浜口です。上海総合株価指数は、とりあえず上に抜けてきましたね。あとここもと、バルチック海運指数も底打ちしたようにも見える。
一方で本日朝自宅に届いた日経ヴェリタスによれば(以前は会社購読分を読んでましたが、経費削減による部数減で自費で自宅でとるようにしたので、配達日である日曜に読める次第)、見出し記事は「欧州が危ない」とあり、中にはトヨタ「来期も赤字」現実味という記事もある。
これらを見ると、世界的な経済回復(経済復興?)は徐々に途につきつつあるも、順番としては新興国の一部(特に中国)が先で、先進国はその後ということなのかもしれない。
となると、日本株はここから銘柄間格差、というより業種間格差が出てくるようにも思える。アバウトですが、アジア景気敏感、市況関連などの戻りが先行し、電機、車等がそれに遅行するという仮説が出てくる。さあどうなるか?
蛇足ながら:
この考え方の欠点(?)は、これがいかにもありがちで平凡なシナリオで、まっとうすぎること。「合理的な天邪鬼」を良しとする、当方の価値観(?)に反する。あと「銘柄間格差」っていう言葉自体、少し恥ずかしく(笑)、個人的には、あまり使いたくない言葉なんです。
まあ市場に銘柄間格差・業種間格差が出てくること自体、市場の正常化を意味するという側面もあるんですけどね。
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