浜口です。日経平均、TOPIXとも、ようやくボックス離れでしょうか。また新興市場もスパイラル的な下落基調からやっと脱却、今後上昇が続くかはともかく、少なくとも市場の総悲観モードは終了、「平常営業」に戻るのではないかと感じるのですが、いかがでしょうか?
ちなみに下落が続いていた新興市場については、5月頭の段階で以下のように考えていました。
「新興市場の下落の主たる理由が会計不信とそれに伴う業績不振ということであれば、5月から6月にかけて3月決算期企業の決算発表が実施される中で、スケジュール的に「悪材料出尽くし」となる…こう考えるのが妥当ではないか?3月決算発表以降は、「ダメなものはダメ、良いものは良い」という展開となり、新興市場が全体として「連帯責任」を取らされる展開になるとは考えづらいと思うのだが、いかがか?」
ただしみなさん、以上は「ポジショントーク」の戯言であることをお含みください(笑)。私は自分の相場観がしばしばハズれることを、経験上自ら強く認識しています。
なお
誤解のないように確認しておきます。私は新興市場銘柄にはほとんど関心はなくゆえにポジションもなく、今後もマジで投資する予定はありません(理由は拙著にて説明)。
にもかかわらず新興市場のことに言及するのは、ここで説明している低位バリュー銘柄のかなりが東証一部の中小型銘柄であることから、新興市場の下落が多かれ少なかれ株価動向に影響するからです。
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