令和の時代の国内企業は・・・

浜口です。

年号、令和になりましたね。少々、それらしいご挨拶を。

戦後日本はこれまで、発明はアメリカだが、日本はその技術を改善・真似・応用し付加価値をつける。そんな形で発展してきたのだと思う。代表的な例は「カイゼン」が売りのトヨタ、「マネシタ電器」と言われながらも大きく成長した松下電器産業、現在のパナソニック。そんなところだと思うんです。これは昭和の時代はそう、平成の前半もそうかな。製造業中心。

さて平成の後半にかけ、世の中ではITが加速。この分野の発明も圧倒的にアメリカが強い。で、ここにきて日本でも、このアメリカの偉大な発明を改善・真似・応用し、付加価値をつける新しいタイプの企業が徐々に出てきた。業種的にはサービス・通信を中心に、幅広い。

一例だが、IT、AIを用いて非常に精度が高い翻訳システムを作っている会社、またスマホの普及に便乗し、海外旅行の際使用するWi-Fiルータを貸し出す企業。あるいはAIに近い手法で事務を省力化、コンピュータ上で簿記の仕分けを自動的に行うシステムを作っている企業など。

これら企業は広い意味で、「発明はアメリカ、それを応用するのは日本」のポジションを謳歌し、成長を続けるんだと思う。

令和の時代もこれまでと同様、日本は「改善と真似と応用」で生き残るのではないか。これまでの日本企業の立ち位置はそうだったし、これは今後も変わらないんだろなと思いますね。それでいいのだと思う。国内企業はこんな日本企業らしい「持ち味」を大事にして成長できればいい。

で、そういう時流に乗った銘柄への個別投資も、筆者は最近は行いつつあります。平成から令和を迎えるタイミングとも重なりますね。これからが楽しみだな。一方で低位バリュー株という考え方は、なくなりつつあるな・・・

このブログは、銘柄で言えば富士フィルム。そんな感じで進めていきたい。令和の時代も。

う~む。とりとめがなくなりました。この辺で。