メンタルブロックを打ち破れ

週間ダイヤモンド11月8日号に、大前研一氏の「ビジネスに心理学を活用せよ・・・個人金融資産を流動させるためメンタルブロックを打ち破れ」との主張が掲載されており、そのとおりと思わさせられました。以下、要旨を。

日本の個人金融資産は現在1500兆円あるが、これがバブル崩壊以前は700兆円しかなかった!!つまり「失われた15年」の間に新聞もマスコミも口をそろえて不況だというので、そう思い込んだ人々はフリーズしてしまい、メンタルブロック状態に陥った。その結果国民は財布の紐を固く締め、資産を溜め込んだ。不況のときに個人金融資産が倍になる国など他にはありえない。

②日本の個人金融資産1500兆円はGDPの3倍。仮に1500兆円の10%の150兆円が市場に染み出せば、日本の経済状態は激変する。これは国と地方自治体すべて合わせた税収の1.5倍。どれほど巨大な財政出動よりも絶大な効果がある。

「景気は気分」といいますが、実際そのとおりなんでしょうね。墓場にはお金を持っていけない。日本人は将来の不安に慎重すぎるんでしょうかね。もっとお金を使うべきなのか?

それにしても大前研一氏は、究極のポジティブシンキング男ですね。このオジサンは本当、凄いな。パワーをくれますよ。

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