様々に起こる。しかし、時間に余裕があればそれも、災い転じて、福となす。これは空海の教えとは、直接は関係ないんですが?(笑)
強く感じたのは、galaxy tabとfacebookの素晴らしさ。極端なことを言えば、これさえあれば、時間はいくらでもつぶれるし、調べ物も出来る。仕事もある程度、進む。退屈知らず。実に偉大ですな。

当方これから出張は、時間はあり過ぎるくらいに、可能な限り余裕を持って、スケジュールを作ろう。あと、galaxy tab用電源も、常にかばんの中に入れておくように、しようかな?う~む。人生、悪くない。これで、いいのだ。

展望・・冬の富士山と日本株

浜口です。2012年。新しい年を迎えました。
年初なので、冬の富士山を。JALの羽田ー伊丹便機内から、撮ってます。

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富士山は、さすがに超然としてますね。実に姿が良い。格が違う。背筋が、伸びます。
さて、年初なので、富士山の展望だけではなく、日本株の展望も。日本株、全体としては、低迷している感は否めない。というより、見放された市場?証券マンさえも、見放したと?
でも不人気な市場は、潮目が変われば、収益をもたらす。変化の胎動が感じられる部分もある。ここは、注目したい。
一例だが、日本企業による、対外M&A件数は増加傾向にある。
国内経済、市場、何かが、変わろうとしていると思う。一方では、ヒストリカルに見ても、バリュエーションからも、株価は総じて、割安。今年は、期待したい。円高さえ収まれば・・・さあ、どうなるか?
本年もよろしくお願いします。