浜口です。GW中ですね。旅行で九州4県を巡る⑤大分から天草へ。久大本線・ゆふいんの森・天草三角線の続きを。
今日の宿は、天草下田温泉、湯の郷くれよん。この宿は楽天・じゃらんなどの宿泊者評価がとんでもなく高い。ほぼ全員が満点をつけてる。どんな宿なのかな。興味津々だった。
この宿、楽天HPで曰く。「心を込めた『お・も・て・な・し』でお客様をお迎えしております。日常の生活では味わえない“癒し”をご体験ください」と。私はこの宿に泊り、このメッセージが具体的にどういうことなのか、よ~くわかりましたよ。かつて経験したことのない、本当に素晴らしい宿だったな。
三角から車で一時間半。今日の宿、湯の郷くれよんに到着。ここは宿のロビーとレストランがある棟。部屋と温泉は別棟なんだな。いいムード。期待が高まる。
宿の部屋。HPには「全室離れ♪和室6畳+洋室6畳部屋風呂あり。大浴場とは別に、お部屋に五右衛門式(温泉)をご用意しております」とある。こんな客室が6部屋だけある宿。この写真で雰囲気が伝われば嬉しいが・・・ちなみにこの日は、当方と女性二人組のみの滞在だった。平日の火曜日だったからだろうな。やはり期待が高まる。
到着して夕食まで30分しかない。急ぎ、別棟の温泉に。露天風呂と内風呂。この2つと部屋風呂含め、すべて源泉かけ流し。泉質は抜群。単純泉なんだろうが、あたりがとてもまろやか。天草下田温泉は歴史が古く、湯治に来ていた人もかなりいたらしいな。
さて夕食、お食事処『瑠璃』にて、天草の新鮮な海の幸をふんだんに使った、海鮮料理中心の創作会席との由。HPには「天草といえば新鮮なお魚。東シナ海、天草の海でとれた身の引き締まった新鮮なお魚をお客様にお出しする直前にこしらえた“お造り”をはじめ、約1時間半から2時間かけ、料理長と女将が腕によりをかけて作ったいろいろな旬のおいしいお料理をできるだけ温かい状態でお出しするよう心掛けております。ウニやアワビもおいしい♪ですよ(^^)」と。さらに期待が高まる。どうか。主なメニューを。
まずはお造り。延べ15種類の魚介!伊勢エビとアワビがを中心に盛り付けされているが、隠れて見えないが、実はこのお皿の裏にも、何種類か白身魚のお造りが乗っている。でお造りに飽きたら、脇に火にかけた出汁の鍋があるので、それを火にかけ、しゃぶしゃぶにしていただいてねと。
う~む。これはどうみても3人前以上の量があるなあ・・・と思っていたら、次の料理をお持ちいただいた際に、大将曰く。「これ・・・食べ切れないでしょう?(笑)残った分は明日、かき揚げにして。おにぎりと一緒に持たせて差しあげますので。どうか、食べられる分だけ召し上がり、あとは残してくださいね」と。そうなんだ・・・。加えて大将曰く。「伊勢エビの頭は明日、朝食の味噌汁にして出させていただくので、どうかそのままにしておいてください」と。なるほどな・・・
さらには、伊勢エビのテルミドール。地元でとれるからと。凄いな…文句なしに美味し。
フォアグラのステーキ。魚介ばかりだと、飽きてしまうでしょうからと。それはそうなんだが…やはり美味し。
どうなってるんだ…これは海鮮丼。地元でとれる夏ミカンの上に盛ってみたと。イクラとウニとトビウオの卵・・・グレープフルーツのスプーンも添えてますんで、夏ミカンもお気に召したらいただいてねと・・・すべて、いただきました。う~む。満腹ばい・・
この後でデザートも出していただいたが、「さすがに満腹、これ以上は食べられません」とお伝えしたら。驚いた。「お客様は今日、赤ワインを持ち込まれてるでしょう?このデザート、あとでお部屋にお持ちしますので。ワインと一緒にいただくといいと思います。いかがですか?」と。なるほどな・・
部屋にデザートを持ってきてくれた図。デコポンも加えてくれたと。素直に嬉しい。
なるほどな・・看板に偽りなし。とにかくおもてなしの極み。とんでもなく素晴らしい宿に泊まってしまったな。明日の朝食も楽しみ。今日はゆっくり眠れそうだ。そんなこと考えながらワイン飲んだり、デザート食べたり、部屋風呂に入ったり。実にまったり。いつしか寝落ち。次回に続きます。
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