70年代のオイルショックと今回との違い

浜口です

ある方から、70年代のオイルショックと今回との違いはなにかということを尋ねられました。一番大きいのは、70年代のオイルショックは供給サイドの問題、今回は需要サイドの問題という点でしょうね。

第一次オイルショックのときはOPEC加盟国は、原油価格の2倍の引き上げと、イスラエル支援国(要はアメリカと、その周辺国ですね。)への禁輸を決定しました。このことで日本は、アメリカからの原油輸入も難しくなった。つまり、石油の量的な確保が難しくなる懸念があったため、日本はパニックになったわけですよね。

翻って今回は、新興国の需要増を背景にした価格上昇と、それに投機筋が便乗している構図ですよね。量的な確保が難しいわけではない。高い値段を払えさえすれば、量は十分確保できる。ゆえに「価格がいくらになっても石油を使わざるを得ない向き」がパニックになるほどではないのが、現状ですね。

この場合、価格上昇が需要減につながり、結果、然るべきところで価格は均衡する・・・・というのが古典的な経済学の価格メカニズムなんですけどね。

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