ここ2週間、株式市場は上昇

浜口です。先週の株式市場は、久々にホットな展開でしたね。

ここ2週間程度を見ると、米・中・日とも、株式市場が上昇しています。サプライズという点で言えば、アメリカを中心とし、企業業績が想定ほど悪くなかったことでしょうか。以下、いろいろと話を聞いている中での、当方の個人的な印象です。

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アメリカ株価がロケットスタート???

足元で米国株が連騰しています。大和総研ストラテジストの成瀬順也氏の7月21日付け「米国株News Letterロケットスタートを決めた決算発表」によれば:

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時間は貨幣・信用は貨幣

浜口です。いろいろと不透明な要因があり見通しの強弱が分かれる中、米・中・日とも、株式市場は良い感じになってきましたね。

少し前の日経ヴェリタスに、井出正介さんが書いた「株主価値を重視する経営とは」という文章があり、この中でベンジャミン・フランクリンが若者たちに対し説いた人生訓なるものが書かれていて、感銘を受けました。忘れないようにメモしときます。内容は以下の通り。

・ 時間は貨幣であることを忘れるな
・ 信用は貨幣であることを忘れるな
・ 貨幣は増殖し、子供を生むことを忘れるな
・ 支払いの良い者は、他人の財産にも力を持つことが出来る
・ 資産を運用せずキャッシュのままでおくことは、それ自体が機会損失である。

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道後温泉

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この前、四国は松山で講演をすることがあり、その後で道後温泉に行ってきました。ここは日本書紀にも登場する、わが国最古の温泉なんだそうです。JR松山駅近くから、「道後温泉行」と書いた市電に乗って、20分ぐらい。終点の駅が道後温泉。松山駅・松山市内からもそう遠くないこともあり、出張がてら松山に行くような状況でも、サクっと立ち寄ること出来ます。

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PPIP規模縮小、よろしくない。

先般、アメリカの「バッドバンク」構想は?で書いた件、その翌日突然アメリカ当局からアナウンスがあり、びっくりしました。趣旨は以下。

・ アメリカ財務省は現地時間8日、国内金融機関から不良債権を買い取って金融安定化を狙いとする「官民投資計画(PPIP)」の運用を担当する9社を発表した。
・ 当初は最大1兆ドル規模の不良資産買い取りを目指すとしていたが、金融市場に回復の兆しが見えてきた事情もあり、400億ドル規模への縮小した模様。

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アメリカの「バッドバンク」構想は?

浜口です。株式市場は、上海市場以外は調整局面ですね。

ところで最近、アメリカの「バッドバンク」構想はどうなったのでしょうか?

米政府が設立を発表したいわゆる「バッドバンク」は、銀行から不良資産を買い取る官民共同の基金。5000億ドルから最大1兆ドルの不良資産を買い取り、金融安定化の切り札と期待される仕組み。

これに関するニュース・アナウンスの類が、最近ほとんどない。ストレステストの報道は多くあったのだが、これとは対照的に・・・ここが気になる。

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【中国】経済成長と株価上昇がリンク??

先般紹介した「中国株投資の王道」をかなり読み進めました。なかなか示唆に富んでましたね。

当方がかねがね心配している点。中国経済が成長していくのは当確としても、それを受けてきちんと株価が上昇するのか。具体的には、2001~2005年は中国の経済成長率は安定的に10%前後で推移しましたが、この間中国株は50%近く値下がりした状況、このようなことはもうないのか?これに対する回答が、明確に書かれています。以下、本の趣旨を紹介します。

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中国株投資の王道

近くのブックオフで、「ウオール街のランダムウオーカー」で有名なバートン・マルキール氏が書いた、
「中国株投資の王道」
なる本を見つけました。原題はFrom Wall Street to the Great Wall(ウオール街から万里の長城まで)のようです。

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中国で耐久財需要が急増

浜口です。いつだったか、先週あたりの日経の経済教室ページの「ゼミナール」に、「『中国の消費市場』GDP増で耐久財需要は急増も」という記事がありましたね。注目されたのは下記2点。

1.2008年、中国の一人当たりGDPは、3000ドルに達した。一国の経済は、一人当たりGDPが3000ドルを超えると、都市化や工業化が一気に進み、消費スタイルにも大きな変化が現れ、耐久消費財の消費が加速度的に活発化するケースが多い。

2.中国は、(沿岸部のみならず)内陸部の人口規模の大きい都市が3000ドルを越える時期にさしかかっており、今後、国内消費が加速度的に増えることが予想される。

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6月の雇用統計

浜口です。

米国株は、ダウ平均223ドル安 5月下旬以来の安値、6月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想以上に減少したことが嫌気され、幅広い銘柄に売りが出た・・・とのこと。

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