日経の沢上篤人氏のコメント

浜口です。10月7日の日経の「VIEW POIN」というコラムに、沢上篤人さわかみ投信社長が登場されていました(「わからないものに手を出すな」)。

いつもながらの「沢上節」ですが、その含蓄の深さにあらためて再感動(この表現は不自然ですかね?)させられました。以下、珠玉のコメントを3点。

1.「投資家は自分の判断力を磨き、過度な楽観や悲観に走らないバランス感覚を養うことがいつでも問われる」
2.「上昇相場の勢いに乗ろうとしても、買いの勢いが失せれば一巻の終わり。その先には暴落が待っている」
3.「投資なんて安いときに買って高くなるのを待つだけのこと」

以上、一見なんてことないコメントのように思われるかもしれませんが、個人的には染みました。超ベテラン投資家ならではのエッセンス。僭越ながら、「いかにもその通りと」深くうなづかせていただきました(これも変な日本語ですか?)。

沢上さんの最新著「長期投資でご機嫌な人生を」廣済堂出版も読みましたが、この本によれば、以上は(特に3は)、景気サイクルが下降局面でないことを前提に「これでよろしい」という見解のようですね。

さて
今週の日本株は、いよいよ離れるかな?新興市場も、久々に底入れムードでしょうか。これは低位バリュー株投資家にも大歓迎なことです。

やっぱり、最終的には過剰流動性相場だと思うんだけどな。夕凪さんのご指摘にも近いのですが。

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