浜口です。新潟旅行ネタをもうひとつ。
新潟といえば水の都。その「2大大河」というべきは、信濃川と阿賀野川。旅行初日に、阿賀野川の中流で行われている「阿賀野川ライン下り」に行ってきました。目的は阿賀野川周辺の紅葉散策に加え、この川で取れる、秋から冬にかけて旬になるモクズガニを食べることです。
場所は、ガイドブックで見つけた「裏五頭山荘」。本来は宿泊施設なのですが、山の中の食事所としても人気が高いようです。
出所:裏五頭山荘HP
モクズガニ(ツガニといわれることもあります)のことを知ったのは、もう10年以上前のこと。私の好きな上海ガニとルックスが良く似ているので、興味を持った次第。
実はこのカニを食べることが出来るのは、新潟県には限らないのです。モクズガニは、太平洋側も含め日本全国山の中の川沿い観光地の、川魚料理を売りにしている飲食店のメニューの中に、たまに見られます。
しかし、旬の時期、取れた時期しか置かれていないケースが多く、ガイドブックには載っていても、「今日は入荷してませんで」「今の時期はちょっと・・・」といわれ続けて本日に至りました。本当に縁がなかった。すれ違いの人生でした。
今回はカニの入荷をきちんと確認、満を持しての出発と相成ったわけです。裏五頭山荘曰く:「カニは入ってますよ。雄も雌もいます。11月にかけてのカニは、ミソが固まっておいしくなるんだよね。旬の時期ですから。特に雌だね」だと。これは期待が出来そうです。
早速、岩魚定食(1500円?)とカニ2匹(時価:この日は2匹で1000円だった。雄と雌)を頼みました。
味は抜群!とにかくミソが濃厚でまろやか。とてもよくできた目玉焼きのとろっとした黄身の半熟部分に、カニの風味が遥かかなたに付加されているイメージ。ひたすらすする。要は、おおむね上海ガニですね。雌に比べ、雄は体は大きいが、ミソは少し緩めかな。でも秀逸!悪かろうはずがない。これで2匹で1000円はとても割安!
岩魚定食もよかった。岩魚も良いが、山菜が圧倒的。5つの小鉢があったので、何が入っているか聞いたら、しょうが、ふき、うど、なんばん、いもづき、とのことでした。
味といい歯ごたえといい、旬の山菜って、凄い存在感ですよ。これは健康に良さそう。
裏五頭山荘、今度は宿泊で来たいな。
さて、次回は相場のことを書きますね(笑)。
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