浜口です。6月21日付の日経ヴェリタスで、2007.12.01付け当ブログ【コメント返信】同じ月を見ているで、「この株主なんでしょうね?」ということでわかる範囲で説明した、CBNYDFAの「正体」が取り上げられてますね。
空前の需給相場が始まった???
浜口です。ドイツ証券ストラテジストの武者氏が、6月12日付でまたまた強烈なレポートを出してますね。タイトルは「空前の需給相場が始まった・・・現金氾濫、資産価格大バーゲン、100年に一度の好需給が現出した」(!)一部引用しますと:
三井住友FG
浜口です。本日は銀行株が下落していますね。悪役は三井住友FGで、引けは4050円、6.9%のマイナス。他のメガバンクもつれ安。
三井住友FGのファイナンス額が当初見込まれていた8000億円から9000億円に増額するのでは?との観測が悪材料視されたとの解説が聞こえています。しかしながらこれは、株価が上昇したことに伴う額の増加で、おそらく発行株式数が増えたことに起因するものではないのでしょうから、個人的には理解に苦しみます(開示によれば、オーバーアロットメントも含めて2億3500万株を発行し、発行総額は約9230億円となるとのこと。これは最終的には、発行株式数も増加するという意味なのか?)。
世界の金融機関時価総額ランキング
低PBR銘柄の水準訂正
浜口です。日経平均が一万円と、日本株の戻りが順調ですね。当方は玉を寝かしたまま、どこで上げ止まるか見ているところです。現状は押し目買いで、まだいけそうな気がする。銀行株の株価位置が、まだとても低い気がするが・・・どうなんだろ?
さて足元で、低PBR銘柄の水準訂正も進んでいます。6月13日号東洋経済に、「不況時の株高が到来か。リスクマネーが回帰の兆し」との記事があります。ユナイテッド投資顧問の高塚孝一氏の解釈の主旨によれば:
GMの負債総額
浜口です。既に幅広くご案内の通り、このたびGMが破綻しました。負債総額は1728億ドルに達しました。
ただこれは、ダントツ第一かといえばそうではなく、史上第三位なんですね。第一位はリーマンの6910億ドル、第二位はワシントンミューチュアルの3279億ドルであります。
この状況は、さまざまなことを示唆している気がします。まず、金融が破綻するとやはり、負債総額はとてつもなく大きくなるねという見方も出来ますでしょう。
しかしながら、世界のGMよりリーマンのほうが負債総額が何倍も大きい・・・この状況は、やはり金融が実体経済に対し膨張しすぎだった・・・・こう捉える見方のほうが多いということになるんでしょうね。一般的には。
ヘトヘト証券復活?
浜口です。ここのところ、野村證券の営業のハッスルぶりが、業界各方面で話題になっていますね。
エクイティファイナンスでは、MUFG, 東芝、三井住友FG、みずほFG等々、ここのところのめぼしいものはことごとく大きく関与している。あと投資信託販売も、ハイイールド債券投信をカリカリになって取り組んでいる。いずれも、「野村がついに本気を出した」「野村の営業体だからここまで出来る」などと恐れられている(?)ようです。
ただ、さすがに後者はやり過ぎとの意見もあり、野村のハイ・イールド債券投信 人気の裏で問われ「販売姿勢」というコメントも出ていますが。
いずれにせよ、経営方針が転換、1980年代の、いわゆる「ヘトヘト証券」といわれた野村證券に戻ったのではないかとの意見がしきりに聞かれています。実際、どうなんでしょうね??
まあ、足元で日興が元気がないでしょうから、その分までシェアを持っていってしまおうということなのかもしれませんが。あと、リーマンとの統合がどう絡んでいるのかな?いずれにしろ引き続き、野村證券の動向には要注目と考えます。
5月はバリュー天国
浜口です。あるクオンツのアナリストに話を聞いたら、5月の国内株は久々に「バリュー天国」といった状況とのことでした。PBR、リターンリバーサルといったバリュー系投資尺度のファクター効果は、月を通してブッチぎりだったそうです。
循環物色
浜口です。ここのところ飲み会が多く、夜は酩酊状態が続きブログが更新できずにおりました。書きたいことは多々あったのですが。
日本株は、概ね「ポスト・サブプライム」の株式市場の注目点で書いた展開、つまりいわゆる「リーマンショック」(9月15日)前の水準に戻す展開中と考えます。素直な戻り。
株価急騰に備えよ(笑)??で書きましたとおり、リスク資産市場全体にThe animalistic spiritが戻りつつある状況と受け止めています。