浜口です。
ずいぶんと間が開いてしまいましたが、高松に出張③小豆島・瀬戸内海・エンジェルロードの続きを。
今日は、小豆島から大阪に帰る。方法はいくつかあるが…最短距離で。
宿のある土庄から、1時間ほどバスに乗って、本州に面した福田港へ。そこからJR赤穂線の日生(ひなせ)に渡り、姫路で山陽本線に乗り換え、大阪に向かう。詳しくは最後に書いてますが、結構ギリギリの移動でした。まずは写真を。
福田港発日生行きのフェリー、「ひなせ」の船内。こんな感じ。なかなか良いムードでした。
でもやっぱり、晴れの瀬戸内海の旅なら…こんなテーブルで、冷えたらビールをゴキュッといただく方が、良いよなぁ?(笑)
瀬戸内海。相変わらずきれいだが…福田港から日生へ向かう経路には、あまり小島がないんですな。その分景色は、やや単調かな。でも十分、気持ちいいけどなぁ。
フェリーひなせ、無事、日生港に到着。
赤穂線の日生駅。本州から小豆島にわたる場合、姫路や岡山からだと、港までバスで移動しなければならない。ところがこれが赤穂線の日生だと、港はすぐ近く。目の前。
日生駅の案内所で教えてもらい、駅から数分歩く。「はましん」という海鮮料理のお店で、刺身定食を。味噌汁は、いそがに汁に変えてもらった。これが旨し。刺身には、しゃこも鎮座していた。
実に満足。価格面では、特に割安という感じではなかったが・・・観光客は見当たらない。来てるのは地元の人ばかり。地元の人気店なのかな。
赤穂線の、鈍行車両。これに乗って姫路まで。そこからは山陽本線の新快速で。さあ、大阪へ戻ろう。
さて今回は:
福田港から日生まで、約1時間の船旅。ただしこの行き方は、きわめてマイナー。バスと船との接続が、配慮されていない。そもそも、港行きのバスがない。福田港の近くを通るバスならあるが・・・この船、フェリー利用が多いんだろな。車とともに移動な。
土庄バスセンターでバスに乗るとき、こんなアドバイスを受けた。
予め運転手さんに、福田港から船に乗る事を、伝えておくこと。そうすれば実際にはバス停はないが、福田港最寄の入口で、降ろしてくれるからと。
また、バスの遅延はしょっちゅう。老人客が多いと、乗り降りが遅いので。そうなると、船に間に合わないことも。で、乗り遅れると、次の船まで、港で2時間以上待つことに。それでは困るでしょう?でも策はある。
あらかじめ福田港に電話をしておき、「到着はギリギリになりますが、必ず船に乗りますんで」ということを、予め伝えておくと良い。そうすれば、少しの時間なら船は待っていてくれるので、バッチリと・・・ホントかなぁ?(笑)
果たして、バスの到着は5分遅れ。出発時間には間に合わなかった。が、アドバイスに従い福田港に電話をしていたおかげで、船はちゃんと待っていてくれた。で、当方が乗船後、すぐに出発。
福田港最寄の入口でバスを降りると、船会社の人がこちらをみて、「浜口さん!?船乗り場はこちらです!さあ、お急ぎください!」と、手招きしてくれた。大きな手振り。これがとても、印象に残った。
親切というか素朴というか・・・小豆島の人たちはおおらか、のんびり。ハートが良いな。そんな気がした。今回の訪問を通して・・・人生、悪くないな。
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