ブレクジット延期説が・・・

浜口です。

今週に入って、イギリスのEU離脱、いわゆるブレクジットの延期説が複数から聞こえてきています。要点を以下に列記しますね。

・現状、ブレクジットは3月29日が予定されている。
・この3月29日を迎える直前にメイ首相が動き、ブレクジットは7月1日もしくは1年後の3月29日に延期されるとのシナリオが複数から。
・イギリスもEUも、本音ではハートブレクジットを希望していない。
・そもそも、多くがブレクジット自体、したいと思っていない。先の国民投票では、イギリスの多くの良識派が「イギリスのEU離脱なんて、冗談にもほどがある。そんなことになるわけがない」と判断し、バカらしく感じて選挙に投票しなかった一方、現状に不満を持っている貧しい人たちが、やぶれかぶれで「ブレクジット賛成!」と投票した結果、僅差でブレクジット賛成となってしまった。これは国民の実際の本意ではない。
・ブレクジット延期が発表されると、ほどなく、イギリスでは再度国民投票を行う。その結果、ブレクジット反対派が順当に勝利すると、ブレグジット自体が白紙になる可能性も。

そんなところですかね。この場合には株式市場にはポジティブだが・・・どうなるか。

これはあくまで憶測、市場の噂レベルの話。話半分以下で。相場は自己責任でお願いしますね。

1月株高は春相場堅調を示唆?

ニュースモーニングサテライトで岩井コスモ証券の林さんがコメントされていましたね。これは備忘録入りかな。1月株高は春相場堅調を示唆と。

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過去10年の統計ですが。日本株は1月の相場が強ければ5月位までは高値が望めるケースが多いと。
今年の 1月の日本株は、昨年12月に米中貿易摩擦それに伴う米国株式の暴落に引きずられる形の大幅安、その後の戻りという事情もあるが…

どうなるかな。

円高論モノ申す

日経ヴェリタスの2月17日号59ページで。伊藤元重が学習院大学教授がこんな寄稿をされてますね。
詳しくは日経ヴェリタスで実際にご確認いただきたいが、ざっくりとしたところを。

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これははっきりって理解するの、難しいですよ。でもね。黄色でマーカーで塗っているあたりがポイントなんだと思う。

かいつまんで言うと:
①(日米間)の物価を賃金に置き換えると、経済力や競争力と言う視点で考える上でわかりやすいだろう。⇒(日米間)は筆者が加えたこと。このほうがわかりやすいので。

②実質レートでドル高になると言う事は、米国の賃金に比べて日本の賃金が相対的に安くなっていることなのだ。低い賃金で競争力がバランスしていると言う事は、日本の経済力は弱くなっていると言う解釈になる。

・・・難しいでしょう?さらに意訳しましょう。こうことなんだろな。

ここ20年程度。日本の勤労者の賃金はほとんど上がらなかった。一方で米国の勤労者の賃金は継続的に上がってきた。結果として現状、賃金が上がて来た米国勤労者の方が、日本よりも購買力が高くなった。故にアメリカの方が現状、日本よりも経済力が強い。であれば経済力が強い米ドルが円に対して高くなるのは、1つの考えとして、正しい。

こんなところでしょうか。私はこの考え方を支持しますけどね。

津・松阪・鳥羽に出張③割烹旅館「寿々波」で、海の幸を堪能

浜口です。松阪・鳥羽に出張②参宮線で鳥羽へ。そこから船で答志島への続きを。

今日の宿は、HPに「島で唯一の女性仲買人、若女将がお客様のために目利きした旬の地物をご堪能ください」とある、魚介のおいしい割烹旅館「寿々波」。楽しみだ・・・

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宿に到着。オーソドックスな清潔感あふれる和室の部屋。いい感じだよな。

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宿の温泉にポチャンと。温まるな…と、さてさて夕餉の時間。期待が高まるが・・・さすがに旨かったなあ。写真を。

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まずは伊勢エビ。今が旬と。胴体の部分は今日、お造りでいただく。で海老ミソたっぷりの頭の部分は、明日の朝食でお味噌汁に入れて出しますので、余り触らないでくださいと。そうか・・嬉しい。明日の朝も楽しみだな。

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さらにお造り。スズキ、サザエ、ハマチ、サワラ、紋甲イカ。全て旬。全部が全部、最高だな。実に旨し。

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サザエとヒオウギ貝。濃い目の醤油味。たまらんな。ビールとよく合う・・・

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サワラのしゃぶしゃぶ。サワラ、お造りは腹の部分だが、しゃぶしゃぶは。背中の部分を使うんだと。そうなんだ。サワラ、もちろん生でも食べられるが、さっと湯をくぐらすと、また違った味わいに。たまらないな・・・

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牡蠣の陶板みそ焼き。イメージ通りの味。たまらんな・・・

これ以外にも、かれいの煮付けとか、何点か料理をいただいたが・・・物凄いボリューム。最後の魚介釜めしは全然食べる気になれない。満腹で。すると仲居さん、落ち着いた様子で曰く、「実は当館の夕食コースは、釜めしまで食べきれない方も多いんです。あとでおにぎりにして置いておきますね。お客様、今はお腹いっぱいかもしれませんが、夕食でご飯ものを全く食べいないので、しばらくすると、意外に小腹が空いてくる方も多いんですよ」だと。そうか・・・と、実際、その通りでした。寝入る一時間ぐらい前に、釜めしおにぎり、おいしくいただきました。

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食事をしていたら、若女将さんが挨拶に来てくれた。ハートが良さそうな、ちょっと小保方さんをイメージさせる美女だったな。聞けば毎日、市場に魚を仕入れに行ってるんだと。若女将さんの目利きでと。なるほどな…と、若女将さん、夕餉、3人前ぐらいあったな。よかよか。とってもおいしかったですよ言ったら、喜んでくれたけどな。

う~む。今日の夕餉は、実に満足。でもあまりに魚介を食べ過ぎた。当分、魚はいいかな。そんな気持ちになりました。で・・・思い出した。以前、 山陰に出張行った時の居酒屋での出来事を。そこは日本海の魚が安くて旨い店。にもかかわらず、隣の女性2人組はフライドチキンとポテトを頼んでいた。当方はお造りを食べていたが、「刺身、量が多くて食べきれない。おいしいですから少し食べませんか?」と申し出たら、曰く。「いやいや・・・魚は毎日毎日食べているので、もう食べ飽きてるんです。とてもじゃないけど今日は魚を食べる気にはなれないんで、こんなメニュー頼んでするんですよ」と言っていたことを。

今回の当方も、短期的にはまさに件の女性2人組の状況に近くなってたんだろな。でもまあ・・・彼女たちほど、慢性的に食べ飽きているわけではない。明日になればおいしい魚、また食べたくなるんだろな。そんな気がする。そんなことを思いながら、部屋飲みワインが効いて、いつしか夢の中の世界でした。次回に続きます。

NYダウは、米中貿易摩擦勃発前まで戻す展開に。

浜口です。NYダウの戻りが順調ですね。ちょっと昨年後半からの動きを振り返ってみましょう。kabutanのHPに載っているNYダウのチャートを。

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NYダウの高値は10月3日の26,951円。ここから11月末にかけて下がっているのは、米国の金利上昇を嫌気したことが背景。一方で12月3日にかけて少し戻って、それ以降12月26日にかけて暴落したのは、米中貿易摩擦に対する懸念が極まったから。

一方でこれををボトムとして、1月以降は上昇に転じ、先週末2月15日は25,883ドル。NYダウは米中貿易摩擦に対する懸念で暴落する前の水準まで、ほぼほぼ戻った。1月の市場は12月にかけての様々な懸念が「裏返し」になり後退したから。ここまでは事実。とすると市場は、米中貿易摩擦は結局は米国主導で収束の方向に向かう。そういう状況を織り込みつつある。そう判断するのが妥当ではないか。「相場は相場に聞け」という格言を思いだすな。

いろんなことを言う人がいる。常識的には、米中問題は両国の覇権問題だから、すぐには終わらない。まだまだ長期化する。まだまだ心配だ。でもね、これはジャーナリスト的な見方。あるいは世間一般人の味方。投資家視点ではないんだろなと思う。

ここまでのスムーズなNYダウの戻りの意味は大きい。NYダウは、新高値まであともう少し。900ドル近く。ここから約4%上昇すれば高値につら合わせ。ここまでは現実。そう受け留めていいと思う。

もちろんリスク要因はある。容易にイメージできるのは、米中貿易摩擦懸念がまた暗転するケース。あとブレクジットがネガティブインパクトをもたらすケース。このあたりをどう判断するかですね。

取り留めがなくなりました。この辺で。まずは週明けの日本株が楽しみだな。

外人が買わないから、日本株が上がらない?

先ほどニュースモーニングサテライトで、みずほ証券の北野一さんがコメントされていましたね。

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曰く。このグラフの説明。日本株と外国人投資家の売買動向は相関関係が高いが。外人投資家が買わないから、日本株が上がらないのではない。日本株が上がらないから、外人投資家が買わないんだと。このグラフはそう見るべきと。

外人投資家、これは日本の機関投資家も同じだけれども。運用成績は基本、東証株価指数がベンチマークで、これを上回ることを目指す。市場が上昇すれば、それに乗っかっていなければ大きなリスクとなる。言い訳はできない。数字は人格。ゆえに相場観さておき、仕方なく買う。こんな投資行動になるんですよね。実際のところは。

私はかつて、信託銀行で年金の日本株ファンドマネジャーをやっていましたので、その辺の実務の状況は肌でわかっています。故に北野さんの言われていることを聞いて、なるほど…確かにそうだよなと思い出した。

日本株が上がらない理由について。北野さんは銀行株が上昇しないから、背景には日銀の金融政策があるとの説明をされていました。確かにその部分はあるんでしょうが。

銀行株の上昇以外にも、日本株市場全体が自力で上昇する材料はあるとは思うんです。理由はともあれ、日本株が全体として上昇する、もしくは今後上昇しそうなムードが高まる。そんな展開になれば、外人投資家は買ってくる。そう思うんですけどね。どうだろうか。

とりとめがないんですが・・・この辺で。

津・松阪・鳥羽に出張②参宮線で鳥羽へ。そこから船で答志島へ。

浜口です。株式市場、先週の日本株は引け味が悪かったが、今週はどうなるか。週末ですね。出張旅ネタを。

2018年5月3日に津・松阪・鳥羽に出張①ホテルグリーンパーク津をアップしたのですが・・・実は、その続きをアップするのを失念してました。7か月遅れですいませんが、続きを。

松阪での講演会が終了。これからJR参宮線で鳥羽に向かう。実は当方これまで、鳥羽には何回か行ったことはあったが、その時は常に近鉄を利用していた。三重県は近鉄の牙城で、列車の本数も多いくて便利。しかし車窓の綺麗さからすれば、松坂ー鳥羽の区間は、JR参宮線に軍配が上がるという話を、かねがね聞いていた。伊勢湾の海岸線近くを走り、二見浦のあたりを望むことができると。ゆえに今回はJR経由で行ってみたが、素晴らしかったな。写真を。

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松阪から2駅、多気までは紀勢本線。そこから線は二つに分かれ、片方は当方が今回初乗車するJR参宮線。これは多気あたりの車窓だが・・・冬だから。寒々としてるな。まあ、車両の中は温かいけどな。

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しばらくすると、伊勢神宮の川として有名な宮川。その河口近くを望む車窓が。伊勢神宮ではさほど大きくない宮川も、伊勢湾に近くなると、かなりの大河になるんだな。でも、きれいな川、綺麗な車窓だよな。

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二見浦のあたりを過ぎると、参宮線は急に伊勢湾に近いところを走るようになる。素晴らしい車窓。何か養殖してるんだろな・・・・と、後で確認したら真珠の養殖だなと言うことでした。近鉄はこのあたり、山の近くを走るから、車窓は平凡。参宮線、やっぱり素晴らしいな。

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鳥羽に到着したが、今回は素通り。・・・今日は鳥羽港から市営高速船に乗ること25分、答志島(とうしじま。投資島ではないですよ(笑))という島の和具漁港ちかくにある宿に向かう。島の所在地は、この地図で確認いただきたいが…この島の割烹旅館では、とびっきりの伊勢湾の海の幸が堪能できるらしい。楽しみだ。

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鳥羽港のあたりの海。きれいだよな。

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この船で向かいます。

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さらば鳥羽港。逆光だが…こんな感じな。

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逆光じゃないとこんな感じ。穏やかな、なぎの海だな。

答志島(とうしじま)の和具漁港に到着。宿の送迎の車が待ってくれていた。さてさてこれから、今日の宿に向かいます。当方、もう腹ペコ。夜の魚介が質・量ともものすごいという触れ込みなので、ランチはファミマに売っているファミチキひとつだけでした。う~む。

さてさて、どんな料理が待っているか。楽しみだ。次回に続きます。

サンバイオについての考察

浜口です。

世間をにぎわせているサンバイオについての考察を。インスタントですが。

①大暴落したのは。喧伝されている悪材料もあるが、340万株近い信用買い残が投げさせられた部分が大きい。それが一昨日、大幅に整理が進み、(いくらかはわからないがおそらく)、フェアバリュー以上に売り込まれた。

②同社の社長コメント株価急落中のサンバイオ社長を直撃「“夢の薬”の開発は諦めていない」

皆さん、②をじっくり、読んでいただきたいのです。仮に米国第2相臨床試験をやり直してOKとなった場合には、株価は上昇ですよね?

逆にリスクは、大株主の大日本住友製薬の意向でしょうか。ここが手を引くと・・・再暴落かな。場合によっては、さらに悪い展開も。。あるのか、ないのか。

ここまでだな。どうなるか。

米S&P500の戻りは重要な節目に?

浜口です。テクニカルな話。

先ほど、ニュースモーニングサテライトで、野村NYの方(名前は失念しました。すいません。)がコメントされていましたね。
米国株式、S&P500の戻りが重要な節目に近づいていると。

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写真はS&P500がここもとの相場下落のフィボナッチ、61.8%戻しの水準にあることが示されている。この水準はまた、200日移動平均線にもブチ当たると。

実はこれは、昨日、オフィスでも話題になっていたこと。どうなるかなと。そしたらいきなり、モーサテでコメントされていたので驚いたわけなんですが。

本件、野村NYの方は「上に抜けてくるでしょうね」と。当方も同感です。

どうなるか。

昨年12月のSP 500の下落率は、大恐慌時代に次ぐものだったと。

浜口です。

これは今朝のテレビ東京、日経モーニング+のワンシーン。コメンテーターの豊島さんが説明しているところ。

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フリップの「去年12月」とある部分に注目してください。昨年12月の米SP 500の下落率はマイナス9.8%。これは史上最悪だった大恐慌時代の米国株式市場、1931年のとある最悪の暴落月の月間下落率に次ぐ、悲惨なものであったと。

これはパウエルFRB議長は、昨年12月の暴落がショックだった?につながる記事。当時と異なり現在は、AIによる自動売買やコンピュータ売買が市場のボラティリティを大きくしている側面もあり同一視するべきかは疑問が残るところではありますが‥‥やはりFRBのパウエル議長、「この株価下落はまずいな」と思ったんででしょうね。当方はそう感じました。