日経ヴェリタスの2月17日号59ページで。伊藤元重が学習院大学教授がこんな寄稿をされてますね。
詳しくは日経ヴェリタスで実際にご確認いただきたいが、ざっくりとしたところを。
これははっきりって理解するの、難しいですよ。でもね。黄色でマーカーで塗っているあたりがポイントなんだと思う。
かいつまんで言うと:
①(日米間)の物価を賃金に置き換えると、経済力や競争力と言う視点で考える上でわかりやすいだろう。⇒(日米間)は筆者が加えたこと。このほうがわかりやすいので。
②実質レートでドル高になると言う事は、米国の賃金に比べて日本の賃金が相対的に安くなっていることなのだ。低い賃金で競争力がバランスしていると言う事は、日本の経済力は弱くなっていると言う解釈になる。
・・・難しいでしょう?さらに意訳しましょう。こうことなんだろな。
ここ20年程度。日本の勤労者の賃金はほとんど上がらなかった。一方で米国の勤労者の賃金は継続的に上がってきた。結果として現状、賃金が上がて来た米国勤労者の方が、日本よりも購買力が高くなった。故にアメリカの方が現状、日本よりも経済力が強い。であれば経済力が強い米ドルが円に対して高くなるのは、1つの考えとして、正しい。
こんなところでしょうか。私はこの考え方を支持しますけどね。
Speak Your Mind