バフェット氏からの手紙

浜口です。

本日宅配された日経ヴェリタス3月8日号に、「バフェット氏からの手紙」という記事がありました。『米著名投資家ウオーレン・バフェット氏から手紙が届いた。経営する投資会社の株主にあて、年1回出している恒例のご託宣だ。』ということで、内容を2ページにわたり、紹介しています。なかなか読み応えがありましたよ。一部、引用紹介します。

・ 市場の混乱は我々の投資活動に追い風。投資にとって悲観論は友、ユーフォリア(陶酔感)は敵だ。
・ 靴下(socks)であろうが、株(stocks)であろうが、高品質のものを値下げされたときに買うのが好きだ。

市場参加者が悲観論に傾いているときは価格も下がり、皆が浮かれて相場全体が上がっているときに比べ、投資の好機。手紙の中では時にジョークを交えながら、「危機のときこそ果敢に動く」という逆張り投資家の哲学を改めて示している・・・・とのこと。【引用終わり】

さすがですね。まったくその通りだと思います。

グリーンスパン氏は、現在の経済は「100年の津波」に襲われていると言った。もしそうだとしたら、津波が引くまで待てばよい。さらに言えば、津波が引くときに乗っかればよい。

今、世界では、「100年の津波」でガタガタになった経済を、世界各国のお歴々が修復しようと、必死に働いてくれている。その努力が奏功するともし考えるのであれば、投資家の立場なら、株価が安い状況で現物でポジションを取っていれば良いと思う。買いコストは安いに越したことはないが。信用リスクには注意が必要だが。

相場が経済に半年先行する。となると、経済に対する逆風が最大になりそうと思しきときに、おおまかに分割で入れて待つぐらいしかやりようがないと、当方は考える。

まあ高見の見物でゆっくり行きます。当方は投資家の立場、マスコミ関係者・ジャーナリスト業種ではないので。彼らとは違い、大騒ぎしても、財布が膨らむわけでもない。

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