浜口です。
「相場の急落など、これから何度も生じるだろう。それは、ドカ雪のごとく積み上がった買いポジションの新雪が、自重に耐えかねた表層雪崩を起こすだけの現象だ。表層雪崩は、ちょっとした物音でも起こる。昨日は中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が、その物音役を果たしたわけだ。」
以上は、豊島逸夫さんが、日本株をバブルから救った「5.23」の急落とのコメントの中の一文。なるほどな・・・素晴らしいたとえをするものだな。
詳しくは、文章全体をお読みください。今回の日本株の下落については、当方の解釈・考えは、いまのところこれに近い・・・・というか、好きな考え方です。
日本株をバブルから救った「5.23」の急落
日本株は暴落、しかし香港中国は、2%台の下落に留まる
浜口です。
中国、HSBCのPMIがイマイチということで、日本株は暴落、しかしながらアジア株は、香港、中国は、2%台の下落にとどまってます。
以上を鑑みるに、日本株は、一本調子に買われ過ぎた、一時的な反動安との判断が妥当と、考えます。要は大騒ぎし過ぎじゃ、ないのか?押し目買いしたいやつは、心おきなく、買えって。
あと今日は、後場からの下げなので、日銀がETFを買う状況になかったと思われます。日銀、明日は朝から、ETF、強烈に買う可能性も、あるよな。現状では当方、日本株、初押しは買いと、思ってます。現状ではね・・・・
でもね、君子、豹変しますのでね。
これで中国、7-9月期が景気の底ではないという評価になるかも。これはあくまでリスクシナリオ。わからんが・・
もしも当方、買い玉全玉、手仕舞いしたらね。しばらくしてご報告、しますな・・・この可能性は低いと、現状は、思うけどな。。。。まあいずれにせよ、今日のNY株式市場、注目ですな・・・
日経平均とTOPIXの差。ファストリテイリング・・・
浜口です。
見ての通りですが。。。日経平均とTOPIXの差。ファストリテイリング、いじくってる悪いヤツ、いるんだろうな。。。日経平均先物、買っといてな。。。
日経平均の寄与度、ファストリテイリング、10%以上でしたよね・・・・
低位株にも相場が・・・
浜口です。
ふりーぱぱさんが、
低位株相場・・・を書かれていますが。。。。ご指摘の通りですね。双日も一時、ストップ高でした。
循環物色で低位株にも物色のお鉢が回る中、今日の双日のように、好業績が伝わると、大幅高・・・センチメントの改善が、実に顕著ですね。相場って、こういうもんなんだよな。。。
本来は、低位バリュー株分散投資を標榜している当方、ふりーぱぱさんのようなコメント、率先して書くべきなんでしょうが。。。(笑)
低位株の底上げ、新興市場はよくわからんが、東証一部はこれからも、続くんでしょうね。出遅れ株の水準訂正のようなかたちでね。
まあ・・・日本株、2007年以降、5年間の下げ相場。上げだしてまだ、半年。もうしばらく、循環物色が続いても、よかよかですよね。。。。
米LNG、対日輸出解禁
浜口です。
これは昨日の日経夕刊一面記事。アメリカのシェール革命の恩恵、日本にも徐々にということですね。割安なLNGが、アメリカから入ってくると。
シェール革命により、アメリカは2020年あたりから、天然ガスの純輸出国になるらしい。これ、大きな話ですよね。中東、ロシアをもうそれほど、相手にしなくても、良くなるのでは?
当方、株式市場の見通しを考えるうえで、ここ何年かは、やや強気にバイアスをかけて考えたほうが、当たる可能性が高いと思ってるんですよね。迷ったら、強気と。
理由は、シェール革命が折に触れて、アメリカ経済・株式市場、ひいては日本の市場にも、様々な形でポジティブな材料として、出てきそうだからです。
それにしてもアメリカって・・・運の強い国ですよね。シェールオイル・ガス、途方もない埋蔵量、なんですよね?掘削技術の進歩か。。。。
野村の日経平均25,000円シナリオ
浜口です。
5月15日付けの野村のレポート、日本株投資戦略5月号。写真の通りですが・・・
タイトル以上に、2段目のパラグラフにご注目ください。
「仮にアベノミックスが成功に終われば、今後5年程度で日経225のEPSは1,650円、PER15倍で25,000円程度が見えてくる」と。
さあ・・・・どうかな・・・
日経平均15,000円&いすゞのストップ高
浜口です。
日経平均は15,000円乗せ。あとはこれは恐縮ですが、当方、もう過去4年近く、折に触れ、このブログで継続的にコメントしてきたいすゞが、150円ストップ高の、872円になりました!!
日野自動車と比べると・・・いすず、業績見通しが実に、保守的だよな。これじゃあ近々、上方修正すると、皮膚感覚的には思っていたが・・・・株価の動き、今日、極端に来ましたね。
一年前の市場なら、同じ業績の上方修正でも、こんな値動きにはならなかったはず。まったくもって、市場のセンチメントの変化って・・・・物凄いよな…
まあ、長く生きていれば。。。たまにはこういうまぐれにも遭遇、するよな。。。継続は力、あきらめないことが肝心なんだよな・・・株式投資も、人生もな・・当方つくづく、そう、思いますな。
凄い相場!野村、大和が一時、ストップ高近辺に・・・
浜口です。
今日の日本株も、凄かったな…今日は金融株の日?野村、大和が一時、ストップ高近辺に。メガバンクも揃って、大幅高。当方、まとまって保有の、いすゞも新高値と・・・・
外人投資家、あるいは国内機関投資家の一部が、日本株、買わざるを得なくて・・・VAWPで流動性のある主力株、買いに行ってるのかな。それに自己やネットトレーダーが、相乗りと?
金融株が来る相場は、強い。この相場・・・・いくとこまでいく、ということでしょうな。
しかし・・・能天気なままではいられない。どこかで必ず、相場、降りないとな。そしてひとたび降りたら、押し目買い、絶対しない。。。。この決意だけは、もたんとな・・・
国策に売りなし
浜口です。
円安、株高ですね。
当方、1980年代によく聞かれた相場格言(?)、「国策に売りなし」「国策に逆らうな」を、思い出しましたな。
安倍政権の国策は、円高・デフレの阻止。加えて、株高。これはお約束、ですよね。。。で、問題は、実行力・・・現状、国内投資家は???と思っている人が少なくないが、海外の投資家は、素直に好感して、株を買いまくってる。。。ここまでの認識は、問題ないですよね?
民主党政権時代は、国策がことごとく中途半端、特に経済政策は、市場にポジティブな影響を与えることが、おおむね出来なかった。ゆえに「国策に売りなし」には、該当しない。残念な話ですが…
自民党政権になって、国策が市場に、きちんとインパクトを与えるようになってきた。黒田日銀の量的緩和も、これ、FRBマネっこなんだろうが・・・それが故か、説得力を持った。で、海外の株式市場はといえば、米・独と新高値。日本株には当然、フォロー。アメリカのシェールガスも、良い話。
こうなると・・・「国策に売りなし」「国策に逆らうな」に、尽きますよね?基本、ね。
そういうことでしょ?難しく考えること、ないって。当方、性格は素直なんで・・・当面、保有株は寝かせることに、しますね?だって・・・・官製相場?政策の当局たる国に喧嘩しても、いいことないですよ。。。ねえ?(笑)
要は、「潮目が変わった」と理解するのかしないのかということ、ですね。
高知・松山・鹿児島に出張⑤吉都線に乗って
浜口です。高知・松山・鹿児島に出張④日豊本線・竜ヶ水駅から桜島を臨むの続き。
今回は、100%テツの話。吉都線って、ご存知ですか?かなりマニアックなテツじゃないと、わからないだろうな・・・(笑)以下、Wikiの説明を。
吉都線(きっとせん)は、鹿児島県姶良郡湧水町の吉松駅から宮崎県都城市の都城駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。肥薩線八代駅 – 吉松駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。
霧島山の北東側を廻り宮崎県西部のえびの市・小林市と南部の都城市、そして県都宮崎市および鹿児島を結んでいる。都城 – 隼人間が開通するまでこちらが日豊本線だった時期がある。また、1974年から1980年まで博多 – 宮崎間の特急「おおよど」、1959年から2000年まで熊本 – 宮崎間に急行「えびの」(当初は準急)が経由し、肥薩線とともに中九州と南九州を結ぶ役割を持っていた。
2008年度分の統計によれば、吉都線の輸送密度は576人/日であり、JR九州の路線のうちで最下位である。この輸送密度は、国鉄改革の際に廃止された特定地方交通線に選定される水準である。
・・という、実に愛すべきローカル線ですね。
今回は、鹿児島中央から鹿児島空港に向かうまで。まずは日豊本線で。そして吉都線に完乗。さらに肥薩線の嘉例川を経由して、ぐるっと遠回り。巡ってきたというわけです。楽しかったな。写真を。
鹿児島中央にて。まずは日豊本線特急きりしまで、都城まで。
特急きりしま、昭和の時代のオンボロ車両を真っ赤に塗って走らせてることもあるが・・・この編成には、特急つばめ車両が用いられていた。ちょっと嬉しくなる・・・。
JR九州車両、センス、いいですよね。外見も、車内もね。
強い太陽の日差しのもと、つばめが飛んでいるような・・・好きな写真です。
都城に到着。ここからいよいよ、吉都線へ。待っていたのはキハ40?吉松行き。こちらは年季が入っているって。昭和の時代のムード満点の、気動車。昔の急行列車風のクロスシートが、実に良い感じ。旅情を誘います。ローカル線の、魅力ですね。
車窓から見える、韓国岳。ここは、霧島屋久国立公園ですな。
吉都線の終点、吉松に到着。ここで向かいのホームには、肥薩線の優等列車、特急、いさぶろう・しんぺいが待ってました。
駅弁、売ってた!吉松駅弁・たまり幕の内弁当と!しかも、駅弁売りの人が、この駅では健在!久々に拝見しました。後ろを足早に歩いている、女性車掌さんとは対照的なイメージですが・・駅弁売りさんも、味がある。良い感じです。
駅弁、主に特急いさぶろう・しんぺいの乗客向けなんでしょうが、各駅停車に乗っている当方も、買い込んだ。
吉松駅弁・たまり幕の内弁当は、地元食材を使い、とことん手作りに徹した弁当との触れ込み。旨しでしたよ。しいたけや野菜の煮付けの味が、忘れられない。濃い目の味付けで、ご飯に、実に良く合ってたな。
肥薩線の嘉例川駅。実はここが、鹿児島空港から最も近い駅なんです。
そうはいいましても無人駅だし、タクシーは呼ばなきゃ来ないし、スマホの入りも悪いが・・・・と、鹿児島空港に向かうまで、さらに寄り道することに、しますね。次号、乞うご期待・・・・とな?(笑)