富士登山電車のマドンナ

浜口です。

先日、富士吉田で講演。良い感じで終了。その帰りの道すがら。富士吉田から大月まで富士急で。そこから中央本線特急で新宿に。その道中、富士急で乗った富士登山電車。これが素晴らしかった。

富士登山電車は設えが、JR九州の車両と似てる。外装も内装も。それもそのはずで、デザイナーが同じ方らしい。あの787系「つばめ」や883系「ソニック」などで有名な、水戸岡鋭治氏のデザイン。室内のコーディネートも、これは見事。本件は「鉄分さぷ~り様」ブログの写真が詳しい。リンクさせていただきました。

さて、当方も写真を。
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写真の女性は、富士登山電車のマドンナ、客室乗務員の富永幸子さん。「富士急の上村愛子さん」のイメージ。スキーの上村さんの笑顔の魅力、それにさらに上乗せ、そんな、かんじの良い女性。鉄道の制服も良く似合っている。

「客室乗務員」というこの肩書き、十分納得(笑)。当方、客室乗務員というと反射的にエアラインのCAさんをイメージするが、それ以上のポジティブなイメージだろうな。彼女の笑顔目当てでこの電車を目指すテツも結構いる、もしくは今後増えてくる。そう思う。

さて
途中の下吉田駅。ここは富士山が見える駅。水戸岡氏が駅のデザインをやっていることもあり、富士登山電車観光の目玉の一つ。少し長く停まる。乗客もホームに降りる。すると同じ車両に乗っていた鉄オタ風の男、驚くべき行動に。車両ではなく、なんと富永さんの写真を、バシャバシャ撮り出したのである!そういえばアイツは、車内でも彼女にしきりとチョッカイを出していたような・・

「け、けしからん!オレも撮る!この鉄オタが彼女の写真を独占するのは、断じて許さん!」と、当方年甲斐もなく、そう思った。今から思えばささいな話だが、一瞬とはいえ、あのときはそんな気分になった。

しかし当方、そんなことはオクビにも出さず、いわんや鉄オタと取っ組み合いの喧嘩をするわけでもなく、最大限、紳士的にふるまった。「アテンダントさん、私もあなたの写真を撮ってもいいですか?」との趣旨を優しく頼み、撮らせてもらった。これがマドンナとの最初の会話。そして上の写真。

今日のことを、ブログに書こうかな・・・と。それで富永さんに、「あなたの写真を当方のブログに掲載しても良いですか?」とたずねると、笑って快諾してくれた。
気がつけば鉄オタ風は、途中の都留文科大学前駅で下車していった。
ライバル(?)がいなくなり当方、持参していたGALAXY Tabで、「ブログはこんな感じなんです。投資日記ステーションの中にあります」と紹介。少し話をした。GALAXY Tab、実に役に立つな。使える。山の中は、電波状況は悪かったが。
・・・ここでジレンマが。

彼女は公共の財産。一人の客ばかりを相手にするわけにはいかない。話しかけ過ぎると、彼女に迷惑が。安全運行にも、支障をきたすかもしれない。しかし一方で、終点の大月までに、残された時間は少ない。ゆっくり話すことは叶わない。
エンドは迫ってくる。いかんともしがたい。
富永さんは「右には富士山が」「左にはリニアモーターカーの実験線が」などと丁寧にアナウンス、業務をテキパキとこなす。一方で当方にも最大限配慮してくれ、いろんなことを話してくれた。多くは下吉田駅、電車が停車中に聞いた会話だが。印象に残ったところを。

富永:「来年の1月中旬に、もう一人の乗務員鈴木さんと、NHKの「小さな旅」に出るかも知れません」
浜口:「おお、それは楽しみですね」
富永:「以前は東京にいましたが、家の事情もあり、ひとまず戻ることにしました」
浜口:「そうなんだ。これからはどうする予定ですか?」
富永:「考えましたが、やはりここで、この仕事を続けていきたい」
浜口:「客室乗務員の仕事に、魅力を感じているんでしょう?」
富永:「そうですね。この仕事の魅力は、日々、様々に、ちょっとした幸せを感じることが出来るところですね。人に声をかけられたり、富士山がきれいだったり、季節の変化を感じられたり」
浜口:「そうなんだ。実は当方も、あなたと同じことを考えていたんだ。ささやかではあるが、日々のちょっとした幸せな感覚を重ねて行きたい。今後の人生において」なんて、ブログでも書いてる。似た考え方でしょう?」
富永:「同じですね」
浜口:「そうだよね・・・ああ、もうすぐ、大月についてしまうね。今日のこの話は、一月以内にブログに書くつもりなので、そのうち見て欲しい」
富永:「ブログにいつ書いてもらえるのか、楽しみにしてます。今日から毎日、ブログを見るようにしますね」
浜口:「そうか。ブログ見たら、コメントくださいね。『見た』って。わずかでいい。記入欄があるんでね」

彼女は当方に、身の上話まで少々・・・・ブログのネタをくれたんだろうな、おそらく。当方に何かを感じたわけではない。
ああ・・一期一会という言葉が頭に浮かぶ。残念ながら現状では、このマドンナとの再会のハードルは、高いといわざるを得ない。なぜか?富士登山電車は、平日は1日たったの一往復のみなのである!休日でも二往復。なんということだ。
ということでエラそうだが、ここで富士急へ物申す。当方が富士急の社長なら、すぐに下記の実現に、即動く。富永さんからも、下記を経営に伝えてください(笑)。利用者の声としてね。

1. 「フジサン特急」は廃止!もう古い。全て富士登山電車に統一、1日4往復運行する。当然、客室乗務員の乗車は必須とする。
2. そのうち2往復は大月止まりではなく、新宿まで相互乗り入れとする。
そうすれば、富士登山電車は車両とアテンダント人気で、ファンが一気に増えるって。株価も上昇へ。
加えて富永さんも、しょっちゅう上京出来る。2週間に一回ぐらい、新宿あたりに泊まってな。費用は当然、会社持ち。どうだこのシナリオ、良いことづくめではないか?なんてな。

帰りの中央本線、上り特急かいじ118号の中で、そんなことを考えてみた。
缶ビールをグビっと飲みながらね。人生、悪くない。

集団的弱気心理と弱気バブル

浜口です。
業績モーメンタムは10~12月期がボトム?にも関連するんですが、ここで言及した、海津政信氏による「年明け以降は持ち直す」とのコメントが出た同日の12月7日、やはり野村から、2011年の日本株展望なるレポートが発行されてるんですね。それには「集団的弱気心理からの転換」との副題が。
タイトルからイメージされるとおり、2011年の日本株展望は強気とのメッセージなんですが、なかでも主たる筆者である、チーフストラテジストの岩澤誠一郎氏のコメントが目を引いた。引用します。
11月中旬、日本を訪問していたある英国の投資家は、日本の要人との面談の印象を「ここには集団的弱気心理が明確に存在する。弱気バブルといっても良いかも知れない。」と語っていた。過去10数年間のデフレ、その間の日本株の低迷。そしてその再現を感じさせるような米国経済の動向とそれに伴う円高ドル安の進展、その中における株安の進行が、日本に「集団的弱気」をもたらしていることは間違いない。
弱気バブル・・・うーむ、なんともいえない表現。なるほどな。
来年にかけ、この弱気バブルとやらの崩壊に期待したいもんだな。楽しみだ。

日銀がREIT初購入、22億円

浜口です。
12月15日の日経朝刊に、上場投信とREIT購入。日銀が15日にも開始。5兆円基金活用との記事が。
そして本日12月17日の日経朝刊には、日銀がREIT初購入、22億円との記事が。
金融機関から相対で買ったのではない。事前に選定した委託先の住友信託銀行が、「市場から買い付けた」とのこと。シビレますね。今後、株式ETFにも広がるんだろうな。
日銀曰く、「株式などのリスクプレミアムの縮小が、5兆円基金の主たる目的」と。
リスクプレミアムの縮小?
要は、株価を上げて、実体経済に好影響をもたらしたいということでしょう?これ、国策と理解して良いんだろうな?現状、金額は多くはないが。皆さん、このあたり、どう判断しますか?
さあ、今後の市場へ波及効果はどうか?楽しみだ。日銀の本気を見せて欲しいが、さあ、どうなるか?

業績モーメンタムは10~12月期がボトム?

浜口です。今日は有給休暇で、自宅にいます。
当方、失念していたが、12月7日に野村が企業業績見通し 海津政信氏「年明け以降は持ち直す」とのコメントを出してる。
以下に自宅のネットで見ることが出来る範囲を貼り付けておきますが、「企業業績は10年10~12月期に最も減速感が強まるが、年明け以降は持ち直す」との見通しとのこと。未確認だが、要は業績モーメンタムは、今がボトムということだろうな。心強いな。
しかし海津さんも長いなあ。90年代前半から、ずっと野村のストラテジストの第一線あるいはマネジメント兼務でしょう。いや?89年ぐらいからかな?ほんと、凄いよな。この生き残り方。
当方の知り合いが、千葉県の柏のフィットネスクラブで、偶然、海津さんを見かけたと以前言っていた。自宅、そちらのほうなのかな?余計なことですが。
明日会社に行ったら、この新聞の続きを読まないとな。
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野村が企業業績見通し 海津政信氏「年明け以降は持ち直す」(10/12/7)
野村が企業業績見通し 海津政信氏「年明け以降は持ち直す」(10/12/7)
 野村証券金融経済研究所は7日、2010~12年度の企業業績見通しを発表した。円高進行の影響などで、金融を除く主要353社の10年度の経常利益見通しは09年度比56.2%増と、9月の前回予想(同57.5%)から小幅に下方修正した。記者会見した海津政信チーフリサーチオフィサーは、「企業業績は10年10~12月期に最も減速感が強まるが、年明け以降は持ち直す」との見通しを示した。主なやりとりは次の通り。

幸せのGALAXY Tab

浜口です。当方このたび、ビックカメラで、GALAXY Tabを買った。一回り小さいIpadのイメージ。会社から貸与されたIpadは、セットアップをすべて会社のシステム部がしてくれた。GALAXY Tabは、自分でやらなければならない。ビックカメラ曰く、「分からないところがあれば、ドコモショップが親切ですよ。通信はドコモですから」と。
当方、早々にセットアップに行き詰まり、翌日、開店(11:00)と同時に、近くのドコモショップに駆け込んだ。店の奥にGALAXYコーナーがあり、そこにいた20代女性に、色々と教えてもらった。この女性は、「エビちゃん」の愛称で人気のモデル、蛯原友里さんに雰囲気がとてもよく似ていた。
「ドコモのエビちゃん」は、とても親切でにこやか。当方がメモしてきた質問にテキパキと対応してくれ、その都度当方のGALAXY Tabを凄い速さで操作し、セットアップをしてくれた。狭いカウンター越しに、白魚のような指が、当方のGALAXY Tab上を行ったり来たりする。加えて説明を受けながらエビちゃんと目が合ったりすると、なんだか当方自身が撫でられているような感覚が芽生えてくる・・・そして以下の会話。
エビ:「お客様はWIFI契約をまだされてませんが、これは便利ですよ。少しお時間をいただきますが、いかがですか?」
浜口:「そうか。じゃあお願いします。今11:20で、12:30の新幹線に乗りたいのだが、さすがにそれには間に合うよね?」
エビ:「間に合いますよ。私が、順番待ちの券をもらってきますね。実際の手続きは別の窓口になりますので。」
・・・・と。ほんとに親切。しかし・・・
エビ:「あいにくかなり混んでいるようです。順番が来るまで、ここで私がお相手させていただいても良いですか?設定のこと、いろいろお答えさせていただきますんで。」
浜口:「それは当方には嬉しい話だが・・・あなたにとって迷惑なのでは?これ以上、当方にかかりきりにはなれないでしょう?」
エビ:「いいえ、お気になさらなくて結構ですよ。セットアップが終わるまで、フォローさせていただきますので。」
当方、エビちゃんの好意に素直に甘えることにした。彼女は当方の相手をずっとしてくれた。いろんな話、まあ当然、設定・操作方法についての話だが、当方が聞きたいことは、とても良く教えてもらえた。
しかし・・・12時を回ったが、混んでいて当方の順番がやって来ないのである。「間に合います」といった手前、これでは申し訳ないと強く思ったのだろう、次の瞬間にエビちゃんは、驚くべき行動に出た・・・・・なんと、ドコモのユーザー向けコールセンターに、直接電話をかけ出したのである!
ドコモショップの中にいるにもかかわらず、しかもその店員さんがユーザーとして、である。これ、相当な行動力、力技でしょう?隣で粛々と順番待ちしてる人も多いだろうになあ。緊急事態と思ってくれたんだろうな。当方にはありがたい話だが。
エビちゃんは、当方が電話でこちらから話すべき内容を、助け舟的にその場でメモ書きして渡してくれた。これで手続き終了。その後は再度、白魚のような指がGALAXY Tabを行ったりきたり、セットアップは終了。なんとか新幹線に間に合った。
エビ:「良かった~。ギリギリでご心配をおかけしました。IDとパスワードは変更可能なので、お近くでお時間があれば、またお尋ね下さい。私の名刺をお渡ししますね。」
浜口:「じゃあ、当方は来週また、ここに顔を出しても良いのか?その時もまた、君が対応してくれるのか?」
エビ:「はい、来週、お待ちしてます。」
当方、「今日はどうもありがとう。こんなに気立ての良い人に対応してもらって、嬉しかったです。」との趣旨のお礼をいい、店を後にした。重ねまして、ドコモショップのエビちゃん、どうもありがとう。あなたはとても責任感が強い、とても素敵な人ですね。
遅くなったことで、エビちゃんはひたすら恐縮していた。しかし当方としてはおかげで、こんなにハートの良い美女と1時間近くも、濃密な時間(?)を過ごせたわけである。
結果、お昼は車中で冷たい駅弁だったが、それ以上に気持ちをうんと、温くさせてもらったからな・・・なんてね。
これだけで、GALAXY Tabを買った価値がある。極端だが、その時はそうとさえ思った。こういう良い日もたまにはある。

日本株の株価が堅調

浜口です。
金曜日は下げましたが、11月以降、日本株の株価が上昇基調ですね。これまで悪役の金融株まで底打ちしている。低位株も上がってきており、11月以降は循環物色の展開。
やはり、為替が一方的な円高でなくなった点が大きいのかな。しばらくは玉を寝かせて良さそうと考えています。さあ、どうなるか?
さて
低位株の中ではここのところ、昭和電線HDが人気化していたのが目についた。超電導関連。これ、80年代から折に触れハヤされていた材料ですよね?今まで夢の技術と言われてきたが、やっと実用化のレベルになってきたのか?
以下、2010年11月25日木曜日の日経朝刊記事「住友電工、昭和電線 『超電導線』量産」のうち、昭和電線HDに関する部分の要旨を。
住友電気工業と昭和電線ホールディングスはそれぞれ2011年から、電気抵抗をなくし電気の利用効率を高める超電導線を量産する。日経新聞が25日報じた。
国内外でスマートグリッド(次世代送電網)やエコカーのモーター向けに供給を目指す。競合する米国や韓国勢に先駆けて本格的な量産に入り、世界市場で優位に立つ。
一般的な銅電線から超電導線に置き換えると、電力の損失が大幅に減り、電気の節約や機器の性能向上につながる。大規模工場では電気を2割以上節約できるという。電気自動車などのモーターに使うと走行距離を十数~25%程度延ばせる。
昭和電線は今年度内に相模原事業所(相模原市)で量産設備を稼働させる。投資額は10億円程度とみられる。イットリウム系と呼ぶ素材を使い高出力モーターへの採用を狙う。古河電気工業も12年以降、イットリウム系材料で量産に入る。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、超電導線の市場規模は電力ケーブル用で30年に日本で1300億円規模。米国でも老朽化した送電網の更新用に需要が見込める
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北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由

浜口です。これは4日前に掲載された内容のようですが、日経ビジネスオンラインHPに、
北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由は石油の払底米韓軍は北朝鮮軍の崩壊を狙う・・・との寄稿があります。
これを知らずに砲撃事件を考えると、判断を誤るとの由。ご参考まで、以下に要旨を引用。詳細は、同HPまで。
・北朝鮮軍には、もう石油が無い。北朝鮮の軍は、年間わずか30万トンの石油しか使用できない。これが、今回の事件の軍事的背景。日本ではこの事実を、専門家はもちろん政治家、外交官もまったく知らない。
・いっぽう、韓国軍と在韓米軍の幹部の間では、これは常識である。韓国軍と在韓米軍の司令部はこれを正確に把握しているから、今年の7月以来、軍事演習を断続的に継続してきた。これは、北朝鮮軍に石油を消費させ、干上がらせて軍事力を低下させる作戦であった。この作戦が、成果を上げたことになる。 
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日本が真珠湾攻撃を仕掛けた理由のひとつに、アメリカから石油供給を止められため、日本に備蓄されてる分だけで、短期決戦で及ぶしかなかった。そんな背景があったことを思い出しました。

幸せの盛岡じゃじゃ麺「白龍」

浜口です。出張で盛岡に行ったおり、名物のひとつ、じゃじゃ麺を食べてきた。
行ってきたのは、白龍というお店。岩手県庁の近くにある。安曇潤平さんという方のHP「北アルプスの風」内の白龍の紹介ページが素晴らしいので、勝手ながら、リンクさせていただきました。
白龍は、いかにも北酒場といった風情。人気店のようで、地元の客で賑わっていた。行列が出来ることも多いらしいが、当方が行った時は昼のピークを過ぎていたせいか、カウンターにすぐ座れた。厨房の奥には、「頑固一徹・麺一筋・中野製麺」と書かれた麺のケースが積み上げられている。これが印象に残った。
一徹・一筋・・・これが岩手県人のメンタリティの象徴かな?イメージされるのは、宮沢賢治・原敬・千昌夫といったあたり。あと、小沢一郎もかな。東條英機もそうか。そうそうたる面々ですね。
さて
「じゃじゃ麺ください」と当方がいうと、その注文の仕方があまりに不慣れに響いたのだろう、店員は4名ほどいたが、その中のひとり、40代と思しき感じの良い女性が、いろいろと詳しく教えてくれた。
じゃじゃ麺が出てくると、声をかけられた。
「全体をかき混ぜて、麺と味噌を良くあわせてくださいね」
「かき混ぜるとき、味噌をシャツに飛ばすことがあるので、気をつけてくださいね。お客さんは白いワイシャツですし」
「お好みで、自家製ラー油、生にんにくを添えてくださいね」
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とっても親切。そして当方を、チラッ、チラッ、っと見てる。カウンター越しに。そして麺を食べ終わりそうになるとすかさず、「食べ終わったら、スープを作りますんでね」と声をかけてくれた。
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周りの人は、カウンターに並んでいる生卵を自分で割って溶いて、スープだけ入れてもらってる。彼女はそれを、全部やってくれた。ずいぶんと親切だなあと思っていたら・・・・・しばらくしての彼女の行動に驚いた!今度はじゃじゃ麺を持って、カウンターから出て、当方の隣に座るのであった!そしてそのじゃじゃ麺を、ゆっくりゆっくりかき混ぜだしたのである。
店の女性がいきなり・・・当方大いにアセり、「お、お昼ですか?」とたずねると、「そうなんです」と。要は、ランチタイムのピークが過ぎた後の少し遅い昼食。これをカウンターで食べるらしい。交代で。たしかに、店はだんだんと空いてきている。そして以下のような会話。不器用です。
女性:「今日はお仕事で?」
浜口:「ええ、まあ」
女性:「東京から?」
浜口:「ええ、まあ」
女性:「そう、遠いからお疲れでしょう?」
浜口:「ええ、まあ」
女性:「こちらは寒く感じるでしょう?」
浜口:「ええ、まあ。東京より5度くらい低いのかな」
店には40分ぐらいいたのかな。帰り間際、「今日は色々と親切にしてくれて、ありがとう」との趣旨のお礼を言うと、心なしか、彼女は顔を赤らめてたようにも見えた。名残惜しそうに見えなくもなかった。
少しロマンチックな気持ちになった。ジンときた。盛岡はいいところだな。幸せのじゃじゃ麺、なんてな。
お勘定は550円だった。安い!!!超おススメだな。でも、ここまで親切にしてくれるかは、わからないよ(笑)。みなさんの心がけ次第か?
その後の某証券盛岡支店での講演会も、うまくいった。達成感のある、手ごたえのある1日となった。
長い人生、たまにはこういう良い日もある。ささやかではあるが、こういう幸せな感覚を重ねて行きたい。今後の人生において、なんてな。
帰りの新幹線で、ビールを飲みながら、そう思った。
相場へのSuggestion?
ああ、後は・・・大きな相場に乗りたいな。理想は、頑固一徹・相場一筋なのか?

いすゞ

浜口です。
ふりーパパさんがコマツといすず!(その2)を書かれてますが、いすずを今回の相場の主力銘柄と位置づける点、同感ですね。
理由も同じです。アジアの経済成長メリットを享受できるポジション。主導株となる要素を持っている点。今後が楽しみ。

宇野・高松フェリーがせつない

浜口です。せつない話。

最近どうも、四国に縁がある。高松に出張の折、宇野・高松間の瀬戸内海を四国フェリーに乗ってきた。
東京から四国は高松に行く場合、昭和の時代は、岡山県宇野までブルートレイン「瀬戸」で、そこからは瀬戸内海を宇高連絡線(今なら四国フェリーor宇高国道フェリー)に乗るのが定番だったと思う。
しかしながら、この船便はいつしか、旅客輸送は飛行機に取って代わられた。そしてトラック輸送は、民主党は余計なことをしたなあ、高速道路料金大幅割引が命取りになり、瀬戸大橋経由に取って代わられた。
これで船会社の経営が立ち行かなくなり、ついにこの区間のフェリー便廃業が決定された。

これは高速道路料金大幅割引の光と影、というより大きな副作用。詳細は国策に翻弄された/フェリー2社無念さにじます・・にあるとおりだが、歴史ある、宇高連絡線由来のこのフェリーが、こんなかたちで幕を降ろさなければならなくなるとは・・・・・・・はあ、なんとせつない、というか、なんと悔しい話なのだろうか・・・・
しかし・・・驚いた!!宇高国道フェリーHPにあるとおりだが、なんと、当面は運航が継続されることになったのである!暫定的だが、首の皮一枚つながった。どっこい、生きている。
これはチャンスがあるうちに乗っておかないと。当方、実はこのフェリーに乗るのは今度で2回目。前回は高松から、快晴の瀬戸内海を、ビールを飲みながら堪能した。最高にリラックスしたのを覚えてる。
今回、天気は曇りがち、しかも夕方近くではあったが、やはり抜群に良かったな。写真を。

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第八十七玉高丸という名のフェリー。車内は人がまばらだった。ダンプカーが何台も載るような大きな船なのに、乗客は20名ぐらいか。でも車は結構積まれてる。このフェリー、運航時間が一時間と短いので、車から出てこないで、寝てる人も結構多い。景色が良いのにもったいない。しかしこれが、日常というものなのかな。運転手の。
第八十七玉高丸は、ほとんど波もうねりもない瀬戸内海を、とても滑らかに走る。そしてとにかく、景色がとても美しい。瀬戸大橋からテツで見る瀬戸内海もこれはこれできれいだけど、まあ、くらべものにならないわな。それほど素晴らしい!! 

船のほうが、海のリアルさを近くで感じられ、しかも揺れない。宇野・高松航路は、海のだだっ広さだけではなく、変化が様々にあって、とにかく飽きさせない。点在する小島、行きかう船、三井造船のドックとかね。あと、遠ざかる宇野の町、一方で高松に近づくと、高松城がお出迎えしてくれる。ムード満点。感動ポイントが目白押しなので、一時間の船旅の間、ずっと絶景の海景色を見てた。

で、船では当方はテンション高く、甲板をあっちこっちと、常に歩きっぱなし。景色の見所が様々に変わるもので。傍から見たら、相当に怪しく映ってたんだろうな(笑)。まあ今回はこの後に講演会があって、ビールを飲めなかったので座っていなかったというのもあるんだけどな。甲板はジーゼルエンジンの音がそこそこにぎやかだが、Ipodを聴いていれば、これが見事に問題を解消してくれる。BGM効果で、映画で船旅をしてる主人公になったような気分で舞い上がり、また歩き回る。これまたゴキゲン、船から転落しないように注意(笑)。

もうこのフェリー、絶対におススメです。十分に、旅の主目的足る。これが廃止の憂き目に遭っているなんて・・・・時代の流れとはいえ、いやだからこそ、せつない。もったいない。これは重要文化財とかそれに準じる取り扱いをして残すべき。なんとか存続できないものか。当方が買収してしまいたいが・・・そこまで大金持ちになるには、少し時間がかかりそうです(笑)。その前に会社が廃業してしまうかもな。
最後に、有益な(?)ご提案。

このフェリー、女性を乗せると絶対喜ぶよ~。この非日常性がたまらないと思う。
男なら意中の女性を連れて羽田から高松空港に飛び、このフェリーに誘えって!日帰りで構わんから。そして港に近い「高松三越」で、キンキンに冷えたシャンパンを買い求め、あとシャンパングラスも持ち込んで、甲板で瀬戸内海を見ながら乾杯してみろって!

これは喜ばれる。劇的に評価が上がる。これで必ずなびく。フェリー廃業までがチャンス!
これは最後の手段。万一これで何も起こらなかったら、もう何やってもダメと理解しろ。あきらめろ、断言する・・・・すいません、興奮しまして(笑)。少し飲んで書いてました。お許しを。最近この手のネタが少し多い傾向は、自覚してます。