もはや円高デフレではない。インフレ期待へ。

浜口です。現状、考えるところを。

円高デフレ。特に民主党政権時代の。最低最悪でしたね。これで日本企業がどれだけ苦労したことか。

一方でこれを反面教師にしたのかはよくわからないが…アベノミクス、黒田日銀の異次元緩和。円安株高、2%のインフレ期待を目指すと。これは実に見事な方向転換だった。当方は素直に素晴らしいと、高く評価しますけどね。

インフレ期待が出てきたこともに伴う好影響。まず企業活動が活発になった。デフレ時代にため込んだキャッシュをいろんな形で有効利用する、そんな競争になった。ここ1、2年のことですよね。その間、株価は上昇。

デフレマインドがなかなか払しょくできなかった個人も・・・特に一部のど素人の個人投資家ですが、「もしかして、デフレは終わったのかも?これからはインフレに備えなければいけないのでは?」一部は、そんな風にマインドが変化したように思われます。これまで個人向け国債を買っていた人も、あまりの利回りの低さに嫌気が差し、仕方なく?外貨建て投信や株式に投資したいと目を向ける向きが増えてきた。そんな流れを日々、感じる次第です。

このようなど素人の個人投資家の層は非常に厚いので、彼らのマインドの変化は、重要でしょうね。相場へのインパクトという点において。

でもまだ、このような転換は始まったばっかり。時間の経過とともに、「もはや円高デフレではない」ととらえる向きがさらに増えてくる。つれて、株式市場は上昇するんだろな。で、為替も円安に。

それは当然・・・なにかをきっかけにした、年に一度や二度のショック安は覚悟しなければいけないのはもちろんだろうが・・日本株、趨勢的な上げ相場に入ったような気がする。これからが楽しみだな。

取りとめがなくなりました。この辺で。

沈黙は金…我々は少数派

浜口です

株式市場が上昇して、懐具合が良くなっている方も多いと思います。

しかし、株式で儲けているのはまだまだ少数派、そのことを忘れてはいけません。株式投資を不労所得と考えている向き、あるいは株式投資をしたくても、元手がなくてできない人たち。彼らの方が、多数派なんです。多数派たちのご機嫌を損なう事は得策ではありません。

当方、このブログで株式の事以外にたまに、グルメ、ホテル、テツのことを書きますよね。 ブログを更新した旨、Facebookでたまに紹介することがあるんですが、前者に関してはそこそこコメントやいいねをもらうのですが、相場について書いたものについては、ほとんど反応がない。

株式投資をしていることについては、沈黙は金…我々は少数派。この理解は徹底しておいた方が良いように思われます。自戒の念も込めて。

まぁ…クールな少数派だからこそ、超過利益を獲得できるわけではありますが…

玉を寝かせて良い相場なんだろうな。当分は。

浜口です。日本株、今日もいい感じでしたね。

当分、玉は寝かせて良い相場なんだと思います。少なくとも当方は、そうするつもりです。当分は。

Sell in Mayをどう乗り切るかが課題になりますが…まぁそれぞれの判断で。今年は下げがないかもしれないし。

仮に下げがあったとしても、ほったらかしておけば、株価は戻ってくる可能性が高いと。それよりも、上げ相場で玉を持ってなくてどうする。こちらの方が深刻な悩みかも、知れませんね。

時代は変わった。日本株は業績面も需給面も、抜群に良くなった。失われた20年、 15年デフレを経て、日本があらゆる点で、アメリカの真似ができるようになってきた。この点が大きいと思う。

黒田日銀の異次元緩和も、要はアメリカの量的緩和の真似、というか応用ですからね。

とりとめがなくなってきました。今日はこの辺で。

ITの変化スピードの凄まじさ・・・口頭インプットが可能に

浜口です。

相場の話ではないんですが、最近、ちょっと驚いたことを。当方、野口悠紀雄さんの著作、いろいろと参考にさしていただいてるんですね。この本では、クラウドのことについて。

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この本は4年位前に書かれたもの。少し前の本ではありますが、これを今読み返してみた当方はちょっと驚いた。下記の記述に関して。

アイデアが浮かんだら紙にペンで書く以外の方法はない。録音したものを正確に解読してテキストファイルに起こしてくれるような技術は、我々が生きてる間には多分、開発されないだろう。

…現在、 実際どうかといえば。当方この文章は、iPhoneに話しかけながら、口頭インプットで書いている。つまり野口さんが、我々が生きている間には多分開発されないだろうとしていることが、 4年後には起こっている。これが現実です。

う〜む。全くもって、IT技術の進化スピードの速さには驚かされるな。これから、どんなことができてしまうんだろうな。
我々のように文章を書く立場からは、楽になる事が多くなるんだろうな。これは歓迎すべきことですな。

日本株、やはり循環物色なのか?

浜口です。日本株、相場になってきましたね。

今回の相場の特徴は、跛行色がありそうで、そうでもない点でしょうか。やはり循環物色なんでしょうね。そう考えます。

ここのところの大型株の物色の流れを見ても、まずは2013年以降全面高となった後、自動車などの円安関連株が買われたり、直近では配当利回りの高いディフェンシブストックが買われたりしている。

そして先週金曜日の動きの中では、銀行株が上昇している点が注目されます。1615東証銀行業株価指数ETFが、新高値になってますよね。

銀行株はこれまで、出遅れが顕著だった。銀行株は上がったら上がったで、上昇を正当化する理由はいろいろありますよね。

株式の需給が良い中、ここから、水準訂正する相場になるか。ちょっと楽しみだなと思ってます。

NY株が安いのが気にはなるが…クジラたちはこれを、喜んでるかも知れませんね。安い水準で組み入れができると。さぁどうなるか。

キャッシュを潰さないといけない。

浜口です。

今朝の日経新聞にもありますが、年金資金が株を買っていると。クジラ買いの爆発力と。

当方も以前、年金や公的資金のファンドマネージャーをやっていた。その時のことを思い出しました。新規資金が入ってきた、早いところキャッシュを潰さないといけない!そんな感覚に襲われた事を、思い出しました。う〜む。できれば高い所は買いに行きたくはないが…しかしキャッシュのままだと、相場が上がった時に言い訳できないし…。

入ってきたお金を早いところ、株式にフルインベストメントしないといけない。そんな資金が今、株を買っているんだろな。

まぁ、株式の組み入れが終わってしまえば、買いはそこまでだが…でもこれだけ多額だと、そんなに簡単にキャッシュは潰れないんだろうなぁ。

以上、今回は非常に感覚的な話でした。さて今日の日本株はどうなるのかなぁ。

ディフェンシブストック、買われ過ぎか?

浜口です。

世界的に金利低下が進む中、債券を買う感覚で配当利回りの高い銘柄が物色されている。債券の代わりに株を買うようなものだから、減配リスクがある銘柄なんて論外。薬品や食品など、業績が安定している銘柄に人気が集まっているらしい。

当方、昔から食品株や薬品株にはあまり関心がなく、故にあまり見てなかったんですが…日経ヴェリタス3月8日後を見て驚いた。以下引用します。

上場来高値を先週更新した明治ホールディングス。2014年半ばに入り20倍だったPERは約40倍に達した。配当利回りは足元で0.5パーセント台に低下したがそれでも国債利回りの0.4パーセントよりは高く、資金の流入が続いていると。

配当利回りが0.5パーセントなんて…それよりも利回り高い銘柄は、いくらでもありますよね。もちろん業績のボラティリティーがより大きい銘柄が多いんだろうが。

ディフェンシブストック物色、バリュエーションの面から、行き過ぎではないんだろうか?今後は循環物色となり、高配当銘柄が選好されるにせよ、業種に広がりが出てくるんじゃないだろうか?当方はそう思いますけどね。

ただし本件、ポジショントーク含みですのでね。その点はご注意を。

徳島・高松・高知に出張②高知のひろめ市場・夕餉は龍馬屋へ。

浜口です。徳島・高松・高知に出張①徳島から高松へ。海鮮ワイン居酒屋「あら」again.の続き。

前日の宿泊先、香川は高松を朝早く出発して、特急「南風」で高知に到着。仕事までに少し時間がある。ということで当方、サクッとひろめ市場を訪ずれました。

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ひろめ市場の入り口。高知のはりまや橋から、5分ぐらい歩いたところにある。なかなかにディープなムードの市場、というか屋台村の様なところ。

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ひろめ市場。当方は今回、ほんの少し食事をしただけ。長居はしなかったが・・・写真を見てもらえれば、ここのムードはあらかた、伝わりますよね。なかなかに非日常的。来てる人も楽しそう。ゆっくりと再訪する価値はあるなと、感じましたね。

「ひろめ市場へ行く」とfacebookに書いたら、さる高知出身の女性曰く。 「ひろめ市場、朝から酔っ払ってウダウダしているオジサンが沢山いて面白いですよね〜♫(笑) 浜口さんお気をつけて~」だと。

まあ、前向きに受け止めれば、ひろめ市場は観光客目的だけでなく、地元の人々にも愛されてる楽しみな場所ということでしょうね。

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夕餉は、高知に来るたび寄らせてもらう。毎度毎度おなじみの「龍馬屋」へ。まずは突き出し。ゴマサバの刺身と。旨し・・・。

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鰹の炙り塩タタキ。バーナーで火を入れるので、炙ったら30秒以内に、粗塩につけ召し上がれと。そうか・・・確かに、旨しだった。

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鰹のたたき。さすがに旨かったな。大将曰く。今は初鰹の時期。秋口にかけては戻り鰹。初鰹はまだ十分脂が乗っていないものが多く、仕入れが難しい。それでもなんとか、選びに選んで、旨そうなヤツを仕入れてきましたよと。なるほどな・・・

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お造り。いろんな魚を少しずつ盛ってくれた。鰹、鰹のトロ部分、土佐清水で揚がったサバ、メンイカ、カマス、アジと。それぞれに、旨しだったな。

当方が高知を訪ずれ宿泊するときは、大概、この店に寄らせてもらう。過去7年間で、3度か4度は来ている。それはもちろん、旨い店だからだが…大将もさすがに、寄せる年波には勝てない様子。この日はやや、お疲れ気味だったかな。

当方もまあ、同じように年を重ねているわけで・・・そう考えると、少し淋しい気持ちになったな。次号に続きます。

とはいえ・・・次回は、マーケットについて、書くことにしますね。

資産運用に定年はない。

浜口です。

ある人から、「あと5年で定年。住宅ローンも少し残っている。定年後の人生、どうしたものか?」と相談を受けました。

当方答えて曰く。「サラリーマン人生は確かに定年がある。それ以降はたとえ勤められても、給料はガタ減りになるでしょう。でも資産運用に定年はありませんよ。定年以降は、資産運用をライフワークにしたらいかがですか?

せっかく、歴史的低利で貸してもらっているローン。退職金でまとめて早期償還するなんて、ちょっともったいない。そんなことを考えずに、ローン金利を上回る利回りで運用する。それを考えてみたらいかがですか。今の日本株の配当利回りなら、ほぼほぼそれも、可能ではないですか?まあもちろん、キャピタルゲイン狙いの肉食系運用も、目指すわけですけどね。

おりしも15年デフレを脱却しつつある日本。これはアメリカやドイツの過去の例を見ればわかりますが、正常化した先進国の株式は、「まともな経済」になれば、基本、右肩上がりになるものですよ。

その人は、資産運用のど素人ではない。一応、まずまずキチンとした株式運用の知識を持っている。その人の住宅ローンのコストがどのくらいかは不明だが、どうやら1%台らしい。ゆえに当方、そんなアドバイスをした次第ですけどね。

まぁその人がどう動くかは、その人次第、正確にはその人の性格、その人のリスク許容度、実際のその人の、ファイナンスリテラシー次第だけどな。

まあ…資産運用に定年はない。それだけは真実ですよね。素晴らしいことだと思う。この部分だけは、当方も生涯現役で、行くけどな。

徳島・高松・高知に出張①徳島から高松へ。海鮮ワイン居酒屋「あら」again.

浜口です。

株式市場は、良い感じですね。大相場に展開するか。楽しみだ・・と、久々にグルメ・ホテル・テツの話を。

四国へ3泊4日、出張に行ってきました。天気は良さそう。何か良いこと、待ってるといいが・・どうかな・・・写真を。
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徳島へ向かう。東京からだと、徳島、飛行機で高飛びなんだろうが・・・大阪からだと、陸路。神戸は三宮までJRで行き、そこからはバスで向かう。明石海峡大橋で淡路島へ渡り、島を縦断。さらに鳴門大橋を渡って徳島へ。

ここは、三宮バスターミナル。結構、旅情が感じられるな・・・

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徳島での仕事が終わった。なぜか・・・この日の徳島、目ぼしいホテルは、全て満室。止む無く当方、高松へ移動し、そこで宿を。写真は、徳島駅にて。当方は右の「特急しおかぜ」で高松に向かうが、左に止まってる鈍行列車も、味わい深いよな・・・

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特急しおかぜで、徳島から高徳線で高松へ。ドラマチックなシーンが多くみられる、四国のテツの車窓の中では、高徳線の車窓は比較的地味目ではあるが…ほんの一部だが、こんな車窓も、見ることができる。綺麗だよな…

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高松に到着。ホテルを出て、この前も訪れた、高松瓦町の海鮮ワイン居酒屋「あら」にて。
まずはお造りを。太刀魚としめさばは、ちょっと炙ってあって、香ばしくかった。で、ほたて、サーモン、はまち。

居酒屋の大将、今日の仕入れ、太刀魚としめさば以外は地のものではないので、申し訳ないと言っていたが…いやいやどうして、なかなかに旨し。で、物凄いボリューム。2人前以上あるな。

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今が、旬。太刀魚の炭火焼き。これだと太刀魚には見えないかもしれないが…1m以上もある太刀魚の、一番太いところを焼いたものらしい。なんとも旨し。

お造りと炭火焼、この2つだけですっかり、満足、満腹。う~む、魚、良く食べ上げたな・・・・。

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居酒屋からホテルまで、ほろ酔い気分で帰る道すがら。高松の飲み屋街の一角。アーケード街を歩いて帰った。井川遥のポスターが、目についた。そうか・・・四国では今、角のハイボール、売り出し中なのか。

サントリー、ウイスキーがまるで売れなくて、特に角が在庫の山。それをなんとかしようとして、昔からあるハイボールを社運を賭け、大々的にキャンペーン。そしたら、これが大ヒット。今では角の生産が追いつかないと言う話を聞いたが…供給、追いついてるんだろうか。ウイスキー、できるまで年数がかかるはずだが・・・

まあ、それはそれとして。当方はハイボールではなく、赤ワインを買って、ホテルに戻る。ホテルの部屋で、赤ワインを傾けることにしよう。次回に続きます。