堺屋太一氏の新著「凄い時代」。日経新聞でこの本の広告を読んだとき、これはmust buy だなと思いました。本日これを買いまして、少し読みすすめたところです。
表紙と表紙の帯には、「凄い時代」・・・勝負は2011年世界不況いまだ止まず・・・・「二番底のあとにはまったく新しい世界が」と記載されています。株式投資家の立場からは、これは穏やかではないですね(笑)。以下、「金融不況から実態不況へ」の記載を少し紹介します。
金融危機は地震に似ている。騒ぎ出したときには、揺れはもう終わっている。(中略)だが、それで危険と苦痛が終わるわけではない。大地震の場合、高度に発達した都市では、その後のライフラインの途絶による被害と苦痛がはるかに大きい。経済も同様で、世界は「救援、復旧、再建」の長くつらい道を歩まなければならない。
しかしながら、どうやら必ずしもネガティブな話ばかりというわけではない。2011年を境に、世の中が大きく変わるというのがこの本のテーマのようです。氏の「地価革命」の延長線上の話のようにも思える。いずれにしろ、これから読み込んでいきます。
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