浜口です。まだ微熱でフラフラしてます(笑)。
幸せな投資家さんの書かれている通り、10月19日(金)はブラックマンデーから20年ですね。起こったのは1987年ですからね。
私は当時駆け出しのファンドマネージャーで印象が強烈、この時のことがトラウマになってまして、今でもたまに朝目が覚めると「イヤな予感がする!!まさかNYは大暴落してないよな?」という不安がよぎることがあります。
でも当時の仲間とは不思議な連帯感があるのか、毎年ブラックマンデーの時期近くに宴を開くことにしてます。今年の会も、先週やりましたが(笑)。
ちなみに当時覚えていることを少々書きますと、米ブラックマンデーの翌日は、東証一部の主要銘柄で寄ったのは日石、帝石、住友金属鉱山ぐらいで、それ以外はすべからくストップ安。外人売りが主因でした。翌日はNYが急騰したため、ほとんどがストップ高。買いはほとんどが個人の押し目買いだったといわれてます。
その後相場全体は乱高下しながらも、2ヶ月後に年末にかけ日米とも2番底をつけ、その後は日本は1989年末まで上昇、米国は直近まで上昇しっぱなしといった状況ですね。
たしかブラックマンデー直前にFRB議長がボルカー氏からグリースパン氏に代わり、グ氏は流動性の大量供給を実施したのだったと思います。おかげで日本は利上げできず、これがバブルにつながったのはご存知の通りですね。
「ショック安とそれに対する当局の対応」という点から、今回のサブプライムと米ブラックマンデーを比較する向きがいますが、確かにうなづける点はありますね。「ショック安後の棒上げ相場」という部分も似ていれば良いのですがね・・・・。
取り留めがなくなりました。この辺で。
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