浜口です。
ここもとのギリシャ問題に端を発した、欧州の金融問題。まだまだ不透明で不安定、さあどうなりますかといったところですが、当方、どちらかというと比較的、楽観してるほうなんですね。
欧州の金融問題に関しては、こちらのコラム:「緩慢な金融危機」が進行中、リーマンショックとは対照的に書かれている考え方が参考になると、思います。曰く:
「今回の欧州債務危機とその対応の様子は、南方から接近する台風の進路を予想し、その被害状況を事前に予測している状況によく似ている。危機に関する情報がかなり広範に共有され、仮に大きな被害が出そうになっても、パニックに陥らない利点がある。さらに危機への対応を準備する時間的な余裕も、突然襲ってくる災害に比べれば、かなりあると言える。」ということですね。
さて・・・台風がついに、イタリア・スペインに上陸しかかっているわけですが。これも、これまでのリスクシナリオとしては想定内。逆に言えば、ここを何とか対応できれば、市場への影響については、台風一過になる可能性も、あるかと・・・?さあ、どうなるか?
2011年11月19日
欧州債務危機、南方から接近する台風の如しと。
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