浜口です。やはり備忘録として。
今週号の日経ヴェリタスにユーラシアグループ社長のイアン・ブレーマー氏のコメント。注目すべき点があったと思います。
写真の中で曰く:
・世界で最も強い指導者は誰かといえば、それは中国の習近平氏だ。
・中国の強みは、政府が経済を握っていること。米国の経済力は中国を上回るが、経済力を握っているのは民間企業であって米国政府ではない。
なるほど。これは伝聞だが・・中国ではアメリカや日本などの外資系企業であっても、オフィスに中国共産党の部屋が置かれていて、経営に大なり小なり影響力を行使しているとのこと。この状況と整合的だな。
このことは逆に言えば、中国共産党による中国企業への規制緩和が進んでいないと言う事でもあるので、経済の観点からは中国の弱点といえると思うが。まあ、「世界で最も強い指導者は習近平氏と言う角度からの分析であれば、その通りなんでしょうね。
まあ納得。一つの見方ですよね。