【明治維新にタイムスリップ?】萩本陣

浜口です。きびしい相場環境ですが、久々にホテルねたなど。

経済見通しの講演に、山口県は萩に行って来ました。宿泊したのは源泉の宿「萩本陣」。その名のとおり萩では珍しく源泉を持ち、温泉施設が充実。松下村塾、松蔭神社、伊藤博文旧宅のそばと良い立地。ゆっくりできました。食事も良かった。

しかし萩という町には、新鮮な驚きを感じましたね。街全体が、明治維新にタイムスリップしてそのままという素敵(?)な場所。とにかく街全体が、維新、維新、維新。

まず山陰本線東萩駅に着くと、いきなり「維新のふるさと」との横断幕。とにかくこの街のNo.1ヒーローは、吉田松陰。「松陰」と呼び捨ては許されない、タクシーの運転手、旅館の人、案内の人、みんな「松陰先生」と言ってますよ。そしてNo2はご存知、高杉晋作ですね。
マールバスという市内観光バスがある。2ルートあるんですが、名前はそれぞれ「松蔭先生」「晋作くん」なんですね(笑)。司馬遼太郎好きな向きには、この感じはたまらないでしょう。「世に棲む日々」の世界ですね。

萩のNo.3は伊藤博文になるんでしょうが、明らかに「松陰先生」のほうがはるか格上です。マールバスに乗ると、「次は松蔭神社です。松下村塾と、松陰先生の生徒で初代内閣総理大臣の伊藤博文の旧宅に行かれる方は、次でお降りください」というアナウンスがある。伊藤博文は、あくまで「松陰先生」の生徒という位置付けなんですね。まるで吉田松蔭・松下村塾ともなお健在であるかのよう。

それにしても萩は人通りが本当に少ないですよ。ANAの大阪ー萩・石見空港便は、乗客が一人しか乗っていないことがあったそうな(本当ですかね?)。改めて人口の東京一極集中を感じましたね。

Speak Your Mind

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)