浜口です。1日3回書き込みは新記録(笑)。匿名希望様から、以下のコメントをいただきましたので、回答します。
某機関投資家の件の回答ですが(厳密に言えば機関投資家ではない可能性もあります)、四季報の株主欄には「CBNYDFAインターナショナルキャップバリューP」との記載があります(ちなみに四季報株主欄には約90銘柄の箇所に記載があります)-中略―
実は、私は浜口さんの信者です、「強い共感」大です、浜口さんと心中します(半分冗談で半分本気、迷惑でしょうがお許し下さい、もちろん投資は自己責任です)。
いろいろなファンダメンタル分析や数値分析を実践して、自分に一番向いている手法だなと思ったのが、浜口さんが推奨されている方法でした。Simple is best.職場でも「3年後にバブルがくるぞ!」と吹聴していますが、誰も相手にしてくれません(非凡なる少数派?)、まさにチャンス到来?
ただ、2007年(今年)は、1987年(20年前)・1997年(10年前)・2002年(5年前)と本当によく似ていると思うんですよ。3年先前後にこの波が頂点に達するだろうことを祈りながら。とりとめもない話を長々とスイマセン。
匿名希望様、「強い共感」ありがとうございます。世間の風当たりが強いでしょ?(笑)。
書き込みを拝見して、頭に浮かんだ一言。漫画家土田世紀氏の名作タイトル、「同じ月を見ている」。
一度もお会いしたことがなくても、住んでいるところは違っても、
お互い少数派の、遠くから「同じ月を見ている」仲間です。ニュアンスは概ねご理解いただけますね?
どうやら海の向こうの米国にも、同じ月を見ている輩がいるみたいですよ(笑)。「CBNYDFAインターナショナルキャップバリューP」について、わかる範囲で回答いたします。
これは「Commercial Bank of New York Dimensional Fund AdvisersインターナショナルキャップバリューPortforio」の略でしょうか?
Dimensional Fund Advisersはおそらくは米国の投資顧問会社で、ここが「インターナショナルキャップバリューPortforio」なるファンドを運用している機関投資家ですよ。
その資産管理業務(本邦においては、日本トラスティサービス信託銀行、日本マスタートラスト信託銀行のように、資産管理専門の信託銀行が行っているような業務)を受け持っているのが、名義人たるCommercial Bank of New Yorkといったところなんでしょうね。
Dimensional Fund Advisersなるところ、国内には拠点がないこともあり、当方には評判は聞こえてきません。おそらくは定量的な手法、つまり「農耕民族型」に準じたスクリーニング手法で銘柄を絞り込み、必要に応じて個別取材し、投資銘柄を決定している。運用資産の一部に、こんなバリュー型ファンドがあるのでしょう。日本株に限らずインターナショナルに、似通った手法により銘柄選別を行っているんでしょうね。米国から、同じ月を見ている。連帯感を感じますね。どんなファンドマネージャーなんだろ?
さあ、これからが楽しみですよ。
またまた早速のご回答ありがとうございます。米国の機関投資家ですか、驚きです。異国からも「同じ月を見ている」んですね。
私事で恐縮ですが、今回の一連の暴落で結構な含み損を抱えました(今年の8月上旬(8月の暴落前)から、この手法を実践中(苦笑))。しかし、不思議とビビッてないんです。以前実践していたファンダメンタル手法では強制的に損切りを実行していたのですが。これも浜口さんの著書「黄金サイクルと農耕民族型投資戦略」のある章の言葉が励みとなっています(もちろん、自分が過去を検証し、納得した上でのことです)。また、今回の暴落で浜口さんの本と、このブログで紹介されていた銘柄を少し購入いたしました。ポジショントークになるとマズイので、ここではその銘柄については述べません。歴史が繰り返される(景気循環説)ならば、おそらく最終の暴落は2008年の○月(内緒)ごろになると思われますので、そこが全力買いの最終局面ではないかと考えています。
しかし、私のようなアマチュアがプロの浜口さんとこのように「対話」をさせていただけるというのは、本当にありがたいことだと思います。前回の「黄金サイクル」時には、インターネットがなかった訳で。浜口さんがおっしゃるように、現在の環境で投資ができる私たちは本当に恵まれていると思います、感謝。
またまた、長々と失礼しました。