「地雷減益」栗本鉄工所と「渾身の増益」昭和電線

浜口です。
先般10銘柄ポートフォリオを紹介しましたが、いやはや、業績発表には驚かされますな。
ポジティブ銘柄もあるけど、まずはネガティブなほうから。

(株)栗本鐵工所
287 -39 -11.96%

には参りました。こりゃ寝耳に水。 2007/05/17, 日本経済新聞によれば:

栗本鉄の前期、経常黒字3300万円、従来予想下回る。
栗本鉄工所は十六日、二〇〇七年三月期の連結経常損益が三千三百万円の黒字(前の期は十一億五千万円の赤字)になったと発表した。従来予想は十一億円の黒字。連結子会社が手掛けるマンション建設の受注が計画を大きく下回ったことが響いた。売上高は前の期比九%減の千五百十三億円。従来予想は千六百二十億円 だった。

マンション建設?そんなことやってたの???しかもそれが不調?把握できなかった。四季報には全く出てないけどな・・・・。

当銘柄の投資基準は低PBR,鋳鉄管業界2位と高シェア、ボトムに近い公共投資といったあたりです。
農耕型投資戦略は、銘柄調査はざっくりしたもの。スクリーニング後の銘柄選択は、四季報・日経会社情報を中心に、あとは投資家の感性・イマジネーションの世界。だって綿密に調査しても、そんな、ろくに当たらないもの(アナリストは当たってますか?)だからこそ、低位バリューという属性において共通している数多くの銘柄に分散投資をすることで、地雷銘柄に対するリスク分散をするわけです。たまに地雷にあたることは想定内。努力よりも分散。これが合理的。もちろん地雷にあたったのは、自己責任。

私?栗本は前述の通り踏み込んで調べてない銘柄なので、保有比率が低いため、現状はそのままにしてます。1株当たり純資産が660円あるしね。強烈に売り込まれたら少し増やしても良いかな。まあすぐにではないが。

ここで「栗本のバカヤロー」と投げるより、
中間期は現状より良くなるのかという判断で行動するべきではないか?まあ判断は人それぞれですが。

長くなりました。「渾身の増益」昭和電線は次の機会に

Comments

  1. 突っ込んだら買いなんですね。

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