浜口です。前回の続き。松下幸之助歴史館では、幸之助翁のビデオを見ながら、様々な訓話を聞くことができます。
翁は最近流行の「ポジティブシンキング」に近い内容を、40年近くも前に説いていることに驚く。アプローチが「和風」なこともあり、入りやすい。
ご参考まで、当方が聞いた訓話の中で、感銘を受け書き留めたものを以下に記します。
・同じことを説明しても、相手に理解される人とされない人がいる。熱意の違い。相手に感動を与えることができれば、ことは成り立つ。
・私は命をかけて仕事をしたことが何度もあるが、その結果本日に至るまで、命はなくなっていない。むしろ健康に良かった。そればかりではなく当然、成果も上がるばかりだった。
・運が強いことは重要。人間を評価する場合、幸運であること自体が偉いということになる。
・楽観主義が良い。松下は神経質だが、徹底的に楽観主義になるよう自分自身を誘導した。
・成功を信じることが大事。成功するまでやめないこと。
・知識は、それを行使する知恵が必要。政治学は学べても、実際の政治は学べない。経営学は学べても、実際の経営は学べない。
・私は素直な人が好き。素直だから信念が持て、それが強さにつながり、非常に力が出る。
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