先週の株式市場など

浜口です。あまり根拠と取り留めのない、相場に関するつぶやき。

先週の株式市場は、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ブラジルなどが年初来高値を更新。日本は現在のところ出遅れてる。あと通貨で言うと、ユーロが年初来高値。ドル独歩安ながら、ここ何日かは少し戻したところ。

日本株は業種的にはテクノロジー・資源はそこそこなんでしょうが、銀行関連がぜんぜんダメ。海外の銀行株が良く上がっているのと対照的。

JPモルガン証券の北野一さんの10月5日付レポート「風が吹けば桶屋が儲かるか・・・株式市場で評価されない鳩山政権」を見ると、新政権の株式市場への影響という点では、アンケート結果はポジティブが20%強、ネガティブが50%との評価。日本株はこれとドル安の影響が大きいのかな。

問題は今後、日本株が世界の株価にキャッチアップする展開になるのか否か、あと業種的には循環物色展開になるのか、爬行相場になるのか。

銀行株の不振について、取り巻く環境は既にご案内の通り。モラトリアム問題、JAL問題、あと一番重いのは自己資本規制の強化がらみの再度ファイナンス懸念と、八方塞・三重苦状態。市場はこれを反映。

でも当面、銀行株について現状想定されている以上に悪材料が積みあがる可能性が低いことを前提にすれば、ここからは時間の経過とともに悪材料を「こなしていく」展開となる。転換点がいつかの判断は難しいが、海外の銀行株と比較して出遅れとの評価から、方向としては上かなと現状思ってますが、さあ、どうなるか。

銀行株に元気が出れば、市場全体も上に行くと思うけどな。銀行株が上昇すれば、日本株も世界の株価にキャッチアップするのか。あと、中国株が底入れしそうな状況も心強い。魔の9月10月も、そろそろ終わるし。

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