2000年には、米国が戦略石油備蓄を放出

浜口です。出張中であり市場を遠くから概観するレベルなのですが、NY株がピーク比20%超の下落、ベアマーケット入りか?ということが言われてから、株式市場のムードが著しく悪化しているように思われます。

こんな中、昨日はNY株が反発。NYMEXの原油は連日下がっており、135ドル前後。これは一時的なのか???今後何か材料が出てくるのか?

2000年に、クリントン政権が米国戦略石油備蓄の放出を行い、それが原油価格の沈静化につながった経緯があったように覚えてます。このシナリオは今回ないのか???ということで調べてみると、「2004年8月段階では考えていない」と説明しているHPがありましたので、一応ご参考まで

http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei040826.htm

現在の原油価格になって、米当局の考え方が「放出」に傾いたということはないのかな?2004年8月段階では在庫はあるようですけどね。まあ、別途調べてみたいとは思います。

米国の上半期決算が来週以降本格化するが、これで目先の悪材料で尽くしになるのか????
常識的には出尽くしにはならないのでしょうが、株式は「突っ込み警戒」の状況でもある。まあ、あまり都合よく考えるべきではないというところか。

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