あらゆる点が「プチ上質」リーガロイヤルホテル

浜口です。久々ホテルねたを。

昨年末近く、関西の迎賓館と呼ばれる西の名門、大阪は中ノ島、堂島川に面したリーガロイヤルホテルに宿泊しました

このホテル、名は通っているものの、ビジネスユースのシングルはこれまで、老朽化が目立った印象でした。正直、じゃらん、楽天等のネット経由のホテル予約HPの口コミ評価もあまり良くなかった。しかしこれが2007年7月上旬から順次改装オープンしているということなので、改装後の部屋に泊まりました。楽天トラベルに「【楽天独占】リニューアル 記念 シングル・朝食付 ¥9900」という格安メニューがあったため、これを利用しました。ただしネット使用料が1000円かかるため、実質的には11000円の宿泊ということに相成りますね。

部屋は広くはないが、狭さを感じるほどでもない。必要十分で、クオリティは一言、「プチ上質」。当たり前の話ですが、やはりビジネスホテルとは違いますね。チェックイン14:00、チェックアウト12:00の時間がありがたい。チェックアウトの時間までなるべく長く滞在したくなります。実際、この原稿も、このホテルでチェックアウト直前に書きました。ホテルマンの作法もとても素晴らしい。東京で言えば、駅からの不便さが逆に非日常感を醸し出しているのはホテルオークラ東京のイメージですが、ホテル全体のイメージは、むしろ「帝国ホテル」に近いかな。

朝食は、プールサイド近くの洋食バイキングでしたがまずまず。不満なし。最近は、なだ万の和食も選べるようになっているメニューもあるそうな。この選択肢があるならおそらくはこちらのほうが正解、魅力的に思えます。

足が不便なため、大阪駅との行き来にシャトルバスを利用する人が多い。滞在日の夕方は、ホテルで何かの企画があったのでしょう、とても多くの上品なおば様たちが、大阪駅もしくは淀屋橋駅行きのシャトルバスをホテルの待合室で、待っていました。結果的には2台ぐらいバスを待つことになったのですが、この待合室の雰囲気が悪くない。おば様たちも「待ち」を楽しんでいるようで、嬉しそう。バスも普通のシャトルバスよりやや上質。ホテルの出口近くが渋滞してましtれ、3回ぐらい信号が変わるのを待ってやっと大通りに出る有様でしたが、バスに乗っている間もなんとなく優雅な感じ。問題なし。

このホテル、本当はビジネスユースには不向きなのかもしれない。実際、気が短い人、時間がギリギリの人には向かないのでしょう。でも、ホテル滞在自体を楽しみたい向きには、様々な点が「プチ上質」であるため、いろいろ小さなことでも嬉しくなる、そんなホテルなんだろうだと思います。よい意味でやや非日常的。また泊まりたいな。

⇒現在はホテル近くに京阪中之島線の駅ができましたので、ビジネスユースにより便利になりました。

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