浜口です。松阪・鳥羽に出張②参宮線で鳥羽へ。そこから船で答志島への続きを。
今日の宿は、HPに「島で唯一の女性仲買人、若女将がお客様のために目利きした旬の地物をご堪能ください」とある、魚介のおいしい割烹旅館「寿々波」。楽しみだ・・・
宿に到着。オーソドックスな清潔感あふれる和室の部屋。いい感じだよな。
宿の温泉にポチャンと。温まるな…と、さてさて夕餉の時間。期待が高まるが・・・さすがに旨かったなあ。写真を。
まずは伊勢エビ。今が旬と。胴体の部分は今日、お造りでいただく。で海老ミソたっぷりの頭の部分は、明日の朝食でお味噌汁に入れて出しますので、余り触らないでくださいと。そうか・・嬉しい。明日の朝も楽しみだな。
さらにお造り。スズキ、サザエ、ハマチ、サワラ、紋甲イカ。全て旬。全部が全部、最高だな。実に旨し。
サザエとヒオウギ貝。濃い目の醤油味。たまらんな。ビールとよく合う・・・
サワラのしゃぶしゃぶ。サワラ、お造りは腹の部分だが、しゃぶしゃぶは。背中の部分を使うんだと。そうなんだ。サワラ、もちろん生でも食べられるが、さっと湯をくぐらすと、また違った味わいに。たまらないな・・・
これ以外にも、かれいの煮付けとか、何点か料理をいただいたが・・・物凄いボリューム。最後の魚介釜めしは全然食べる気になれない。満腹で。すると仲居さん、落ち着いた様子で曰く、「実は当館の夕食コースは、釜めしまで食べきれない方も多いんです。あとでおにぎりにして置いておきますね。お客様、今はお腹いっぱいかもしれませんが、夕食でご飯ものを全く食べいないので、しばらくすると、意外に小腹が空いてくる方も多いんですよ」だと。そうか・・・と、実際、その通りでした。寝入る一時間ぐらい前に、釜めしおにぎり、おいしくいただきました。
食事をしていたら、若女将さんが挨拶に来てくれた。ハートが良さそうな、ちょっと小保方さんをイメージさせる美女だったな。聞けば毎日、市場に魚を仕入れに行ってるんだと。若女将さんの目利きでと。なるほどな…と、若女将さん、夕餉、3人前ぐらいあったな。よかよか。とってもおいしかったですよ言ったら、喜んでくれたけどな。
う~む。今日の夕餉は、実に満足。でもあまりに魚介を食べ過ぎた。当分、魚はいいかな。そんな気持ちになりました。で・・・思い出した。以前、 山陰に出張行った時の居酒屋での出来事を。そこは日本海の魚が安くて旨い店。にもかかわらず、隣の女性2人組はフライドチキンとポテトを頼んでいた。当方はお造りを食べていたが、「刺身、量が多くて食べきれない。おいしいですから少し食べませんか?」と申し出たら、曰く。「いやいや・・・魚は毎日毎日食べているので、もう食べ飽きてるんです。とてもじゃないけど今日は魚を食べる気にはなれないんで、こんなメニュー頼んでするんですよ」と言っていたことを。
今回の当方も、短期的にはまさに件の女性2人組の状況に近くなってたんだろな。でもまあ・・・彼女たちほど、慢性的に食べ飽きているわけではない。明日になればおいしい魚、また食べたくなるんだろな。そんな気がする。そんなことを思いながら、部屋飲みワインが効いて、いつしか夢の中の世界でした。次回に続きます。
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