2月から5月に大底を打ち、円安トレンドへ転換?

浜口です。テクニカルの話を。
手元に、SMBC日興証券のテクニカルのレポート、2011年12月22日付けの流転No.131がある。2012年間見通しの号。
流転はかつての、故佐々木英信さん時代から続いている、レポートですね。一目均衡表の分析により、金利と為替についてコメントしていますが、ドル円に関しては、「2月から5月に大底を打ち、円安トレンドへ転換」とある。以下、引用します。
ドル円の2007年高値124.14円(07/6/22)以来の下落波動は既に4年半を経過しており、2012年2~5月までには底入りすると見られる。そしてこの安値は、1998年の高値147.64円(98/8/11)を起点とする大勢5波動目の下落波動、ひいては1971年以来40年続いた大勢三段下げの大底となる可能性があると考えられる。
ちなみにユーロに関しても、2月から4月にかけ、下落波動が中勢底を打つと見られると、あります。
他の一目均衡表分析のアナリストにも、同じような意見の方がいたような気がする。もしこの予測とおりになるとすれば。欧州債務問題、1~3月はイタリア国債の償還問題等問題山積かもしれないが、それが結果的には悪材料で尽くし、いずれかのタイミングでリスク回避の円買いが終了・・・・こんなシナリオが、想定されるのか?さあ・・・どうなるか?

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