浜口です。久々にホテルねたを。
関西の某金融機関で、「現在の投資環境と今後の投資戦略」といった趣旨の話を垂れた後、関西の迎賓館の異名を持つ奈良ホテルに泊まりました。
HPには「桃山御殿風檜造りの本館は、明治42年創業当時の和と洋の調和した姿そのままに、懐かしさ漂う雰囲気で皆さまをお迎えします。隣接する新館は、本館同様、室内にマントルピースを設け、広々とした間取りと快適さを重視し、機能的な造りとなっています。」との、ホテル側のメッセージあり。創業99周年、皇室御用達で溥儀・乃木希典・ジョンレノンも宿泊。相手として、不足はなしです(笑)
一休COM特別割引のBed&Breakfast【大和の茶粥】(シングル新館)13000円也と、私にしてはやや奮発したのですが、チェックインしてびっくり。「本日はあいにくシングルがいっぱいで、本館のダブルをご用意させていただいております」とな・・・ネットの書き込みを見ると、「新館に泊まってよかったので、いつかぜひ憧れの本館に泊まりたいです」との記載が多い。本館のダブルのシングルユースって、本当はいくらぐらいするんだろ?? まあいいか。こんな部屋でしたね。
もうこのホテルは、存在そのものが芸術。重要文化財の中に宿泊するイメージ。明治時代の高級ホテルに来た気分。というより、NHKドラマの明治・大正時代の富裕層の話のワンシーンに、自分がいるよう。
歴史あるホテルながら、部屋は古くない。本館は全室禁煙とのこと、おそらく改装して間もない。天井高、広い部屋、大きなベッド、照明、静けさ、いずれも文句なし!!!バスタブが小さいのがタマにキズだが、そんな些細なことなんて吹き飛ぶ。
歴史の重み、伝統の美しさ。昼間は入ってくる日差しが、夜は黄熱電球の暖かいライティングが絶妙。バーがまた雰囲気抜群で、カクテル「マントルピース」はブランデーベースでこれまた最高。茶粥朝食も素晴らしい。ホテルマンも最上級!平日で、閑散としているのがまた良い。
とにかく、なにもかもが最高!別格としかいいようがない。これで感動しないという人がいたら、それに驚く。「社寺仏閣にはあまり興味がないから、奈良・京都はあまり関心がない」という向きにもお勧め。考えが根本的に変わること請け合い。
奈良ホテルは日光金谷ホテル、箱根富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、ヨコハマ・ホテルニューグランドとともに、クラシックホテルの仲間だそうで、連携しあってるそうな。クラシックホテルとは日本において主として明治時代~第二次世界大戦前に創業し、戦前の建物を使用して営業しているホテルのことだそうな。またこの類のホテルに泊まってみたいな。
こういうレトロな雰囲気って、女性が好きなんだよな、きっと・・・・。女性を連れて行くと、男性の株価急上昇間違いなし。まとまらない話も急にまとまる。。とな????
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