財務省、650兆円の資産を隠しているわけではない

浜口です。
財務省が隠す650兆円の国民資産、アマゾンで買って、少し、読みましたが。。。
このタイトルに関する根拠が、2行で説明されてる。「バランスシートでみれば、政府負債は1000兆円あっても、資産が600~700兆円ある」と。
う~む。政府、財務省、少なくとも、「隠して」は、いないですよね?政府のバランスシート、公表してますよね?タイトルと中身が、一致してないと、当方、今のところ、理解しました。
まださわりしか読んでないが。。。まあ、タイトル以外の部分で、気づきがあるかもしれない。これから、このハードカバー300ページ弱、根気良く、読んでみましょうかな?

財務省が隠す650兆円の国民資産

浜口です。久々に、読んでみたい本が。
今日の日経朝刊の出版広告を見て、驚いた。財務省が隠す650兆円の国民資産というが。。。
実に、衝撃的な話。これ、本当ですか?ちょっと、考えられないが。。。日本の国債発行額を、少し上回るくらいの額、ですよね?日本の消費税、50年分の資産と。。。故に増税は、不要と。。
まあ、元大蔵省理財局資金企画室長が書いてるというんだから、根拠がない話とは、思われないが。。。
本、早速読んでみようと思い、近くの書店に向かったら、う~む。売り切れと・・・・書店の人曰く、「だから広告に、『たちまち大重版!!』と書いてあるんですよ」と。そ、そういうもんですかね?
それはそれとして、本の内容の真偽は、如何に?実に、気になりますな?

名古屋にて。八丁味噌三昧、一泊二日。

浜口です。

名古屋に一泊二日、出張で行ってきました。名古屋といえば、八丁味噌。今回なぜか、とてもご縁が、あったな。写真を。

まずはランチ。名古屋は伏見の名店、島正。食べログによれば、「昭和24年創業、八丁味噌ベースの出汁で大根や玉子、コンニャク等を煮込んだ名古屋名物どて焼き(味噌おでん)や味噌カツがいただけるお店。元々は屋台から始まり、3代続くという老舗のお店」とのこと。味噌おでん定食をいただきましたが、絶品だった。
赤味噌味のおでん。鰹だし風味が強め。塩辛さは、ほとんど感じませんでした。これはちょっと、意外だったな。

2011-10-12 11.57.32.jpg
左から、にわとりの卵、大根、豆腐、串カツ、こんにゃく。1日15食限定と。当方、11:50頃到着でしたが、ぎりぎりセーフ、最後の一人だった。意外にもこの時間、お客さんは、OLさん風が多しでした。一番感動したのは、大根かな。厚さ4cmぐらいあるが、しっかりと中までまっ茶色に、八丁味噌だしがよ~く、染みていたな。感動モノだった。

2011-08-09 16.48.16.jpg
この日の宿。ANAクラウンプラザ・グランコート名古屋。当方の名古屋の、定宿の一つ。常連のせいか、いつもはツインにアップグレードしてくれるんですな。しかし今回は、ダメ。聞けばこの日は、ほぼ満室なんだそうな。そ、そうか。。。しかし当方、いつものアップグレードお気遣いに敬意を表してな。写真は、前回泊まった時の、ツインの部屋を。

P1030803.JPG
夕食。ホテルで教えてもらった、「この地区でイチオシです」という、全室個室の居酒屋「一鳳」にて。まずは、この女性が、ビールを。う~む。悪くない。ゴキュっと、いただく。

P1030797.JPG
本日のおススメ。ブリのお造り。腹の部分と。実に良く、脂が乗ってましたな。この持ってきてくれた女性、少々、倖田來未似だったな。

2011-10-12 18.50.40.jpg
味噌煮込みうどん。昼とは異なり、こちらの八丁味噌味のうどん汁、実に濃かった。居酒屋メニューだからかな。
しかしながらやはり、それほど塩辛くない。これはお昼と、同様だな。

2011-10-15 12.03.27.jpg
名古屋高島屋にて、購入。八丁味噌合資会社製と。八丁味噌って、会社の名前だったんですなあ。今の今まで、知らなかった。上場してれば、わかるんだろうが・・・。

2011-10-16 udon.jpg
名古屋の味噌煮込みうどんの老舗、山本屋本店にて購入。お土産用の、煮込みうどん。うどんは乾麵だが、特製味味噌と、出汁として使うかつお節・あじ節付です。お取り寄せグルメとして、人気があるらしい。実際、おいしかったな。

日銀による日本株ETFの買い入れ

先週の日経ヴェリタスに、日銀によるETFの買い入れに関するコメントが出ていましたね。これは、現状把握しておいたほうが良い情報と考えますので、以下に要旨を。
・日銀は昨年12月15日から、株価対策の一環でETFの買い入れを開始。これまでに累計、7266億円を買い付け。これは対象と見られるETF時価総額の、3割を占める。
・日銀のETF買い入れ総枠は、1兆4000億円。期限、は2012年半ばまで。
・株安局面で日銀の買いが入るのは、相場が軟化した8月以降、「日常風景」であると。8月以降、買いに入ったのは17回。1回当りの平均額は、約230億円に達する。
・ETFの注文については、日銀は、住友信託銀行に委託。住信から注文を受けた証券会社は、指数を構成する現物株全ての銘柄(日経平均型なら225銘柄)を買い集める。それをETF運用会社に持ち込み、新たにETFを発行してもらい、日銀に渡す仕組み。ゆえに日銀が投じた資金は、最終的には、現物株需給にプラスに働くことに。
・ETFの買い入れ対象銘柄は公表されていないが、TOPIX,日経平均に連動する銘柄としている。日経によれば、条件を満たすのは、東証・大証あわせて、8銘柄ある。
・足元の株安で、日銀が買ったETFは含み損に。日経の試算では、530億円近くに達する。但し日銀は、ETFを原則として、売らない方針。将来、売却するとしても市場の情勢を勘案し、かく乱しないことを基本方針としている。

グランド・セントラル・オイスター・ バー&レストラン 丸の内店

浜口です。秋の3連休、みなさんいかに、お過ごしですか?

昨日、知り合いとランチで、グランド・セントラル・オイスター・ バー&レストラン丸の内店に行ってきました。
このタイミングでの、秋の丸の内ランチ&散歩、実に良かった。この時期、ズバリここ、おススメだな。

まず街全体が、3連休なのに、あまり混んでない。あと特筆すべきは、休日の丸の内、駐車場事情が、実に良い。ほとんどのビルに地下駐車場があるが、当方が停めたオイスターバー&レストランがある明治安田生命ビルは、ガラガラだったな。
そして各駐車場、土日は1時間だけ、無料にしている。あとは3000円かな、買い物・飲食すれば、さらに1時間の無料券もらえる。。。と、2時間あれば、ランチ&散歩、十分なんですな。

当方が食べたのは、パスタランチ。これにクラムチャウダーをつけて、一人2000円ぐらい。平日と休日とでは、ランチメニュー、少し変わるんだな。
このランチ、前菜に生牡蠣が2つ、ついてまして。これが実に新鮮、かつ、旬な一品でした。2つの牡蠣の内訳は、方やNY産、かたや広島産。ケチャップやら、なんたらビネガーやら、3種類のソースがついてましたが、こちらは、使わなかった。「実は、たっぷりのレモンで食べるのが、今の時期は一番、旨いんですよ。理由は後で、わかりますよ」と。ここは店員さんのアドバイスに従う。

ということで、レモンでチュルっといただいたら。。。これはこれはなんとも、実に深遠な味わいでしたなあ。生牡蠣二つ、後は別オーダーの絶品クラムチャウダーがあれば、う~む、シンプルなパスタランチが、秋のコース料理に、様変わりするんですなあ。
生牡蠣は、二つの味わいの違いも、よくわかりました。NY産は少し小ぶりで味が濃い目、広島産は大きめで、NY産比淡白ながらなめらか、味が広がる感じだったな。

生牡蠣なので、白ワインも欲しいなと。。。しかし。。そ、そうか、生牡蠣をチュルっとした後で、かけられたタップリのレモンの汁も、ズズーっといただく。するとこれで、あたかも白ワインも一緒に飲んだような気持ちに、なるんですな!店員さん、後でやってきて、「たっぷりのレモンの意味、分かりましたか?おいしかったですか?」と。
店員さん、いかにも。適切なアドバイスだったな。

さて
この明治安田生命ビルの、駐車場のもてなし。これも、バツグンによかった。クルマの扱いが丁寧だし、地下3Fから地上に出るまで、クルマを運転中、4人ぐらいの駐車場スタッフがこちらを向いて、挨拶してくれましてな。最後の出口近くには美女スタッフが、駐車券の扱いをしてくれた。駐車場から出るまでに、当方をこれほどまでに良い気分にさせてくれた駐車場、初めてだったな。

ちょっとミーハーチックな書き方をすると・・・まるで、ドラマの主人公にさせてくれるようなマナーの、駐車場だった。まあ、スタッフの人数比、車の数が少なかったからというのも、あるんでしょうが。
丸の内仲通りは、大人の街。平日も休日も、飽きさせない良さがありますな。実に奥深い、秋が似合う街。人生、悪くない。

富裕層は、外貨資産買いと。

10月8日付週間ダイヤモンドに、知られざる富裕層の資産運用という特集が。
曰く。一般投資家が昨今の円高であたふたしているのを尻目に、一部の富裕層は円高に乗じて、躊躇なく外貨資産を増やしているのだと。
これらの人々は、相場のことを日々、考えてるわけじゃない。資産防衛の視点ですね。
日本の財政状態を考えれば、足元はともかく、最終的に投資家が心配しなくてはならないのは、円安。それを考えると、その前の円高はむしろありがたいと、受け止めているというわけですね。
富裕層で、しかも定期的なキャッシュフローがある立場の人が、最終的には順当に、さらに資産を増やす理由はこれだなと、思いましたね。
ピンチをチャンスに変える。言うは易く行うは難しですが、これを自然体で行えるわけですからね。

スティーブ・ジョブズ関連の話、2つほど。

浜口です。
スティーブ・ジョブズ氏に関連する話を、2つほど。
1.人から聞いた話。。。。。10月に発表になったiPhoneが、iPhone5ではなくて iPhone 4S になったのは、iPhone for Steve という話は、本当??
2.当方が考えたこと。。。日本のスティーブ・ジョブズは、松下幸之助なんだろうなと。

欧州安定化基金、再拡大で合意

浜口です。10月4日日経夕刊トップに、欧州安定化基金の再拡大で合意との記事が、ありましたね。いわゆる、EFSFのことですね。
具体的な内容は、記事をご覧ください。3日の欧州財務相会議で、4400億ユーロの金融安全網を規模拡大でする方向で一致と。2兆~4兆ユーロ規模(200兆~400兆円)で調整する方向のようですね。これは、とてつもない金額。また当基金については、金融市場での国債購入や、域内銀行への公的資金注入を、可能にすると。。
EFSF、要はこの基金のことですが、だんだんと、かつての日本の、金融再生委員会のようになってきた気がする。1999年に、国内大手銀行15行に、7.5兆円、公的資金を注入しましたよね。これで当面の金融危機は一段落、株式相場も反転した経緯があります。この再現、なるか?
このセーフティネットで、ギリシャ問題により、罪のないイタリア、スペインの国債が売り込まれた場合、買い支えできれば、良いと思う。見せ金ベースの効果でも良い。効き目があれば。。。
ここもとの株式市場が底打ちする場合、これが最短シナリオでしょうね。さあ、どうなるか?いつ、この話、具体的な形で出てくるのか?楽しみです。まあ、楽観シナリオですが。。

大分に出張①大分のイタリアン・エスキーナ

浜口です。

当方、最近、出張で昼に時間的に余裕があるときは、イタリアンのランチコースにすること多い。函館のときもそうだったが。地方でイタリアンを食べるメリット、以下5点、あると思います。

①価格がどうみても、割安。東京の2/3、場合によっては半額。
②東京の一流店で修行したシェフがいる店も、探せばある。
②地元素材が味わえる店も。一方で、観光客価格ではない。
③次の仕事のアポまでの、時間の調整が容易。食後、喫茶店に行く必要なし。コースなら、エンドの時間を告げておけばよい。
④美女店員が相手をしてくれるときも、たまには。

今回は、大分のエスキーナで、ランチコース。2300円なり。少々奮発なりも、実に、おいしかった。写真を。

2011-09-14 13.08.38.jpg
前菜。鯛のカルパッチョ、タコのガリシア風、ゴルゴンゾーラとリンゴのカナッペ、ですな。美味しいです。

2011-09-14 13.15.52.jpg
冷製ポタージュ。じゃがいも、たまねぎ、キャベツ、なすを、練り込んであると。なるほどな。

P1030674.JPG
ムール貝とアサリのペペロンチーノ。潮の香りがしてくるな。

2011-09-14 13.49.59.jpg
地鶏のグリル。大分は宮崎とともに、鶏肉、良く食べるよな。実にジューシーで、うましだったな。

2011-09-14 13.59.23.jpg
ランチコースのデザート。ブリュレとパンナコッタのパフェと。下のほうには、フルーツがいくつも。パフェ食べるなんて、何十年ぶりかな?。。。う、う~む。と、とろける~。快楽なり(笑)。これと、コーヒーだったな。

P1030675.JPG
ランチコースで、当方をもてなしてくれた女性。親切な方でした。犬顔タイプの美女だったな、猫顔ではなく。

この方、1時間近くかけてのランチの始終、何度もやってきて、当方にいろいろとお声がけ・説明をしてくれた。料理の写真をいくつも撮っていたので、珍しく思ったのかもしれせん。あるいは当方以外、お客さんは女性ばかりだったので、それも珍しかったのかな?

この方、とても優しく対応してくれました。「笑顔も料理のうち」と言われるが、これは真実だなと再認識。おいしいコースと、笑顔。これで、この店のファンにならないワケが、ないって。。。。

さあ、これから、仕事たい。人生、悪くなか。

円は「隠れ基軸通貨」というが

浜口です。
浜矩子同志社大学大学院教授著の、「『通貨』を知れば世界を読める」~1ドル50円時代は、何をもたらすのか~PHPビジネス新書を読みました。
1ドル50円の根拠。この本によれば、日本の円は事実上、「隠れ基軸通貨」であるというのですね。背景には、日本が世界最大の債権国である一方、ドルはもはや、基軸通貨の座を放棄した。ユーロは、ドルが放り出した基軸通貨の立場を受け入れることをあきらめた。この2点があると、書かれています。
しかし。。。。円は短期的には、安全性が高い通貨であることは理解できるのですが、長期的には、どうなんでしょうか?
足元で、多くの市場参加者、特に外人投資家による円高の根拠は下記、ゆえに「有事の円高」「リスク回避の円高」が発生しやすい状況と考えます。
① 財務省によれば、2010年末における国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した日本の国の債務は、1000兆円に達するとのこと。この額は、確かに大きい。
② しかしその受け皿として、国内の個人金融資産が1400兆円超、存在する。ゆえに日本は、国債消化がほぼ国内で完結しており、ギリシャなどとは、真逆である。ゆえに円は、極めて安全性が高い通貨である。
しかし長期的には、次の3点から、「隠れ基軸通貨」前提は崩れていくと、考えますけどね。①国債発行残高は増加していく。②一方で個人金融資産は、多くを高齢者が保有しており、今後は資産食い潰しにより、減少する可能性が高い。③日本が世界最大の債権国である状況も、今後、資産食い潰しが進む過程の中で、日本人が海外に持っている株や不動産も、長期的には売却が進む可能性が高い。