【所感】三菱重工(7011)の新高値に対峙するスタンス

浜口です。
前回の続きです。三菱重工の予想PERは、2009年3月期の四季報予想ベース(EPS 19.4円)で逆算すれば40倍といったところ。背景には「アジアの重工」「設備投資企業の雄たる重工」「先行したコマツに対して出遅れ顕著な重工」に対する期待感が背景にあるんでしょうね。

PER40倍を割高と判断するか、好業績の先取りと考えるか・・・・・。ここはあまり生真面目に考えず、「人気化しているからPERが割高になっているだけ、ただしその人気には一応『もっともらしい』根拠があるので、何事もなければ当面はさらに割高になる可能性が高い」との解釈がおそらく正解なんでしょうね、全員参加型で人気づいた株価は、行きつくところまでいくんだろうなとの判断を現状はしています。
また相場全体が温まってきたので、主導株に高いPERが容認されつつある状況という解釈も間違いではないでしょうね。

私?この銘柄に限っては、大天井まで付き合いたいな。設備投資関連の雄であるこの銘柄は、今回の大相場の指標だと思っているから(アジア関連の雄でもありますね)。だから「設備投資循環が下向きになりそう」というムードが起こる前には売りたくないな。自分の相場のアンテナが曲がるとイヤだから・・・以上はこの銘柄に限ってはの話ですけどね。まあ、そのうち気が変わるかもしれませんが、今のところはそう思うな。

中途半端なところでは降りずに、大天井打ち後に暴落する過程をヒイヒイ泣きながら成り行き売る(流動性の重工ですからね。ここが新興市場株とは違うところ)、これが一番美しい売り方だろうなと(笑)。

そんなことできるかって???あらかじめ想定し、そのときが来たら実行するとの行動計画を予め策定し、準備していればおそらく大丈夫。突然の暴落ではとても対応できないですけどね。

1988年の林輝太郎氏のように、相場が大天井打ちしたの長期カラ売り銘柄にもいいな。まあ相当先の話だと思いますが。

なんか今回の文章はパラノイア的かな。タイトルも挑発的だしな(笑)。昼からビールを少々いただきながら書いたので、乱文になってるかもしれません。「行き過ぎもまた相場なり」を地で行っているか?ご容赦を。

Comments

  1. 日本代表 says:

    「現・世界のなかの日本」というくくりで捉えて、日本代表銘柄の「三菱重工」と「三菱商事」を全力買いしています。暴落とか怖いので他銘柄のカラ売りも一応入れています。今日は重工OBのかたと一緒に食事していたんですが、この昭和から平成の長い・大きなうねりを愉快そうに笑ってました。大底でも売らずもちろん天井でも売らないで墓場へもっていくんでしょう。彼が「重工と商事とはある意味セットだ」という旨の話をしていました。
    サッカーでもワールドカップがいざ始まれば出場選手は「やはり」の顔ぶれ、本格好景気にふさわしい銘柄というのはあると思い銘柄選びをしています。
    多分こういう銘柄は外国人とか大人が買うのでしょうからこのブログに個人が反応してきますかね?
    なんかムードだけの意見ですみません。

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