会社四季報か日経会社情報か?その2

浜口です。

九州地域を中心に、台風被害が大きいようです。被害に直面された方のご苦労の大きさは、
ご本人でないとわからないと思います。一刻も早い生活の正常化を、ひたすらお祈りする次第です。

一方で台風のため、3連休を家の中に閉じこもる状況を余儀なくされている方も少なくないと
思われます。ヒマつぶしにわずかでも寄与できればと思い、早めに当ブログを更新することとしました。

さて
前回に続きます。私が以前、日経会社情報を中心に見ていた理由のもうひとつは、会社四季報の業績値が東洋経済の担当者(アナリスト?)であるのに対し、日経会社情報は企業の計画値をそのまま掲載しているからです。

ファンドマネージャーという仕事柄、年がら年中アナリストと面会し話を聞いているわけですが、その時に使用するべき基本データ(アナリストのオピニオンと比較するべき業績予想)は、東洋経済の予測値よりも、素の会社の計画値のほうが良いんですよね。会社側の計画値に対し、このアナリストの見方はどうなのかという判断をすることになりますから。したがって、アナリストから急に予想しない銘柄の紹介があったときに備え、打ち合わせの際に小脇に抱えるのは、日経会社情報のほうということになっていたわけです。

さて最近、会社四季報を中心に見ている理由は、昨今の会社四季報の存在感の上昇が大きな理由です。当コーナーで説明している低位バリュー銘柄の多くのように、ロクにアナリストレポートがでないような会社については、会社四季報の業績予測値が一定の影響をもたらしている模様です。まずはこの点を重視します。

あと、会社四季報VS日経会社情報の競争は、昨今のCD-ROM化、それに伴う検索可能性の評価から、どうも会社四季報が優勢のようです。勝ち組になりつつある、デファクトスタンダードの地位を得んとしている(現状ではまだ不透明要因もありますが)会社四季報を軽視して過ごすというのも、いささか気持ちが悪いなと考える部分もありますね。

さて、つらつらと四季報のページをめくっていくと、会社の計画値と会社四季報の業績予測値との間に乖離がある場合が散見されます。このようなケースは、将来の収益チャンスにつながる可能性があるようにも思われます。本件は、機会があれば当コーナーで解説します。

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