恒例なのか・・日本株業績の上振れ着地

浜口です。

これは興味深いな。さきほど、日経モーニングサテライトでコメントされていた、ニッセイ基礎研究所の井出さんとのコメント。2019年3月期は減益見通しと言うが…とともに、ご覧ください。

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TOPIX500銘柄のうち3月決算企業約350社を対象に、2014年3月期以降の経常利益の期初からの上振れ率を示したもの。確かに期末にかけての業績の上方修正着地、これが毎年恒例であることがわかります。

う~む。企業業績の期初予想、そのまま真に受けないほうがいいと言うことかな。

第3の超景気

浜口です。

5月20日付け日経ヴェリタスは見所が多いな。こちらもご覧ください。三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所長の嶋中雄二さんが新しい本を書かれたようですね。

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本の内容について、日経ヴェリタスが大雑把にコメントしてくれているが・・・最後のところで、「本書では構造論や人口論を活用した景気循環論への反論にも丁寧に触れている。今後の日本経済の波を把握する上で大きな助けとなる1冊だ」と、南雲ジェーダさんがコメントされていますよね。その通りなんだろうな。

当方も書店で手に取ってみようかな。本の中身について、踏み込んで知りたいから。そんな気持ちになりましたね。

で、一旦書店で読み出すと、結局は買って帰ることになるんだろうな。当方のこれまでの行動を振り返ると。

まあ、それでいいと思うけどな。

アルゼンチンやトルコ、通貨急落というが・・

浜口です。これは備忘録入りだろうな。

これは今日配達されてきた、5月20日付け日経ヴェリタスに書かれていた記事のほんの一部。これは新興国通貨の下落傾向に関連しますので、合わせて読んでいただけるとわかりやすいと思います。

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コメントされている三菱UFJ国際投信の入村隆秀さんの見方(左の黄色マーカー部分)が、写真に写ってない右側にも書かれていて。アルゼンチン・トルコ2か国以外の傷はさほど多くならないとの見解、そう考える理由なども説明されています。

当方もこれに近い意見です。

そういったあたり含め、詳しくは5月20日付け日経ヴェリタスをご覧下さい。

銀行株は買えるのか?

浜口です。

今日の日経一面、銀行に迫る「不良資産問題」
店舗・設備に減損リスク
は、厳しい内容。以前銀行に居た当方からすれば、胸が締め付けられるような記事でしたね。

曰く。「固定電話が携帯電話に置き換わったように銀行の決済システムがフィンテックに押しやられるシナリオも捨てきれない」と。これは筆者の推測だが、記者の方は本当は、「固定電話が携帯電話に置き換わったように、銀行支店は個人スマホに置き換わる」と書きたかったんじゃなかったのかな。

う~む。一見すると銀行株、特に地銀は投資チャンスなし、斜陽かとも思えるが。対照的にこんな見方も。

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SMBC日興証券のシニアアナリスト中村さんの見方。レポートには、「マイナス金利を織り込む動きを踏まえた場合、銀行株、特に流動性の高い地銀のアウトパフォームが大きくなる可能性が高い」との記載も。興味ある方は、当レポートを詳しく見てください。

銀行株の見方、強弱、分かれてるな。バリュエーション面で割安なのは良くわかるが・・・どうなるか。

極上の孤独

浜口です。

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これはGWに読んだ本。沁みましたね。個人的には。以下にこの本の要旨を。最後に相場に対するSuggestionを。

・孤独は愉しい。周りに合わせるくらいなら、ひとりでいる方が何倍も楽しく充実しているからで。孤独は成熟した人間だけが到達できる境地でもある。

・1人の時間を孤独だと捉えず、「自分と対面する時間」と思えば、汲めども尽きぬ、本当の自分を知ることになる。

・「淋しい」と「孤独」は違う。孤独とは思いっきり自由なものだ。誰にも気にする必要はなく、自由で満足感がある。しかしその時間をどう過ごすかの全責任は、自分にある。

・人と喋ることを楽しみ大いに盛り上がった時は確かに楽しいが、後で1人になると急に虚しくなる。

・友達が大勢いるほうが幸せだと思い込んでしまう。これは誤解。友達や知人は少ないに越した事は無いのだ。そのかわり、本当に信頼できる友達を持つこと。人間関係はあくまで一対一が鉄則。それでなければ心は開かれない。

・いつも輪を作っている人は、輪の中にいなければ淋しくて仕方ない。それは「淋しい」と言う感情でしかなく、「孤独」などという高尚なものでは無い。

・「いつも他人と群れてばかり」では成長するはずもなく、噂話だけをしている、表面的に付き合いの良い人間ができあがるだけ。

・極上の孤独を味わう。特に中年からは、孤独上手な本領が発揮される。定年になったからこそ、その人の本領が試される。誰かが縛ってくれているからではなく、誰にも縛られることがなくなっているからこそ、力の見せ所なのだ。

・1人好きは自分のペースを崩さない。だから健康になる。

・歳をとると品性が顔に出る。孤独を知らない人に品は無い。言葉は常に現実と共にある。そのうち「いいね!」しか言えない人ばかりになるのでは・・・?

・来るものは拒まず去るものは追わず。両者では、去るものは追わずのほうがはるかに難しい。

・・・相場に対するSuggestion?そうですね。書き出すとキリがないが・・・取り急ぎ、頭をよぎったことを。

・相場は孤独。まあ群れに付いてもいいんだけど、最後まで一緒に居ると不幸が待ってる。宿命ですね。
・相場は孤独。自分に言い聞かす。非凡たれと。そんな中で成果が上がる・・これ、もっとも輝かしい瞬間!!相場をやってる人ならみな、わかりますよね?

取り留めがなくなりました。この辺で。

新興国通貨の下落傾向

浜口です。

これは 5月14日付、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんのレポートの中のグラフ。米国10年債利回りの上昇に逆相関するかたちで、新興国通貨が下落している。と言うより今回は、ドル独歩高なんですよね。そうなると他国通貨は必然的に安くなることになる。円も安くなってはいるが、それ以上に新興国通貨の下落が大きいと言う事ですね。
どのあたりで踏みとどまるのか。ちょっと気にはなりますね。
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アメリカの利上げは当然、新興国の利上げ材料にもなる。例えばアメリカが0.25%利上げをすると、新興国は0.5%近く利上げをする。そんなかたちで通貨防衛、というと大げさですね。通貨の安定化を図っていくことになるのかな。

一方で日銀は当面金利を上げていかない。先般、日銀の黒田総裁から、 2%のインフレ目標達成するために、期間を設定しないとアナウンスがあった通り。となると為替は、ドル高円安方向と言うことになるのかな。当面は。

2019年3月期は減益見通しと言うが…

浜口です。

国内の3月決算企業の発表が峠を越しつつある。最近、よく聞かれる質問がある。 2019年3月期は減益見通しなんですね。株価は大丈夫でしょうかと。

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でも。これはデジャヴ。確か1年前も、こんな感じだったんですよね。 昨年の決算発表のときには、今期は3%から4%の減益見通しだった。しかし終わってみたら、写真の通り、大幅増益。
要は企業の経営者が恥をかきたくないから、業績見通しを控えめにする。で、胸を張って増額修正するなり、増益の決算発表する。今年もこんな展開になるんじゃないかな。
あと今期の企業業績の前提になる為替レートは、ドル円で105円程度が中心のようですね。これも頭の片隅に置いておきたい

ちなみにアナリストによる2019年3月期の業績見通しは、現状で 5%から10%弱の増益のようです。ご参考まで。

アメリカの経済成長率上昇は、今年がピーク?

浜口です。これは備忘録入りだろうなぁ。

今日は休日でもあり、当方、ネットサーフィン(古!(笑))をしながら、自力で経済分析などしてるところ。

IMFのHPを見ると、IMFが公表している世界の経済成長率見通しを分析することが出来る。HPのままでは見ずらいので、Excelに落としてみました。

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アメリカの経済成長率見通し。赤字つまり今年以降の数字に注目してください。2018年の2.933%をピークに、成長率はジリ貧の見通しになっている。
2023年には、1.388%まで鈍化と・・

これ、皆さんのイメージと合致してますか?当方はこれ、ちょっと驚いたけどな。

トランプ大統領が足元、法人減税などで景気を吹かしに行っているが。これがアメリカの潜在成長率の上昇にはつながらないと言うことなんだろうなぁ。

そうなった場合、来年以降もアメリカはFRBが予定する通り、金利を上げていくことになるんだろうか?上げるとしても、ピッチはどうなるのか。その場合、NYの株価は?

そもそも、IMFの見通しが保守的過ぎるのか?
低インフレ下で経済のプラス成長が続くから、株にとっては、意外にも良いシナリオなのか?この考え方では楽観的過ぎるのか?

色々と考えさせられるデータではありますね。今後も勉強していきましょう。どうなるか。

外人投資家は日本株を買い戻し中?

浜口です。

今朝の日経モーニングサテライトで、東海東京調査センターの仙谷さんがコメントされてますね。ここもと、外人投資家は日本株を買い戻し中と。

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外人投資家の買い戻し期待、それに伴う日経平均に対する寄与度。でもコメントしている内容に沿った展開と理解して良いのかな。

今日の日経新聞マーケット総合2面に「海外投資家・株売り越し 4月第4週、5週ぶり」という見出しの小さな記事がありますが、これは現物だけの話。先物も含めると、仙谷さんが説明されているフリップの通りになる。

この状況が継続すれば、日本株も堅調な動きが期待できるんじゃないかな。しばらくは。

津・松阪・鳥羽に出張①ホテルグリーンパーク津

浜口です。GWですね。

三重県に出張してきました。2泊3日、土・日・月。仕事は日曜日、松阪での講演会だけだが、その前後に津・鳥羽にある島へと、いい塩梅に小旅行しました。なかなか感慨深かったな。写真を。

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名古屋駅。まずは紀勢本線・参宮線の快速「みえ」に乗って、津まで。気動車の快速、ギリギリまでエンジンを回して走る。余裕はないが、応援したくなる。名古屋から津までは約70km、1時間弱。意外と近いな。

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今日の宿。三重県は松阪の少し手前、津の駅前にあるホテルグリーンパーク津。最上階の18階の部屋が予約できた。見晴らしが期待できそう。楽しみだ。

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ホテルの部屋。結構広くて、ちょっと驚いた。仕事は明日の午前中からなので、今日はゆっくりさせてもらおうかな。ホテルの部屋から、少し先にだが、伊勢湾が見える。悪くないな。このホテル、津では最も高い建物らしく、遮るものがないのが嬉しい。夕食まで少し時間があるので、お風呂入ったり赤ワイン少しいただいたりしながら、部屋でまったりと過ごすことにします。

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夕餉。ホテルの和食レストラン「みやび」にて、松阪牛レアステーキ重御膳をいただく。う〜む、なんだかこれ、うな重のステーキ版みたいだな。ほんの少しのご飯の上に、たっぷりの薄切り松阪牛ステーキ。タレはうなぎのタレのようだが、薄味。わさびはかなり大きいのが乗っかっている。食べると、うなぎの白焼きをわさびで食べる味わいと重なった。このステーキ、うなぎのようにふっくらながらも、松阪牛の適度な歯ごたえが嬉しい。期待を上回る。美味しだったな。

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食後は部屋に戻り、ワインを一人で傾ける。今日はいい日になった。久々に余裕ある一日になったな。

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翌日の朝。ホテルの部屋からの眺め。朝焼けの中、太陽が昇る。部屋の中がどんどん明るくなる。凄いよなぁ。綺麗だった。太陽が昇るにつれ、刻一刻と景色が変わるな。これ、ホテル高層階、東側に泊まる魅力だろな。

さてさて、今日はこれから松阪に移動し講演会。で、その後に鳥羽に向かいます。