ある方から以下のコメントがありました。回答します。「当方は海外投資家が買ってくれることを期待している」とは、一言も書いていないのですが・・・
海外投資家の多くは、日本株は世界の景気敏感株と認識しています。足元のような世界景気、とりわけ日本景気が
ガタガタの局面では、「売り越しでもまあそんなもんだよね。仕方がない」と当方は思ってます。国内機関投資家の多くも同様でしょう。
世界的に景気が回復してくれば、海外投資家の資金は、世界の景気敏感株たる日本にも入ってくると考えます。まあこれまでのように、レバレッジをかけてというわけではないのでしょうが・・・
ちなみに大前研一氏は、世界的な余剰資金は、世界的に相場が暴落したいまでも、3000兆円程度はあると推定しています。「運用せざるを得ない」資金ですね。
質問内容
海外投資家の2000年以後の買い越し額と、2008,2009の売りこし額を計算すると、海外投資家の売りはまだ序の口であることが分かります。またバブル頂点のころくらい海外投資家が買ってくれることを期待するのは危険だと思うのです。
なお当方、出張が続くため、次回の書き込みは4月になりそうです。あしからず。
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