岩手は花巻。鉛温泉「藤三旅館」

浜口です。NYは新安値と、厳しいですね。宿泊ネタです。

昨年末仕事で盛岡まで出かけた際、花巻は鉛温泉の藤三旅館に泊まりました。もうここは、素晴らしいの一言。とにかく味がある。宿の方々の対応もすばらしい。ここに来たら、今風のシティホテルなんて、コンクリートの塊に壁紙張っただけのように思えてきますよ。花巻駅からバスで30分ぐらい。

旅館の開業は1786年。現在の建物は、火災があったために戦前に再建されたとのこと。風情満点。メインの温泉は「白猿の湯」。混浴です。HPのトップに掲載されているお風呂ですね。あと露天風呂の「桂の湯」もよかったな。

とにかくこの旅館、昭和の時代の大型温泉旅館にありがちなチープさがまるでない。大型風呂を売りにする昭和50年代のテーマパーク型リゾート旅館は、これが古くなるとニセモノチックになって悲惨ですが、藤三旅館のような本物は、古くなればなるほど味が出る。

私が泊まったのは「旅館部」ですが、これ以外に「自炊部」もある。名が示すとおりで、こちらはよりシブイ。年配の連泊者ばかりと思ったら、結構若い女性も泊まってるそうな。「癒しを求めて」ということなんでしょうね。

とにかく、盛岡・花巻地区に泊まるのであれば、ここがイチオシですね。時間に余裕があれば、ビジネスでも十分OK。ほんとはここに決める前は、近くの「結びの宿・愛燐館」という宿にしようとしたんです。でもこのネーミングだと、ビジネスにはちょっと・・・。領収書を会社に提出することを考えると・・・渡辺淳一の世界を連想されそうですよね。

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