浜口です。日本株、今日は先の高値の5月23日の信用期日がまとめてきたイメージでしょうか。それに係る売り物が、まとまって出てるのかな。でもまあ、これに関連する需給悪、徐々に峠を越していくでしょうね。
さて
当方、旧三和銀行について、最近、考えるところありましてね。前回に続いて、この銀行の話を。
大阪の銀行と言えば、かつては住友と三和が強かった。その中でもPeople’s Bankを標榜していた三和銀行は、リテールでは、住友を圧倒していた。大阪に出張に行くと、御堂筋沿いには、三和銀行の「緑色」の看板が、これでもかと言わんばかりに並んでいた。圧倒的に、三和銀行強し。そんなイメージでしたよね。
それが、ある日を境に・・・赤の看板に変わってしまった。まあ途中、UFJというあまりメジャーにならなかった看板もありましたが…と、これ、まさに、オセロゲームのよう。全部、三菱東京UFJ 銀行の「赤色」になってしまった。
当方、大阪で御堂筋を歩くたび、いつもこれを思い出す。都銀、かつては収益の規模では三和と富士がトップ級、続いては住友。で、第一勧銀、三菱は、その次だったのにな。
う~む。資本の論理とは残酷、恐ろしいもんだな。でもこれが、現実なんだよな。結局は、三菱の臆病経営というか、意思決定の遅さゆえというか、金持ち喧嘩せずというか、結果としてバブル融資に積極参加しなかったっことが功を奏したんだろうな。
結論は、特にありませんが・・・理由はともあれ、1980年代以降ここまでは、三菱東京UFJ 銀行が最も首尾よく、要領よくやってきた。これからは、どうなるんだろうな・・・