低位バリュー銘柄は一時的な需給悪局面か?

浜口です。マスコミレベルではあいかわらずピーチクパーチク弱気がしつこく唱えられているものの、株式市場は超弱気のセンチメントがやや後退した感がありますね(もちろん、2番底の可能性は多いにあり得るのでしょうが)。

このような中、ここのところ低位バリュー株に、パフォーマンスが劣後しておりぱっとしない銘柄が多い状況です。

この背景としては、新興市場の影響に加え、今年の3月にかけて信用買い残が増加している、あるいはこの時に高水準だった銘柄が多く、その期日に伴う売りが需給の足を引っ張っている部分が大きいように思われます。

高値買いしてその後手仕舞いのチャンスがなく、ここにきて期日から手仕舞いを余儀なくされている売りが高水準となっている。一方で日々の下落から、買いの手は引っ込む・・・・・この一時的な需給悪の影響が大きいように思われます。しかしこの手の売りは反対売買が終わればすればスケジュール的に終了する類のものなので、ここ1~2週間で、需給関係はかなり改善すると期待している次第です。

まあこの手の銘柄は不人気銘柄、Neglected firm(市場に無視された企業の意味)である部分が大きいので、市場の戻りには遅行する宿命がありますよね。但しこれをポジティブに考えればその分、買いで出遅れても、まだ間に合う可能性が高いということかもしれませんが・・・

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