長期債が急落、日経平均は大幅上昇だが・・・

浜口です。金曜は長期債が急落(利回りは上昇)、日経平均は大幅上昇。銀行株は大商いで上昇ですね。ここのところ日本株は上がってきてますが、これをどう解釈するべきか?

今後株が下がるシナリオは、ここまでは買い戻しに伴う上げに過ぎないという見方ですね。中でも金曜はヘッジファンドの債券買いー日本株売りという「日本の悪材料発生期待ポジション」の巻き戻しが極まったに過ぎず、一巡したら下がるのが当然という見方。

一方で、悪材料出尽くしから上昇を続けるシナリオもある。例えば「米サブプライム問題は、米国は少なくとも金融危機は回避されたものの、景気後退懸念は残る。一方で国内は、減益決算がこれから発表されていく可能性が高い中、現状で悪材料折込済みという判断で本当に良いのか・・・・」という考え方がある。
このような常識的(?)な見方に対し、「そんなこと、市場参加者はみんな知っている。それを材料にした売りが峠を越したから買う。少なからぬ数のストラテジストが、早晩底入れと言っているし・・・・」というシナリオ。

私?現状では前者、特に金曜の上げは巻き戻しによる一過性の不純なもの(?)と考えますが、上がっても下がっても事後的にそれらしい理屈がつくのが相場というもの。正直、目先的にはどっちにころぶかよくわからない。

結論がこれじゃお粗末ですが、もう少し軽いポジションのままで待とうかなと思ってます。まあ、ぼちぼち行きます。

でも月曜以降、すぐ気が変わる可能性はあります(笑)。

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