浜口です。
ある人から、「あと5年で定年。住宅ローンも少し残っている。定年後の人生、どうしたものか?」と相談を受けました。
当方答えて曰く。「サラリーマン人生は確かに定年がある。それ以降はたとえ勤められても、給料はガタ減りになるでしょう。でも資産運用に定年はありませんよ。定年以降は、資産運用をライフワークにしたらいかがですか?
せっかく、歴史的低利で貸してもらっているローン。退職金でまとめて早期償還するなんて、ちょっともったいない。そんなことを考えずに、ローン金利を上回る利回りで運用する。それを考えてみたらいかがですか。今の日本株の配当利回りなら、ほぼほぼそれも、可能ではないですか?まあもちろん、キャピタルゲイン狙いの肉食系運用も、目指すわけですけどね。
おりしも15年デフレを脱却しつつある日本。これはアメリカやドイツの過去の例を見ればわかりますが、正常化した先進国の株式は、「まともな経済」になれば、基本、右肩上がりになるものですよ。
その人は、資産運用のど素人ではない。一応、まずまずキチンとした株式運用の知識を持っている。その人の住宅ローンのコストがどのくらいかは不明だが、どうやら1%台らしい。ゆえに当方、そんなアドバイスをした次第ですけどね。
まぁその人がどう動くかは、その人次第、正確にはその人の性格、その人のリスク許容度、実際のその人の、ファイナンスリテラシー次第だけどな。
まあ…資産運用に定年はない。それだけは真実ですよね。素晴らしいことだと思う。この部分だけは、当方も生涯現役で、行くけどな。
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